2022年07月09日
PSG-1用ショートマガジン
このショートマガジンはフロアーが長くてマガジン内の弾を全弾撃ち切ることが可能というのは知っていましたが、コレクションとして持っていたようなものでして、実際に使ってみてその良さを実感した次第です。マガジンみんなこうしてくれれば良いのに。
次世代あたりボルトストップするということは撃ち切れるのでしょうか。次世代撃ったことないです・・・
今まで使ったことが無かったのはうちのG3には似合わないんですよね。スナイパーライフル風でもスポーター風でもなくオリジナルのバトルライフル風のため。
文章を画像の横に並べてみましたが、画像を小さくしないとバランスが良くなりませんね。
2022年07月08日
エンフィールドのネジ
エンフィールド銃は美しい銃だと思いますが、たまたまデザインが良いというだけの話ではないです。
トリガーガードを留めるネジを見ても、ネジの頭がトリガーガードの曲面に合わせてあり、
邪魔な出っ張りが無く、見た目も上品。
マイナス溝も縦になるようにしてあり、手を前後に動かすときもひっ掛からず、見た目も統一感があります。
ネジの頭が長い状態で一度ストックにねじ込み、外して縦方向に溝を入れ、
取付後にトリガーガードの曲面に合わせて削っていると思われます。
手間をかけた加工です。
90°緩めると単にネジが浮き上がっただけではなく、周りの形状と合わなくなります。
なので、ネジ溝が変な向きを向いている個体は、一度バラしていてネジの曲面が合っていない可能性が高いです。
バットプレートのネジも同様です。
特に上の角は曲率が大きいですね。
もちろん、これらのネジは互換性がありません。
手前のウエストリー・リチャーズも同様に加工されていますが、
奥のウィルソン銃は普通の丸いボタンネジのようなものがついています。
こういうネジの銃が多いですね。
ウィルソン銃でもバットプレートは出っ張りを嫌ってかエンフィールド銃と同様になっています。
全ての個体がそうかはわかりませんが。
2022年07月04日
錆び落とし
日本銃砲史学会用に論文を書くのに写真を撮るための火縄銃の錆び落としをしていました。
前の持ち主が薬品かなんかで錆を落とそうとしたのか、鉄の地の銀色っぽいところと茶色いところがあり、
自然な黒い部分がほとんどありません。
銀で出来た部分も磨きましたが、前の画像と違いが判るでしょうか。
以下、錆取り前と錆取り後を並べてみます。
自然な黒い色に近づいた気はしますが、まだ赤錆が残っていますね。
鉄の地が出ているところは黒染めしないとダメでしょうか。
全部磨きあげて黒染めすれば見た目は綺麗になるのでしょうけど、あまり好きじゃないんですよね。
割とどうしょもない銃の相手ばかりしていて、
お気に入りに銃に触れる時間は短い気がします。
それが悪いわけではありませんが、何とも微妙な気分です。
画像ではぱっと見でどちらも同じような火縄銃でしょうか。
2022年07月03日
WE P90
WE製のP90を入手しました。
FN標準のドットサイトではなく、自分でサイトを用意するレールタイプです。
アイアンサイトもついています。
ボルトハンドルは両側から引けます。
左利きにも対応というのは結構長所と言われていますが、
一般の軍人や市民ではなく、特殊部隊でこういう銃を使う人は右利きに直してしまっている気もします。
色々な銃を使うでしょうからね。
まあ、基本的に短所にはならないでしょうし、右利きでも左手で撃つから間違いなく長所なのも確かです。
チャンバーシステムが電動ガンのようでマガジンリップなどはありません。
ボルトも前側が短くリアルな感じではありません。
弾が無くなるとボルトが完全に閉鎖されなくなって動きが止まりますが、
マガジン側に空撃ち作動用のフロアーストッパーがついています。
マガジンのガスタンクが本体内のガスタンクと接続され、本体側に放出バルブがあるタイプです。
そのため、排莢口からはボルトが見えません。
せっかくのガスブロなのに残念です。
ところで、ガスガンは特にそうかもしれませんが重心が後ろすぎるので、
肩に当てるのをやめると両手でも片手でも持ち歩きにくいです。
移動時はこの部分をキャリングハンドルにするのが良いのかなと思います。
むしろ、そうするためのデザインでしょうか。
撃ってみると本体が重いからか、そんなにリコイルを感じないですし、小気味よく動くといった感じもしません。
トリガーの感覚もイマイチ。
でもって、外観上で撃っていて動くところが全くないんですよね。
P90であるということ以外はちょっと贅沢な作りの25年前のガスガンと言った感じです。
30年でもいいですが、分解などは実銃のようにできるので可哀想かなと。
逆に言うと分解もしないで表面上触っているだけだと本当に・・・
まあ、P90が好きな人とか、色々コレクションしていると変わった銃も欲しいという人のための銃でしょう。
とりあえず長物のガスガンが欲しいという人には勧めませんし、欲しい人は買うのでしょう。
ただ、P90らしさが売りなのですから、ドットサイトは標準で欲しかったですね。
例え実用性が低くて使いにくいサイトであっても。
2022年06月25日
カービン銃
実家で探し物をしていて久々に手に取ったマルシンのM1カービン。
父親のものをもらったのが最初に手にした長物です。
今でもカービンサイズは好きで、FALやM14なんかは見ている分には好きなデザインですが、長さや重さから扱いにくく感じます。
バトルライフルでもG3なら大丈夫です。
M4も短いのが好きですね。
古式銃でもカービンサイズが好きです。
当時では今以上にバレル長での威力の差があったかもしれませんが。
騎兵銃は歩兵銃よりも後装銃の採用が早かったと思います。
たとえ不完全なものでも、馬上の装填のしやすさが重要になると。
騎兵は色々と速度が重要ですからね。
国内でエンフィールド銃の短いのを騎兵銃と売っているのを見かけますが、ほぼほぼ砲兵銃です。
長さの違いもそうですが、当時の騎兵銃には基本的にサドルリングがあります。
逆に、これがついていると騎兵銃として作られたとわかります。
2022年06月24日
完璧な冠落し
理想の短刀を求めつつ買い替えつつ4本目で刀身は好みに85%一致、拵えは60%ぐらいの短刀です。
刃渡り20.7cmはちょっと長いです。
もっと好みに合うものが手の届く額であれば買い替えることになるのでしょう。
小さな鍔はありますが。
登録証ではあいくちとなっています。
刃渡りが大きいこともあり、割と攻撃的な感じがします。
斬るよりは突くでしょうね。
白鞘状態での画像ですが手放した3本目と比べるとしっかり冠落しになっていて稜線が刃先で交わります。
完璧な短刀ではありませんが、完璧な冠落しです。
これが手頃な値段だと中途半端な鵜の首造みたいなのが多いです。
何であってもきっちりした形の物は美しい。
最初はきっちりしていてもいい加減に砥がれたものも多いのでしょう。
樋(溝)の形も削り込みに合わせてあって良いです。
鉄の地は組織が細かそうですね。
銘は嶋田住源義助ですが全然知らないです。
前にヤフオクで刀身も拵えも好みにほぼ一致というか、拵えに関しては探していた以上にデザインが気に入ったものの、
鞘の漆が剥がれている箇所があったり、高かったので入札しなかったのをずっと後悔しています。
まあ、誰も入札していなかったのでやっぱり高かったのだと思いますが、
漆を修理に出すのと気に入ったものを見つけるのとどちらが大変かですね。
どなたかが気に入って買える値段の物が出物であるというのはよく言ったものです。
これに信頼できる相手でと言うのがついていたかと思いますが。
2022年06月22日
92系
先日購入したガス漏れするKSCのM92エリート1Aの修理をしました。
まあ、放出バルブ側の清掃だけで直りました。
今回はわざわざバラしませんでしたが底側は面倒な専用パッキンタイプな気もするので楽な方で良かったです。
今更ガス漏れが怖いなんて言ってはいられないのですが。
フロアーとかを見てるとMGC系の面影を感じますね。
ガス漏れを直したら作動は快調。ホールドオープンのストロークは短いですね。
グリップがストレートなのは良くも悪くもオリジナルの丸いタイプと優劣を感じず。
しかし、レールに合わせて形状変更されたトリガーガードが全くもって相性が悪い。
いつもの感覚だと指が滑り落ちてしまいます。
というわけで、我が家のガスブロM92系ナンバーワンの座は引き続きMGCのM96アイノックスとなります。
いえ、今はこの2丁以外を持っていないのですが・・・マルシンのガスオぺは対象外とします。
マルイの新型M9でもそのうち買いたいところです。
2022年06月19日
ニップルプロテクター
エンフィールド銃の特徴という人もいるニップルプロテクター(火門蓋)を購入して取り付けてみました。
今までにエンフィールド銃は何丁買っていますが、どれにもついていなく、
エンフィールド銃が好きだというなら使ってみなければと思ったため高かったものの購入。
本当は更に革製のクッション材が上側についているようですが、それが残っているのは日本では見たことがないような。
購入時から手前側が丸く光っているのは、前の銃でそこに当たっていたのでしょう。
クッション材が無いとハンマーがニップルを叩かないのは確かですが、
やはり当初の役割を果たしていないのでありがたみは無いですね。
裏側はニップルのレンチのかかる四角い部分合わせて四角い穴になっています。
雷管を着けたままニップルプロテクターを取り付けられるわけではないので、
安全装置などではなく、本当にニップルを守るだけ。
しかし、空撃ちでもしない限りは無くてもニップルが傷むことはないような。
革のクッションがニップル上部の穴を塞ぐならば、マズルプラグ(銃口蓋)と合わせて銃身内に水が入るのを防ぐとかにはなりそうです。
正直、あまり必要性を感じず、下手をすると邪魔なだけ。
日本で残っているのが少ないのは邪魔で外されてしまったかもしれませんね。
何かに引っかかったりしますし、それこそ動き回った後に銃身やら銃床の上(ニップルの後ろあたりに乗ると撃つときにハンマーが下がりきらず不発になる可能性があります。
ちなみに、この個体はチェーンが残っていてニップルプロテクターだけ無くなっていたので、
故意ではないとわかる反面、引っかかるのは確かなのでしょう。
まあ、チューンだけ残ったのをそのままつけて射撃したり洗浄したりしている人間に邪魔だと言われてくないでしょうけど。
あとは銃床に傷が付く原因なのも気を付けないといけないところ・・・
2022年06月18日
懐かしの
マガジン無しのマルキャパがガス漏れのKSCベレッタと合わせて6000円だったので安さにつられて購入。
ハイキャパ5.1は高校生時代の愛銃だったので懐かしいです。
マガジン無しなので余計に軽く感じますが、安っぽさもそれらしさと言えなくもない。
グリップ前面の角が手の変なところに当たるのも記憶の通り。
大学時代にレースガン風にしようとして壊してしまい、その後はあまりエアガンを撃つこともなかったので買わずにいました。
カスタム品とか4.3、5.1Rは手にした時もありましたけど、ただの5.1は久々な気がします。
持っているだけで撃ちもしない4.3のマガジンを使って、いくらか撃ってみようかなという気分になります。
最近は動作確認以外は気が向いてもエアコキや電動ブローバックしか撃っていませんでしたけどね。
2022年06月17日
良いと思ったものの
虫食いの銃床の穴を埋める木片を作るために実家からカラクリがエンフィールド系ジャンクの銃床を取ってきました。
ボロボロですが後装銃の銃床ですね。
フレームやバレルを下からネジで固定するようになっていますね。
色がかなり白いですが、木目は割と密ですね。
画像の中心部を少し削りましたがあまり色は変わりませんね。
削った部分に亜麻仁油を少し塗ると色は若干濃くなりました。
それでも修理したい銃床の塗装を剥いだ部分と同じぐらいですね。
黒い塗装を剥がして油を塗り直すつもりですが、着色はするつもりがないので色は揃えておきたいところ。
直す方はかなり柾目の度が強い銃床なのも気になりますが、修理に関してはあまり関係ないでしょうか。
適当な木材や銃床を買うか、もう一度実家に行って散弾銃のジャンクの銃床か何かで色が良さそうなものがあるか探してみます。
同じ時代のエンフィールド系の銃床が一番だと思ってはいるのですが、買おうとしても高額ですし、
エンフィールド系でも木の種類に差があるかもしれませんね。
2022年06月13日
古の
ジャンクのCA870のフロアーが見えないマガジンを分解したらSMブルーBB弾がいました。
今の時代に見ると思わなかったと言うべきか、今の時代は知らない人の方が多いから起こってもおかしくないと取るべきか。
本体が無事で良かったです。
いや、マガジンも直りましたけど。
2022年06月11日
クラウン繋がり
昨日からクラウン繋がりでP38です。
これは製作者がバレルにライフリングを掘っていました。
実際に幅のある溝を掘っているのではなく、ケガキ線2本で一つの溝を表現しています。
まさに模型製作といった感じですね。
こういう割り切りがなかなかできないです。
2022年06月10日
心臓に悪い
筒抜けの銃身を見ると心臓に悪いのはモデルガンユーザーの宿命でしょうか。
それがほぼ樹脂でモナカのプラモデルでも。
合法な銃なら鉄製の筒抜けライフリング入りのバレルも怖くありませんが、銃より法律が怖いのです。
クラウンのウッズマンは薬莢内のバネで弾丸を飛ばすオモチャで純正で筒抜け。
エルエスのプラモもそうでしたが。
そのせいか、悲しいことにマズル部で30口径ぐらいあります。
不安になるのはエルエス製品と比べるとちょっと出来が良いのもあります。
あっちは樹脂の強度も通常のプラモデル並みなので、
動かすだけで壊れそうというか、動くように作る段階で難しいですからね。
ちなみに、クラウン製ウッズマンはプラ製で肉厚なマガジンと軽さ以外はかなり出来が良いです。
マガジンもプラなりに頑張っていますけどね。
2022年06月07日
虫食い
銃身の修復の目途が立ったエンフィールド銃は銃床の方にも手を出すことに。
と思ったら虫食いが多い。
穴の見えるところだけでなく、表面に沿って空洞が合って薄皮だけになっているところも多い。
自分が持っている間にこんなことになっていると悔しいような情けないような。
キクイムシの殺虫剤を探しつつ、二年ちょっと前のヤフオクの画像を見てみるとすでに結構虫食いが・・・
こんなに酷かったっけと記憶力の無さが発覚しただけでした。
画像で全箇所見れはしませんが、確かにあったのを思い出しました。
多分、広がってもいないですね。
銃身を外したまま一年ぐらい経ってます。
しかし、どうやって修理すべきか。技術はないけどパテも好きじゃない。
後はオイルを塗り直さないといけないのですが、オイルを塗り直す前に修復すると後で色が合わなくなりそうで、
オイルを塗った後に修復だとオイルが染み込んだ部分は補修のためのものがくっ付きにくそうですね。
我ながら直したところでそんなに良い状態にならないものに労力をかけてるなとは思いますが、
古い銃が銃として蘇るのも浪漫かなと思います。
まあ、高いのは買えませんし、手を加えるのも怖くなりますけどね。
ところで、火縄銃は洋式銃と比べると虫に食われている率がかなり低いような気がします。
木の質よりは表面処理の良さでしょうか。
2022年06月02日
ダイヤモンドドリル
折れた尾栓の中で折れた2mmのドリルを取り除くため、ダイヤモンドドリルを買ってみました。
中が中空なのでドリルを削らずに、ドリルの外だけ削って除去する算段です。
元々4mmちょいまでは広げる予定ですしね。
ドリルもそんな深くは入れなかったので何とかなると良いのですが。
アマゾンで10本セットで1200円と驚きの安さで、昨日頼んで今日届くのはやはりすごいです。
使うのは週末の時間があるときにするものの。
そんな安物なのでまとめて入っていました。
これは開封後に入れ直した画像ではありますが、ダイヤモンド工具が工具同士当たる状態で入れられているとは。
使う予定じゃない径の一つは先端が変形して丸じゃなくなっているのもありましたしね。
ダイヤモンド工具は母材を割と単純な形にした後でメッキでダイヤモンド砥粒を電着するだけなので割と簡単にできるのでしょうね。
チューターのビットでも超硬ビットなんかの方が複雑な形状でエッジも立てなければいけないのでダイヤモンド工具ほど安物はない気がします。
まあ、それでも十分安いものもありますが。
今回のドリルもダイヤが着いているからには削れないことはないのでしょうけど、すぐにダイヤが落ちないように少し優しく使うことにします。
2022年06月01日
木ストの
近頃は長物だと古式銃かM4と両極端なものを触ることが多かったのですが、
クラシックな現代銃という間ぐらいのものを出してみるとまた趣が違いますね。
構造はとにかく、見た目は古式銃よりもシンプルな感じすらします。
シンプルと言うか、洗練されていてスマートな感じでしょうか。
まあ、木ストなどの状態のチェックがメインの目的だったのですが。
現代銃でも木ストの銃はいいですよね。
2022年05月31日
地道な作業の末
エンフィールド銃の3バンドの潰れていたニップルを取り外せました。
前にプラグ(尾栓)は外せていたのですが、ニップルの先端が無くレンチかけ部分も欠けていたので取り外しに時間がかかりました。
錆で強固に固着していたので、欠けていた残りにしっかりかかるようなレンチを作ってもニップルがさらに欠け、
マイナス溝などを掘ってもやっぱり破損して取り外せず。
ニップルのネジ自体を削って除去するにも焼きが入っていて硬いので、ドリルも歯が立たずリューターで少しずつ穴を広げていってました。
リューターでも時間がかかって飽きるので、毎日風呂を沸かしている時間に少しずつ削っていました。
まあ、リューターで削っているのはこれだけでないのですが。
オネジの穴を広げてネジ山だけにしても、メネジに固着したネジ山が外せなかった(硬くて折れやすく、曲げて取り除きにくかった)ため。
インチタップまで買って、それを使ってようやく除去できました。
タップは一山最初にかみ合わせられたら結構上手くいきましたね。
これでまともな形状のニップルが取り付けられるので、あとは銃身内にブラシを通して錆を取れば射撃も可能な状態になりますね。
ただ、3バンドの39インチ(1メートル弱)銃身にブラシを通して錆を落とすのも非常に骨が折れる作業ですが。
今日は定時で帰ったのでたっぷり時間があり、ニップルの除去が終わった後は、先日買った5分玉(約6mm口径)の火縄銃の折れた尾栓外し。
購入時から尾栓の頭が無く、少し奥まったところで折れた状態です。
ネジの内径も7mmぐらいなのであまりとれる手段が無いです。
左ネジのタップを切って、ネジを入れて叩いたり回したりしながら取り外そうと、まずは1.5mmのドリルを通すとなかなか真っ直ぐ開いて満足。
ちょっとずつ広げようと2mmドリルと通して抜くときにあっさりと折れて・・・
抜くときに逆回転にさせちゃったんですよね。
ドリルもリーマーも逆回転だと抵抗は減るのですが、逃げキリコを噛んでしまいがちで本当はよくありません。
さて、ハイスのドリルを取り除かなければならないので、これも地道なリューターコースですね。
ハイスは超硬ビットでもダイヤモンドヤスリビットでも大して削れる感じがしませんが・・・
2022年05月29日
たまにはお勉強
古式銃については実物を触るだけではなく資料でも勉強して理解を深めていかねばなりませんが、
当時物の手書きの物はほとんど字が読めず。
印刷物の時代の物になると字は読めるので大変助かるのですが、そのまま載せてある分はやはり理解が難しいですね。
古文書の読み方をしっかり理解するのは諦めて、何回か読んでたら段々と理解していくだろうぐらいに繰り返し読んでいます。
古式銃自体の手入れも続けていますが、地道かつ地味な作業ばかりでブログに載せるような段階にはなかなかならないですね。
2022年05月22日
アクセレータ
ポイントのルガーP08をいじりながら、ルガーのショートリコイルは特別だと思ったので思い立ったことを書いてみます。
まず、普通のショートリコイル、例えばガバメントなどはスライドがバレルと一体となって弾丸発射のリコイルで後退し、
弾が出て反動が無くなった後に慣性で動いているスライドとバレルのロックが解除され、バレルはフレームに当たり後退が止まり、
スライドだけがリコイルスプリングの圧縮で速度を落としながらも最後まで後退していくことになります。
P08の場合は弾が出た後にトグルがフレームに当たり、上下方向の速度がゼロだったのが突如上に蹴り上げられます。
ボルトもバレルエクステンションに対して相対位置が後退します。
少なくともこのエアガンではトグルがフレームに当たってから、バレルエクステンションが後退を終えるまでの距離と、
ボルトとバレルエクステンションの位置の変化の長さが同じぐらいです。
それだけでボルトの速度が倍ぐらいになったことになりますが、実際に比例的に距離が変わっているわけでもないことや、
トグルの上下も考えると重たいバレルエクステンションに蓄えられていた運藤エネルギーが軽いボルト周りに移されて急加速するはずです。
つまり、アクセレータ(加速器)付きのショートリコイルなわけですね。
44オートマグみたいですね。
弾が出るまではボルトは軽くてもバレルエクステンションの重さで後退速度を遅くし、
弾が出てからは重いバレルエクステンションに蓄えられたエネルギーで軽いボルトを高速運動させる。
ルガーの回転が速いというのは単純にボルトの軽さとリコイルスプリングの強さだと思っていましたが、
よく考えるとボルトを速く動かすメカニズムが搭載されていたわけです。
ルガーは保持が悪いとジャムりやすいなんて話も聞きますが、
もしかすると保持が甘いとトグルとフレームが当たったときにエネルギーがフレームに逃げて加速が上手くいかないのかもしれませんね。
2022年05月07日
連休なので
連休だから普段触らないものを触ったり。
1/3スケールの半完成で買ったSAA。
フル可動(ファイヤリングピンは上下に遊びませんが)をカチカチと動かすと純粋に凄いなぁと。
動くように調整は得意ですが造形が苦手なので仕上げをできず数年放置。
ミニチュアって仕上がりで全く違う印象になってしまいますからね。
本当に仕上がりが良いものは画像ではミニチュアとわからないぐらい。
市販品のミニチュアなんかはエッジがダレているせいでミニチュアとすぐわかるものが多いですね。
実家に放置のウィットウォース銃も久々に眺めてると、
かなり錆だらけなのに黒染めが残っているところは綺麗だなぁと思ってしまいます。
普通の黒染めされた鉄の棒との違いを聞かれると困りますが。
それに作りはエンフィールド銃と同じようですが微妙に出来が良いんですよね。
ウィットウォース銃は弾道の落差が小さく命中率も高いが、六角形のライフリングが摩耗しやすいと言われています。
多少摩耗したところでしっかり回転しそうですけどね。
弾はエンフィールド銃より小口径ですが長さがあるので弾の重さはエンフィールド銃と変わらず。
小口径の重量弾では初速を確保するには高い圧力が必要となり、エロージョンが進みやすくなります。
また、エンフィールド銃のように弾が広がらないので、弾と銃身の密着性を良くするのも難しいかもしれません。
圧力が高くて、弾と銃身の密着が悪いと色々と悪さをしそうですね。
長い弾をあんまり密着させようとすると装填が大変でしょうし。
Posted by ラスティネイル at
02:19
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