2023年01月14日
研究用の銃身
研究用に火縄銃の銃身のみのものを二本入手。
尾栓を外せて、オネジもメネジも丁度良い形状をしていたら切り刻んで観察したいところ。
ネジの作りからは何通りかあったと思いますが、どんな方法で製作されたか確認していきたいですね。
今の時代なら金属組織の観察できる顕微鏡も安いものでしょう、普段邪魔なだけで。
腐食液の方が入手しにくそうです。
工業試験場への依頼も調べましたが、結構しますね。
2023年01月12日
磨くべきか
資料用に火縄銃の写真を撮影中。
しかし、下の銃のカラクリは酸化して艶の無い状態。
真鍮が多少黒くなっているぐらいは気にしないのですが、
艶が無いと言いますか、ちょっとザラついているまでの恥ずかしい状態でだと考え物ですね。
ある程度磨きたいですが、あまりピカピカなのも嫌なので上手い具合にできるかどうか。
前の画像と前後逆ですが、手前が変色の酷い方、奥が良く載せている一聲の銃。
一聲の方は状態が良く、気に入ってはいますが、矢袋(カルカをしまう穴)前後の骨やら真鍮の部品が欠品しているんですよね。
この部品もいずれ作らねばならないでしょう。
2023年01月04日
動作確認
ガスオペの動作確認して動くだけでとりあえず満足。
カスタム品はどなたかの作品。
ライブカートはやっぱり実銃と同じ装弾数が欲しいですね。
人に勧められるカート式ってリボルバー以外だとマルゼンのショットガンぐらいですけど。
本当は動画を撮ろうと準備しているのですが、手元のコンデジか、ビデオカメラを用意するか、
マイクだけでも用意しようか悩んでいるところ。
携帯でも十分かもしれませんけどね。
2023年01月01日
本年もよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
画像は火縄銃の銃身にいる兎です。
変な体勢なのは寝ているからで、寝ているのは亀と競走中だからという不憫な兎でございます。
何故か兎は銃床の飾りとして単体でいることもありますね。
縁起が良いのでしょうか。
Posted by ラスティネイル at
00:46
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2022年12月04日
優れたデザイン
尾栓などの形状を見たくて状態の悪い薩摩筒を買いました。
火縄銃として過去2番目ぐらいに安い3万円ちょいでしたが、薩摩筒の木は虫に喰われやすくてこれも・・・
薩摩筒はデザインが古いというか、洗練されていないというのが個人の認識なのですが、
この銃は用心金が面白いですね。
かなり小さな用心金なのは他の薩摩筒と同じなのですが、
用心金と引き金が蔓を巻くみたいに続いたデザインなのです。
これは結構凝ったデザインだと思いますが、その結果として自然な感じなのが素晴らしいですね。
デザインに凝って目立つのではなく、目立たなくなるような形状といいますか。
鉄砲としてはこういうものが良いですね。
普通のは以前の薩摩筒のように、
とりあえず付けましたみたいな、あまり似合ってもいないような用心金がついているのです。
2022年12月03日
簡素な梱包
ヤフオクで買い物をしたらレターパックに裸で入れてあってビックリしました。
この火縄銃も非常に簡素な梱包。
XM177と比べても非常に細いのがわかるでしょうか。
華奢な薩摩筒なので、折れても配送業者に文句言えないのではと。
寒くなってきたので、完全に出す前の状態で温度を少し馴染ませます。
まだまだ大丈夫ですが、結露を防ぐための習慣として。
金属は室温より10℃以上低いと湿度によって結露したりし、錆の原因となります。
寒いところから暖かい部屋への移動、それで精密機械も駄目になることがあります。
2022年12月02日
不人気なベレッタ
Px4はマルイがモデルアップした後は全然話題にならないですね。
持っている人も少なそうですし、マルイのガスブロの中ではかなり売れていないのでは。
カスタムするような感じでもないですし、複数丁持っているなんて人も滅多に見かけないですしね。
まあ、マルイで人気が無い機種というとマルシン潰しじゃないかなんてのもありましたが、
それらと比べても・・・
実銃の方もそんなにパッとしなかったですね。
見た目はまとまっていますが銃らしくはなく、短いけどM92と比べてそんなにコンパクトな感じもせず。
自分もとりあえず持っているだけで満足しています。
2022年11月29日
セイフティー付パーカッションピストル
イギリス製のちょっと珍しい安全装置付きのパーカッションピストルです。
安全装置付きが珍しいというか、このタイプの安全装置が珍しいというか。
ハンマーが落ちるのを邪魔して、キャップに触れないようにするものですね。
ノブを押し込むとセイフティがオン、引っ張るとオフです。
これなら、装填状態でキャップもつけていても持ち歩けるでしょうか。
この銃は他にも贅沢な部分の多い銃です。
ラムロッドにガイドがついています。
銃身とタング部が別パーツになっています。
これにより、前側のウェッジを抜く(落下防止で完全に抜けない)だけで銃身を外せます。
銃身のメンテナンスが非常に楽にできますね。
銃身後部はフック状になっていて、タングに引っかかります。
クラウンマークとGRの刻印があります。
一段低いところにはTOEWRともありますが、読みにくいですね。
セイフティノブは小ネジで抜けないように、板バネでクリックがついています。
ネジに54の刻印がありますね。
ロックはちょっと古いタイプですね。
細長い四角い穴の用途がわかりませんが、ちょうどコッキングしたときにハンマー(タンブラー)側の溝がここにきて、
板を入れれば固定されそうです。
組み立てに使うと都合が良いとかでしょうか。
この銃は口径が大きいのもあって戦闘用な感じがします。
安全装置というのはすぐ撃てる状態で持ち歩くには今も昔も重要でしょう。
2022年11月19日
古い高級品
部屋の掃除で多分10年以上大事に取っておいた東京マルイのスペリオール弾を手に取る。
これもバイオ弾ですから、今でも精度を維持できているのか、そもそも使えるのか。
大事にしていても意味が無いものってありますよね。
±0.01の真球度となっていますが、真球度で±がつくような定義は知らないです。
±がつくのは大きさの公差ですね。
最上”級”とかクラス最高”レベル”という微妙にぼかした表現も若干の自信の無さを感じます。
それでも発売当初ならバイオ弾では精度が一番だったのではないかと思いますが、
今は色々なメーカーから出ているのでわからないですね。
これは最近手に入れてしまったものですが、古いGM弾です。
本当に精密射撃をやりたければ、今はSGMだんがありますから使わないですね。
私は現在精密射撃やっておりませんが。
2022年11月12日
重量弾で威力が下がる
鉄砲をやっている人は実銃であれ、エアソフトガンであれ、弾を重くすれば弾丸のエネルギー(威力)が上がると認識していると思います。
しかしながら、高性能なプレチャージ式やガス式のエアライフルであれば逆に弱くなることもあるというのが今回の内容です。
基本的に銃というのは弾丸重量が増えると火薬の燃焼圧力も大きくなり、エアライフルでは効率が良くなり威力が上がります。
弾丸の加速に使われるエネルギーは装薬銃なら一発分の火薬で、スプリング式エアライフルならコッキングされたスプリングに蓄えられたエネルギー、
マルチポンプ式エアライフルでは何回かポンプを動かして蓄えた空気のエネルギーを放出するわけです。
プレチャージ式やガス式のエアライフルに関しては、複数弾を撃つための圧縮空気やガスを全部一気に放出するのてはなく、節約しながら使っていくことになります。
弾が銃身から出るまでバルブを開けっ放しにすれば一番威力は上がるのですが、エアを沢山使い効率が悪い。
なのでバルブを一定時間で閉じてしまいます。
バルブが開いてから閉じるまでにタンクから出てきた、バルブが閉じたときにバルブから弾の間にあるエアーのエネルギーが弾に与えられるエネルギーになります。
プレチャージ式に関してはかなり圧が高いので、効率の良い銃は短い銃身でも十分なエネルギーが得られます。
同じ威力の銃なら音の静かなものはエアを無駄に放出していない効率の良いものです。
静かで銃身が短いのは更に効率が良く、充填量で沢山撃てるでしょう。
この効率の良いものはタンクから銃身までの経路で圧力損失(抵抗)が少なく、バルブの開いてる時間が短いものになります。
そのバルブの開いてる時間は一定の重さの弾で所定の威力が出るように作られています。
ここで、その想定より極端に重い弾を考えます。
弾の加速が遅く、エアの流れも遅くなるので経路での圧力損失も減りますが、
この圧力損失は効率の良い銃ではもともと少ないので、重量弾のメリットが少ないです。
そして、標準の弾よりも銃身内での進みが遅いので、バルブが閉じたときに弾の位置がチャンバーに近いです。
つまり十分な量のエアが放出される前にバルブが閉じてしまう場合があり、エアからエネルギーを得られないので威力が下がってしまいます。
まとめるとプレチャージ式でも効率の悪い銃では重量弾で威力が上がりますが、効率や燃費の良い銃では下がる場合もあると。
威力が下がっているときは銃声が小さくなっていたり、エアの消費量が少なくなることも同時に起きているはずです。
もともと銃声が大きな銃に関しては弾が重いほど威力が上がっていきやすいです。
ちなみに、エアソフトガンの流速カスタムというものもノズルを絞って圧力損失を大きくして効率を悪くしたものです。
弾速チェックが行われる0.2g弾では効率が悪くて威力が下がり、重量弾を使うと威力が上がりやすい。
流速が速いと重量弾で不思議と弾道が伸びるのではなく、重量弾の時に威力が高いだけなのです。
2022年11月06日
昔の護身用

前回、弾の大きさの話を書いた時に書き忘れていたことがありました。
今回はそれについて。
古い小型拳銃には非常に威力の弱いものがあります。
例えばルフォーショーなどのピンファイヤーは口径が5mm、7mm、9mm、12mmとありますが、
日本で見かけるのは護身用の7mmと軍用の12mmですね。
この7mmも現在の弾と比べて小さい弾であるのですが、しかも黒色火薬です。
条件よりますが黒色火薬は現在の無煙火薬と同じ容積で1/3以下の威力のように思います。
やはり豆鉄砲かなといった気がしますね。
当時は必要な威力の情報が出回っていなかったのもあるでしょうし、
銃で撃ち合うということは考えず、銃を持っていない相手を追い払うぐらいの感覚もあったかもしれません。
弾が当たらなくても、音がして銃を持っているとわかれば逃げるとか、
もしかすると周りから銃声で人が来るのを期待しているのかもしれませんが、
ブランクカート(空砲)のみで護身用なんていう場合もあります。
単純に小ささに挑戦とか、アクセサリーや玩具的な用途がメインの銃というのもあるでしょう。
古い時代の実態というのはなかなかわかりませんが、常識が現在と違うというのはよくありますね。
2022年10月31日
小さな銃の小さな弾
小型拳銃は弾も小さいことが多いので弾もイメージとして大事。
モデルガンは弾のサイズが違うことも多いので、実物サイズで見るとイメージが違ったり。
特殊な弾薬の銃のガレージキットを作る人は弾も一つぐらい付属させることが多いですね。
比較用に大きな弾も並べてみました。
.22LR
.25AUTO
.50AE
.500S&Wマグナム
サイズ比較としては両極異端過ぎたでしょうか。
.25AUTOの威力は.22LRより低いのはなんだかなぁって気がしますね。
まあ、センターファイヤーで雷管に薬莢内の容積をかなり取られる.25AUTOより、
リムファイヤーで火薬の詰まっている.22LRの方が薬莢サイズに対して有利な気はしますね。
25AUTOで銃身が長い銃というのもなかなかない関係もあるかもしれません。
2022年10月17日
エジェクターロッド
S&W No.2アーミーのバレル下の棒はシリンダー軸とかではなく、エジェクターロッドです。
現代の視点からすると便利なんだか不便なんだか。
エジェクターロッドは薬莢の底を押すものが多いですが、この銃の場合はマウス部を押すため段がついています。
このモデルガンはブレインズ・レプリカの龍馬の銃として発売されたもので、
シリンダーは最初からインサート無しでフルサイズカート付きのためこのようなことができます。
個人的な改造ではありません。
バレルは完全に塞がれています。
2022年10月16日
ハイキャパのセイフティ
ハイキャパ5.1のスライドをセイフティがかかったまま引いてしまったら、スライドに食い込んで結構変形してしまいました。
正しい取扱いじゃなかったとも言えますが、スライドのストッパーの役目をする部品が働いで、部品が傷つくのはおかしいです。
分解してみるとセイフティのスライドと当たる部分が鋭くなっていました。
先の尖ったプランジャーでクリック感を得るために溝を深くした結果でそうなってしまったのでしょう。
しかしながら、ストッパー的な部分を面当たりではなく線当たりにしてしまう肌感覚は設計者としての常識の無さを感じますね。
ハイキャパ4.3も分解してみたところこちらは鋭い角ではなく、小さいながら面になるようになっています。
5.1のようなアンビセイフティじゃないので新規パーツとして作るとき、形状を変更したとなると問題を把握しているのでしょう。
現行の5.1のセイフティがどうなっているかわかりませんが、所有者の方はお気を付けください。
4.3の形状でも強く引けば少しは傷がつく可能性があります。
2022年10月11日
レプリカのドットサイト
マイクロタイプのエイムポイントが手元にあったので手放す前に並べてみました。
覗いてみると一番右のholy warriorのT2はまとも、次点で一番左、左から二番目ぐらいは使えないことも無いですが、
残りは使う気にならないですね。
実物がどんな感じか知らないですけど。
holy warriorのは刻印も雰囲気が良いです。
ただ、ゼロイン用のダイヤルは死んでます。
テンションがかかっていて勝手には回りませんが、全く刻めない感じ。
それでもエアガンでこれを選びますけどね。
もし、レプリカのドットサイトを実用するつもりで買うなら、実物を見ないとどんなものがくるかわからないですね。
あとエレベーションのダイヤルが傾いてるのも一つじゃなかったり。
左からレプリカのドクターサイト、BURRISにFASTFAIRE2、タスコのミニミル、SHIELDのミニサイトです。
レプリカのドクターサイトは本当にP7のアクセサリー扱いで買ったのでやたら色が濃いレンズですが仕方がないかなと。
残り三つは一応実物ですが、色の濃さは差がありますね。
FASTFAIREでも普通に使える程度ですが。
特にオープンタイプでは色が濃いと背面の照明とかが映り込みやすいというデメリットもあります。
耐久性に関してはしばらく使ってみないとわからないですね。
海外の実物メーカー製に拘っているというわけでもなく、シャノンが使いやすいと今でも思っている部分もあります。
最初にドットサイトを手にした時はこれで満足でしたね。
2022年09月17日
燧石式が作れない
燧石式もしくはフリントロック式の銃は日本では使われず、火縄式の時代が長く続きました。
日本では良い火打石が取れなかったとか、コック(ハンマー)のバネが強くて反動で命中率が悪かったなどと言われています。
撃つごとに変化していく石の状態を管理するのが大変だとか、他にもあるようですが。
いくらか日本製の古式銃を見てきた感覚で言うと、そもそも上手く燧石式の銃が作れなかったという可能性も十分にあると思っています。
日本でも管打ち式が必要となった時代では、輸入だけでなく国産洋式銃の製作や火縄銃からの改造が行われました。
今日でも結構残っておりますが、ハンマーのバネが折れたものやテンションがやたら弱いものを多く見かけます。
折れたものは経年の錆による影響も考えられますが、弱いものは当時からでしょう。
管打ち式は幕末に正に必要に迫られていて、バネなんて上手く出来なければ作り直したでしょうに、ちゃんとしたものでないのが多いのです。
村田銃の時代でもコイルスプリングが作れずに松葉バネですから、日本の鉄のバネの製造技術は低いのです。
まあ、そもそも鉄の材質に問題があるのですが、管打ち式よりも古い時代で、しかも平和なのに製造困難な燧石式は作らないかなと。
バネが弱くて、火打石も悪かったら相乗効果で役立たずな可能性もあります。
カラクリの耐久性としても戦の間は持つぐらいの強度でも普段の訓練で使っていられるかどうか。
日本でも特別に良い出来のカラクリで、特別に良い火打石を用意すれば、いくらかの間は使えますよでは、実用にはできないでしょう。
そこまでする割にはメリットも無いしと。
何故か、素晴らしい日本刀を作っていた日本は鉄の加工が上手かったという話になりますが、
残念ながら工業技術は西洋の足元にも及ばず。
人口に対して侍が多かったので鉄砲の数だけは多かったかもしれないですけどね。
今だって日本刀を作れば日本の刀鍛冶が一番上手いでしょうけど、刀鍛冶に世界の産業製品をコピーして競えと言っても無理でしょう。
技術でなく技能で色々作ってしまう個々人は凄かったと思いますけど、加工機を使えば誰でも作れますという工業技術と勝負できるかどうか。
2022年09月14日
ブラウンベス?
自分の持ってる銃がブラウンベスと呼ばれる場合もあることを知る。
いえ、スムースボアでサイトもない時代の銃は興味が薄いのですが、
エンフィールド銃が好きなので、エンフィールド銃より古いエンフィールド造兵廠(が実際の製造かわかりませんが)の銃として購入。
ブラウンベスと言えばフリントロックですが、パーカッションコンバージョンタイプという人もいるんですね。
まあ、口径とか諸元を見るとブラウンベスに類しますし、通称なので多数がそう呼べば間違いでもないと。
この銃が最初からパーカッションなのか、後から作り変えられたかわかりませんが、
カラクリの形状はいかにも火皿が乗りますって丸みですね。
クラウンマークとTOWERの刻印あり。
こういう風に彫られているのってゲベール銃とか初期のパーカッションが多い気がします。
2022年09月04日
電動ブローバックのおすすめ
たまには持ち物自慢的に銃を慣れべてみました。
すべて電動ブローバックです。
ついでなのでおすすめ機種を。
ま、気に入ったものを買えば良いのですけどね、大差あるわけではありません。
セミオートのみで良く、デザインが嫌いでないならセンチメーターマスターがおすすめです。
金属製のコンペンセンターで重量バランスが良いです。
引き金もSAオートなので近い位置にあります。
デザインとしてはコンバットデルタの方が無難でしょうか。
グリップセイフティも元々あるものなので違和感なく使えます。
マガジンも高さのあるバンパーを掴んで抜きやすいです。
G18Cもグロックのデザインが今更受け入れられない人も少ないでしょうから万人向けですね。
誰にでもという意味では一番お勧めなぐらいです。
セミとフルの切り替えスイッチは片手で操作できないのと、ライトをつけると隠れるのが難点でしょうか。
マガジンも抜きやすく、電池蓋も開けやすい。
電池はそんなに頻繁に交換しませんけどね。
マガジンバンパーが前後に分割されているのは見た目としてはイマイチですが。
ベレッタ系はマガジンが凄く抜きにくいです。
前側の小さな隙間から爪を引っかけるように抜かないといけなく、結構固い。
トリガーもDAの位置で遠いですしね。
そんなにおすすめではありません。
デザインで選ぶなら、問題があるというわけでもないですけどね。
フルオートがついていた方が面白いということなのか、
新しい機種には実銃に関係なくフルオートが付いていたりします。
M9A1は一応片手でセレクターが操作できます。
特にフルオートに切り替えるのは押すだけで楽ですね。
M11は使いにくくて・・・フルオートできる機種が多いとフルオートできるのも特徴になりません。
見た目としてはクローズボルトになってしまっていますね。
せめて、どうにかロングマガジンぐらい付属させてもらえれば装弾数でハンドガンとの差が出たんでしょうけど、
何故かロングマガジンのオプションがあるのはハイキャパですね。
ミニ電動ガンと同じ自由落下式でも装弾数が増えればいいぐらいだと思うのですが。
2022年08月30日
銃身長と弾速
銃身長の長い銃は弾速が速くて命中率も高いというのが誰でも最初はしている思い込みで、
ある程度銃身長があらば十分な初速になるし、その後はあまり加速しない、
そして命中率も特別有利にならないというのがちょっと知識を得ると知ることとなります。
しかしながら、銃身長の効果を過少評価している場合も多いと感じます。
今回は銃身長の効果を弾速で判断するのは直感的には難しいという内容です。
銃身長が長くなっても初速が上がらないのは、火薬の燃焼がとっくに終わっているからなんて言う話も良くされます。
確かに、圧力は段々下がっていくでしょう。
しかし、一度発生した圧力は温度低下をとりあえず無視して単純に考えれば、
弾の進んだ銃身内の距離が燃焼の終わった位置から2倍になっても1/2までしか下がりません。
もちろん、この場合は火薬の完全燃焼後は弾の進んだ距離と圧力が反比例するようになりますから、
本当に高いのは薬室付近だけとなる場合もありますが、銃身全体で見てマズル付近だけ極端に圧力が低いというわけでもないはずです。
仮にもっと単純化して、銃身内の圧力がずっと下がらず一定だったと考えましょう。
その場合に銃身長が2倍になると初速が2倍になるでしょうか?
初速が2倍になるとエネルギー(j、威力)が初速の二乗で4倍になります。
銃身長が2倍でエネルギーが4倍になるというのは流石におかしくて、
本当はエネルギーが2倍になるので初速は2の平方根である1.4倍ぐらいですね。
逆に考えると初速を2倍にしようと思うと、銃身長は4倍も必要になることになります、圧が下がらなくても。
初速を上げるのは案外難しいものです。
よく、このぐらい長さがあれば弾速を8割稼げるなんて言うのも、エネルギーにしたら64%だけなわけですし、
弾速が5%しか上がっていなくてもエネルギーは1割上がりますから、弾速とエネルギーではイメージがかなり変わります。
つまり、銃身長を考える時は初速ではなく、理想的状況で銃身長と比例するエネルギーで考えると、
銃身長を伸ばした効果があるのか直感的にわかりやすくなります。
初速は腔圧が変わらない環境であってすら銃身が伸びるほど上昇が鈍くなるのですから、
腔圧の低下と要素が二つになると切り分けて考えにくいです。

図1では腔圧が下がらず一定な時の弾の加速長さ(銃身長)と弾丸のエネルギーと弾速の関係をグラフにしてみました。
縦軸は最大値に対する割合で、圧力はずっと100%、エネルギーと弾速は銃口部の最高値を100%としたものです。
28インチバレル基準としています。
弾に加えられるエネルギーは力×距離なので、力(圧力)が一定なら距離に比例して増えていきます。
その銃身が長くなればなるだけエネルギーが得られる条件でさえも、
弾速を見ると最初は特別に効果があり、銃口付近では上昇が鈍って効果が無くなっているように見えてしまします。
直感的に比較しやすいのがどちらであるかは一目瞭然ではないでしょうか。

現実に銃身長の増加に対してエネルギーが増加しないのは主原因は圧力の低下です。
それを防ぐには火薬の量を増やすしかありませんが、単純に火薬量を増やすと最高圧力も上がってしまうので、
燃焼速度も落とさなければならず、現実的にはそんな調整はしていられないでしょうね。
そんな圧力の変化を考慮に入れたのが図2です。
エネルギーも弾速も上昇が鈍化していきますが、やはり弾速の方が鈍化が大きいように見えます。
これは実際のデータの値ではありませんが、イメージを得るには十分すぎるぐらいではないかと思います。
散弾銃を想定したので火薬の燃焼速度が速く、圧力の変化も大きいです。
ライフル銃や燃焼の遅い黒色火薬の前装銃などは圧力の低下がもっと緩やかなことも考えられますね。
この図では圧力は10インチぐらいまでにぐっと下がってしまっています。
逆に言うとある程度進むと圧力の低下が収まるので、エネルギーで考えると20インチから24インチにするのは効果があるけど、
24インチから28インチにするのは効果がないということにはならないはずです。
ただ、本当にエネルギーではなく弾速が欲しい場合は効果があまりにないとなりやすいですね。
弾速を上げて飛んでる目標に当てやすくとか、ドロップを小さくしたい場合だとか。
余談ですが、二つの銃身長のエネルギー(初速から換算)の差を測定できれば、
その二点の間の平均的な圧力が推測できます。
薬室での最高圧力を測るとかでなければ、少しずつ銃身を切りながら初速を測っていけば、
圧力計無しでも各部の大体の圧力がわかるわけです。
日本では銃身長を短くしていくというわけにはいきませんが。
2022年08月28日
バレットカービン
最近、トイガン関係のカスタムしていないので夏休みにリハビリ代わりに何か簡単なものを・・・と思ってマガジン無しのバレットがあったので切り詰めてみました。
あっさり2時間で終わってしまいましたが。
その後、マガジンも通販で購入。安くて良かった。
ネタ枠のようでバランスが凄く良くて可愛い感じになりました。
元がかなり大きいですからね。
M4カービンと同じぐらいの長さです。
せっかくなのでハイパー道楽さんのカスタムガンコンテストにエントリーしてみました。
出来たころにはそういうサイトで情報を集めることが無くなっていたのであまり関りのあるサイトさんではありませんが、
Vショーレポートでは品物が載ったことが3回ぐらいあったはずです。
全日本BLK化計画とかスクラッチビルド・プロジェクトも興味はありましたが、参加するにはなかなか大変ですよね。