2023年07月22日
練習にならず
今日は2年ぶりに火縄銃を撃ちに行きました。
大会に向けた練習ですが全く当たらず。
22発撃ったところで装填が固くなってきたので洗い矢を通そうとしたら、
布が変な風に噛んで動かなくなったために帰宅。
ガンケースには銃床だけ入れておきました。
22発では練習にならないので、予備銃も持って行くべきだったかなとも。
結局、抜くのに一時間ほどかかりました。
抜かないと掃除も出来ないので、どうやってでも抜くしかないという状況でしたね。
マジックリンで洗うと銀象嵌も綺麗になります。
ちなみに、マジックリンは弾を包むパッチの潤滑液としても使っていましたが、
それが手に着いた状態で銃床を触ると傷むので、今回は水にしました。
特にそれが原因で不発とかは無かったですね。
銃身内の汚れの具合の差とかはわからず。
2023年07月18日
結局アマゾン
火縄銃の掃除用に10mmから12mmぐらいのナイロンブラシが欲しいと思ったときに、
日本の鉄砲店は22口径から30口径、次は20番と間ぐらいのブラシを扱っていません。
真鍮ブラシなら410番のが一応ありますが、ナイロンブラシが欲しいと思ったら結局アマゾンでした。
ハンドガン向けの口径が揃ったブラシがなぜ国内在庫であるのか不思議ですが、
何故か非常にニッチなものまであるので便利なものです。
あまりアマゾンは使いませんが、頼りにはなりますね。
ちなみに、銃身内が磨かれた銃の手入れ用です。
錆びていたら真鍮ブラシですね。
2023年07月16日
尾栓にも個性
三本ほど外したい尾栓があったうちの一本が外れました。
あと二本はもう少し時間をかける必要がありそうです。
銃身外径に対して尾栓が太くて銃身の肉が薄いです。
強度に自信があるのでしょうか。
もしくは古いタイプの実戦的な火縄銃に多い気がします。
尾栓自体は山の形も揃っていて、角もしっかり出ている綺麗なネジ・・・前側は。
後ろの方は後ろに近づくほど徐々に変な修正が山の後ろ側になされていますね。
メネジとピッチが合わなかったのか、尾栓自体のピッチが変わってしまったことによる干渉の解消のためでしょう。
普通はネジ全体を補足してクリアランスを大きくして誤差の吸収をするのでしょうけど、
このネジはガタを増やさないでどうにかしたようです。
あとはあまり使われていなきからかメネジが鍛造っぽい見た目が観察できました。
尾栓も個性があるから何本抜いても面白く、勉強になります。
2023年07月15日
製本された学会誌
日本銃砲史学会の学会誌が製本されたものがヤフオクに出ていたので落札。
131号から209号までで、抜けがあるという説明でしたが中身は33号で半分以下でしたね。
何故、そんな抜けがありながら製本されているかというと、33回の連載をした方がいて、
その連載が載っている号が集められたものでした。
それがヤフオクに出されてしまってるわけですね。
昭和の会誌は初めて見ましたが、時代の問題か写真はほとんどないですね。
今より歴史寄りでしょうか。
2023年07月01日
ミスが放置された火縄銃
胴金(銃身後ろのバンド)がしっかり後ろに行かずに銃床との間に隙間ができてしまっている火縄銃です。
どの部品もオリジナルのようですが、松葉金の胴金の入る溝が前過ぎるようです。
部品を外してみても特に曲がっているというような異常はなく。
松葉金は地板に鉤状の部分が入り込んで、前にスライドさせて固定されるのですが、
スライドさせる前に溝の位置を合わせてしまったようですね。
単純なミスです。
しかし、そのままにしてしまうだなんて・・・
胴金が浮いていると銃身も浮いてしまいます。
松葉金の溝を広げるしかないかな。