2013年01月29日
新しい部品
一つを除いて作り直しです。
今まではボルトハンドルを起こしたときのストライカーの後退量だけがコッキングのストロークでしたが、
ボルトハンドルを倒したときにボルトが前進する量も加わるようにしました。
それは組み上がってからの方がわかりやすいですね。
部品のクリアランスはこの状態で大丈夫なので、フレーム前後などを接着してトリガー軸を作れば組みあがります。
ボルトハンドルの形状も完全に出るようになりました。
フレーム後部を3mmほど短くもしました。
ボルトを抜けなくする部品が動くためのフレームの切込みを大きくしました。
確実で外見としても13年式の特徴がわかりやすくなったと思います。
時間かかった理由のひとつとしてプリンターが途中で止まってしまうことがありました。
画像右側のは全部そうなのですが、原因不明で一時期頻発しました。
全部で六時間ぐらいは無駄にしました。
右側のは印刷してみて形状を変えることにしたため使わなくなった部品です。
フレーム後部とコッキングピースは一時間ぐらいかかりますが、高さのない部品は時間がかかりません。
こちらも印刷してみて修正することにした部品ですが、立てて高さのある印刷をしているため、
全部で九時間ぐらいはかかっています。それでも早いですけどね。
加工法を考える時間や位置出しも要りませんから。
そのかわり追加工みたいなことはできませんね。
2013年01月22日
ブルー?
修復しているエンフィールド小銃は刻印もあるイギリス製です。
しかし、何故か銃床に隠れている部分以外は塗装?仕上げです。
塗装の部分は錆びてないのですが洋式銃として見た目がイマイチ。
上側が下側がブルーイングです。
しかし、昔のものにしてはしっかり染まっていて完全に真っ黒。
オイルをつけたら少しぐらい青っぽくなるかなと期待してみましたが、変化無しでした。
当時からこんな色だったのか興味あるところです。
こういうようなものを載せてるので、教育委員会に登録された合法なものですと毎回書いた方がいいかもしれないと思う部分も。
誤解を受けやすいものは誤解されないようにするのも大事ですよね。
最初のときは一応登録証も載せましたが、誰しもそこまで見るわけでもないですし。
2013年01月14日
エンフィールド小銃の修復2
随分と時間が経ってしまいましたが、エンフィールド銃の修復の続きを。
潰れたニップルを交換しようとしましたがネジが固着して外せませんでした。
油につけて長く置いてたり、叩いてみたりしたのですが。

そこで、ネジの中心に穴を開けていきます。
幸いニップルは中央に穴がいているので、それを広げていくため楽でした。
本当は雌ネジの山に当たるぎりぎりぐらいまで広げたいところですが、
ネジがなくなってしまうと取り返しがつかないので余裕をもってやめます。

そして、ネジを外側から剥がしながら内側に折っていきます。
油を注しては内側に叩いて、一日置いてまた同様に。
ここまで来ると外せました。


外したところ、元々ネジ山が山二つ分ぐらいの長さしかないことがわかりました。
錆で傷んで山が減っているのもあって撃つのは無理でしょうね、そんな気はありませんが。


2山しかないだけでなく狭くなっていて、かつ入手したエンフィールド用のネジはもっと山数が多いのでカットする必要がありました。

装着できました。バレル側の縁を一部欠けさせてしまったので隙間のある部分があります。
これはバレル側も円形の出っ張っている部分があるのですが、見ていた資料には無かったためのミスです。
バレルは刻印からイギリス製の純正のはずなのですが、ものによって色々違うようです。
もともとボロボロだったからこそ自分で手を加えていますが、状態のいいものでしたら専門家に任せないと怖いですね。
次にシアがかからない問題です。
シアやハンマーの磨耗もしくは錆での動きの悪さだと思ってカラクリを外してみますが、
カラクリ単体ではまったくの問題なし。本体に組み込むとよくないようです。

本体を見てみると溝が見えなくなるまで引き金が前進しきっていないことがわかります。
トリガーガードやトリガーを外すのはネジの固着で難しいのでトリガーを後ろから叩いてみます。

先ほどより前進していることがわかります。

シアがかかるようになりました。
次は尾栓を外したいところですが、こちらはなかなか難しそうです。
油に漬けたり、大きな万力に固定してガンガン叩いてみますが、外れるかどうか。
外れなくても困らないけど外してはみたいですね。
錆でネジ山が崩れていたりしても嫌ですが。
潰れたニップルを交換しようとしましたがネジが固着して外せませんでした。
油につけて長く置いてたり、叩いてみたりしたのですが。

そこで、ネジの中心に穴を開けていきます。
幸いニップルは中央に穴がいているので、それを広げていくため楽でした。
本当は雌ネジの山に当たるぎりぎりぐらいまで広げたいところですが、
ネジがなくなってしまうと取り返しがつかないので余裕をもってやめます。
そして、ネジを外側から剥がしながら内側に折っていきます。
油を注しては内側に叩いて、一日置いてまた同様に。
ここまで来ると外せました。
外したところ、元々ネジ山が山二つ分ぐらいの長さしかないことがわかりました。
錆で傷んで山が減っているのもあって撃つのは無理でしょうね、そんな気はありませんが。
2山しかないだけでなく狭くなっていて、かつ入手したエンフィールド用のネジはもっと山数が多いのでカットする必要がありました。
装着できました。バレル側の縁を一部欠けさせてしまったので隙間のある部分があります。
これはバレル側も円形の出っ張っている部分があるのですが、見ていた資料には無かったためのミスです。
バレルは刻印からイギリス製の純正のはずなのですが、ものによって色々違うようです。
もともとボロボロだったからこそ自分で手を加えていますが、状態のいいものでしたら専門家に任せないと怖いですね。
次にシアがかからない問題です。
シアやハンマーの磨耗もしくは錆での動きの悪さだと思ってカラクリを外してみますが、
カラクリ単体ではまったくの問題なし。本体に組み込むとよくないようです。
本体を見てみると溝が見えなくなるまで引き金が前進しきっていないことがわかります。
トリガーガードやトリガーを外すのはネジの固着で難しいのでトリガーを後ろから叩いてみます。
先ほどより前進していることがわかります。
シアがかかるようになりました。
次は尾栓を外したいところですが、こちらはなかなか難しそうです。
油に漬けたり、大きな万力に固定してガンガン叩いてみますが、外れるかどうか。
外れなくても困らないけど外してはみたいですね。
錆でネジ山が崩れていたりしても嫌ですが。