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2019年05月24日

ストック基部


質問があったのでG3のストック基部の画像をアップします。
右がLCTで左がVFCです。
全体的にVFCの方が丸っぽく、幅もあります。
そのため、少なくとも薄いLCTのストックをVFCに取り付けるのは困難です。
逆はできるかもしれませんが、ガタガタになりそうですね。  

Posted by ラスティネイル at 22:34Comments(0)トイガン総合

2019年05月19日

VFC G3に木製ストック



VFCのG3にLCTが出していた木ストを付けてみました。



LCTのは実物の放出品ストックにLCTの金具をつけたものになります。



ハンドガードはそのまま交換可・・・と言いたいところですが、


なんか固いと思ったら、ピンが当たって木が凹んでいました。


ストックは2本のネジを外します。


そして付け替えです。




リコイルスプリングの根元にはバッファーもあります。
ロッドを止めている皿ネジが緩かったので、先端のマイナスドライバーを当てて、
増し締めしましたが、締めてもグラつく感じです、
元々こんな仕様なのでしょうか。


ネジで止めるとVFCの金具も問題なく付きました。



グリップは実物の黒いのを何かのの時に安く手に入れてたものに交換です。
出番がちゃんと来て良かったです。
ネジ一本で交換できます。
グリップフレームも出来がいいですね。
VFCはグリップにもナンバーが入っています。


マルイのフルメタルカスタムに木スト付けたもの(上)と比較。
このマルイのも10年ぐらい持っている愛着のあるものですが、
VFC製とは比べ物にならなくオモチャです。
慣れすぎて、大して不満も感じませんが(笑)。
置き場所もないし、VFCが木ストにも交換できるようになったら手放してもいいかななんて思いつつ、
VFC用に木ストを買ったわけです。
画像ではあまり気になりませんが、黒塗装フレームのVFCよりパーカライズド風塗装のマルイカスタムの方が
木ストに関しては似合いますね。
あとは、ハンドガードとストックの色合いがどちらも合っていなく、
入れ替えた方が違和感が無くなるのですが、マルイの方は大きく手が加えてあるので残念ながら不可です。


木ストなら古いスチールマガジンが似合うということで、
マルイのマガジンを付けてみたら、付くだけ付きました。
当然、機能はしません。


ハンドガード前側の実物金具はバレルとは色が近いですが、
黒染めのサイトベースや黒塗装のコッキングチューブとは合いませんね。



後ろ側も黒塗装とパーカライズド風では全然違いますね。


コッキングレバーのゴムが再現されたのは嬉しいですけど、
緑色が木ストに合わないという問題が発生する事態に。
どうしたものか。

出来はずっといいVFC製ですが、木ストはマルイカスタムの方が似合うので、
木ストはそっちに任せて、VFCは緑のプラに戻しました。
木ストが似合うようにするとプラが合わなくなりそうですし。
正直、G3は緑色の方がG3らしいですし、そのデザインも好きなのです。
木ストも味がありますが、交換できるとわかっていれば満足です。
置き場所的にも、金銭的にもちょっと贅沢ですが、二つとも持っておきます。  
タグ :VFCG3

Posted by ラスティネイル at 01:51Comments(4)カスタム・製作ガスガン

2019年05月18日

VFC G3A3



VFCのG3A3のインプレをしてみます。
非常に出来がいいので細かいところまで見ていこうと思いますが、
否定的な部分も書いていても製品として出来が悪いということにはならないレベルのことが多いです。


マルイのG3と比較、と言いたいところですが内容がかなり変わっています。
マルイの電動は2丁持っていて、緑色のG3と木ストのG3があったのですが、
VFCのを買う資金と場所のために片方手放しました、
気に入っていた緑の方に木ストを移して残しました。
フルメタルでアウターバレルとフラッシュハイダーはスチール製、リアサイトは実物です。
ストックも実物ですが、電動ガンに取り付けるため加工がなされています。


セレクターのクリックは非常に良い感じですが、塗装がその分剥げやすいです。




ボルトキャリアのストロークはしっかりあり、エジェクションポートはしっかり開きます。
途中で見えるボルトヘッドもエキストラクターやスプリングまで再現していて良いです。




スチールプレスのフレームも非常に良い出来ですが、
溝の前の部分で隙間ができています。
ゴミが入りそうな隙間なので実銃なら開いてないと思いますが、
確認したことはないですね。



フレームが黒い塗装に対して、バレル周りはパーカライズドだったり黒染めだったり。
パーカライズドは実際にそう見えますが、パーカライズド風の塗装でも自分にはわからないかもしれません。
フラッシュハイダーは実銃のようにねじ込んで、緩み防止のスプリングがバレルのセレーションに働きます。
ネジがM14で小さいのはいいとして、逆ネジなのはなんだか残念です。


ライフルグレネード用のリングも別パーツで再現されていますが、バレルの外径より小さいので機能する感じがないです。
自分で広げればいいのですけどね。



銃剣用の着剣装置も働きます。
フロントサイトはプレス製の別パーツをスプリングピンで固定するところも再現されています。
一体と比べると非常にリアルな感じがしますね。


着剣装置の中身の構成は実銃と違いますが、見えないから許容範囲でしょうか。



コッキングチューブとサイトベースはネジ止めされているようです。
フリーフロートじゃなさそうです。



ハンドガードの中のバレルは根元がホップ調整で回すためのリブが付いている以外はリアルな形状です。
ハンドガードを付けるための部品も板を加工したリアルなものが付いています。


ハンドガードも肉厚なもので、リアルで強度もあります。



コッキングレバーは先端のゴムまで再現されていてリアルです。
マルイのものと形状が違うのは別タイプだからですが、
レバーの穴の前進時に突起にひっかかる部分は鉄が出ているべきですね。
また、コッキングレバーを起こしたときに、ボルトキャリアが少し下がる動きは再現されていません。




マガジンはアルミ製タイプをアルミダイキャストで再現しています。
スチールプレスで囲うよりガスガンとして都合がいいので、良い選択ですね。
個人的にはスチールタイプのマガジンが好きですけど。
マガジンベースはスチール製です。



マガジンにあるバルブノッカーは弾が無くなると右に避けて、動かなくなります。
ホールドオープン機能のない銃を上手く再現していますね。


真ん中の右側には空撃ち用のロックがあるので、
空撃ちでも遊べます。



マガジンの挿入がしにくいのは、前部の入り込む部分をやたら深くしたせいかと思いましたが、
実際にはそんなに深く入っているわけではなさそうです。
コッキングレバーをノッチに引っかけて、ボルトを後退させた状態で抜き差しするのが良さそうです。



リアサイトも非常にリアルです。
ドラム部と中の部分がネジになっていて、ドラム内のロックを解除しながらドラムを回すとエベレーション調整ができます。



リアサイトを外すと、中の部品にクリック感を与えるためのバネがあります。
フレームのサイト基部もリアルでいいですね。



サイトの穴を覗くと、穴がドラムと垂直に空いてるので、穴の側面が見えて真円になりません。
そして、2の穴が大きいのはMP5と共用だからとかでしょうか。


実物はこんな感じで真円に見えます。
VFCのもドリルをフロントサイトへ向かって通せば見やすくなるかもしれません。



2でも4でも穴の中心位置が変わりません。



実銃のように距離が増えると高い位置になっていくのも再現して欲しかったです。


分解しても非常にリアルですね。
画像ではぱっと見でガスガンだとわからないのでは。




フレームの雰囲気も非常に良いです。


トリガーメカもリアルですが、減りやすいという話もありますね。





ボルトキャリアーも非常にリアルです。
筒になっている部分は別パーツにしてあります。
その方が生産しやすいでしょうし、消耗した時の交換も低コストで済みますね。


エキストラクターやスプリングは別部品で再現されています。


ボルトヘッドとボルトキャリアーをロックするレバーやピンもモールドで再現されています。
ここまでやるとは。

購入時に撃ってみると驚くぐらいの非常に良い作動とリコイルでしたが、
1週間経って40発ぐらい撃ったところでガスが切れ、ガスを補充してわかりました、
日本のフロンより高圧のガスが入りっぱなしだったようです・・・
非常に残念ながら、日本のフロンだとボルトが前進した衝撃はわかりますが、
後退した衝撃はほとんどありません。
メンテナンスや場合によってはスプリングの調整をしてみますね。

あとは引き金のキレが非常に悪いです。
遊びは少ないのですが、その後に5mmぐらい引く必要があります。
引き金を絞っていくと、動き出して一瞬軽くなるので一気に動いた後で、
シアが落ちる前に指が止まってしまうほどです。
重さが変わらなければ、まだじわじわ引いていき、違和感が少ないのでしょうけど。

動作はまだしっかり確認できていませんが、
モデルガン的な楽しみ方をするだけでも、非常に出来が良くて、買いだと言える製品です。
個人的には実物のスコープマウントでクランプできなかったのが痛いですが、
本体とマウントのどちらの個体差かはイマイチわからないので、
とりあえず本体を削ってしまおうかとも考え中です。
そういえば、箱から出していると独特な油の臭い?が部屋に充満するのが、一つの多きな欠点かもしれません。
VFC製品で共通なのでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 01:56Comments(2)ガスガン

2019年05月03日

田布施流の火縄銃




今回は田布施流の火縄銃です。
独特な銃ですがあまり話に上がらないのは、人気がないからか、数が少ないからか。
火縄銃関連の本でも銃本体よりも田布施流の書の絵の方が見かけるぐらいです。
その絵でもちゃんと田布施流とわかるのは独特な銃だからこそ。
あとは見かけても修理が悪いのか、元々の田布施流と違う変なのを見かけます。
知っているものでまともなのは、所氏の本に載っているもので、この個体より良さそうです。
もしくは、博物館巡りでもするといいのでしょうか。
3年ぐらいずっと持っていた銃でして、やっと記事にします。
実は以前に載せた備前筒もこれの下準備だったりします。
地域が近いからか作りも似ていますが、異種材の組み合わせの話で必要だったので。


ぱっと見で田布施流とわかる独特な形の火挟、南蛮筒(海外製)のカラクリの特色を色濃く残す地板後部の形状、
火皿の側面も上半分は隠す火蓋となっています。
雨覆も前部が斜めにカットされておらず四角いですね。


火挟の先端が火皿から離れていますが、これが正しい状態のようです。
先端が火皿と平行になってるのも本体の位置だからでしょう。
独特な火挟の形状をしてるのに、曲げて火皿に付くようにされているものもありますね。
田布施流を手に入れた方にはそのようなことはしないでいただきたいところ。



火鋏のバネ(弾金)は結構強く、コックしてから引き金を引けば火挟は慣性で火皿までいき、
バネの力で元の位置に戻ります。
火のは軸の前後で弾金に当たっているので、位置が定まるようになっているのです。
今で言うリバウンドハンマーですね。
問題はどうしてこのようにしているのかです。
単純に浮いてる分だけ火縄を長く出しておくとかなら、
他の銃より火を付けたまま長く位置を調整しないでいられますね。
特別に長く付けない場合のメリットととして、撃つ前のことを考えると、コックしなくても火縄が着けられるように、
撃った後を後を考えると押し付けられて火が消えないようになどでしょうか。
そもそも、火穴から噴き出るガスで火縄は吹き飛ばされそうですが。
点火薬の燃焼が火穴を通して薬室に伝わった後、
発射薬による高圧なガスが勢い良く火穴から上だったり、右上に噴き出るわけです。
点火から噴き出るまでのタイムラグはあるので、火挟が元の位置に行って火縄が吹き飛ばされずに済む可能性もありますね。


多分そこまでは考えていないと思いますが、ガスで火挟が摩耗していくのも防げるかもしれません。
画像の火鋏は若干摩耗して右側だけ先が平らではありません。



カラクリは基本的に鉄製ですが、先ほどの備前筒のように異種材が着せてあります。
恐らく、火蓋の内側にコの字状、雨覆の右側と煙返しの前側に耐腐食用に銀が着せてあります。
煙返しの方は備前筒にはありませんでしたが、こちらは取っ手部分にはありません。
雨覆の楔も銀で出来ているようです。


鋲は真鍮のような銅合金で、頭は銀が着せてあります。
矢倉鋲は紛失されていたので、とりあえず機能する程度のものを作りました。
ちゃんとしたものはいずれ。
これはカラクリの地板の側面に銀が着せてありはしません。
所氏のは備前筒の様に真鍮が着せてあるようです。



代わりに火挟の裏の地板に当たる部分に銀が着せてあります。
同じ摩擦を良くしたり、錆による固着を防ぐ目的なら、こっちの方が銀が少なくて済み、
着せる作業もしやすいのでしょうね。
でも残念、鉄製の盗人金が銀板と噛み合うようになってしまうので減ったようです。
真鍮で補修されています。
やはり地板の方に着せて、火挟と盗人金は鉄同士で噛み合わないといけません。
まあ、これは失敗だとして、見えないところにわざわざ着せていることから、
地板に着せているときも単なる飾りではなさそうだと判断できます。


火挟の軸は地板に入るところは平たくなっています。
組み立ての時に上から矢倉鋲を差すのに向きを気にしなくて住んで良いです。
後は軸の丸い部分の長さを火挟の厚さより長くしておけば、火挟のガタをコントロールできます。
作るのは多分大変ですが。



軸を使うタイプの普通の平カラクリです。
真鍮製の押金は板を曲げたものですが、先ほど薄くなるようにしてあるので、手間はかけたようです。



飾りっ気がありません。
引き金は銀で出来ています。
やっぱり、銀の触り心地が好まれたのでしょうか。
引き金の枠や矢倉鋲の穴の補強は真鍮のような材質。
矢袋の溝を薄い木で埋めてあるのも備前筒と同じです。



銃身はシンプルな八角です。
銃床の収縮でなのかカルカが抜けません。
以前の所有者がなんとペンチで抜こうとしたようで、ペンチの傷が付きつつ割れて欠損しています。
酷いものです。余計に抜きにくくなりましたしね、抜くのは今後の課題です。
銃身を外すのも非常に苦労しました。
前から少しずつ外していきましたが、銃床がしなって、折れないか怖かったです。
まあ、折れないように慎重な方法でやりました。
照星もシンプルな形状で、定番ですが銀が埋め込まれたいます。



照門も良くある形状ですが、横の穴の径が大きいです。
古い銃は大きめな気がします。
まあ、露が抜けていくにしろ、線香の燃えカスを取るにも大きい方が良さそうですしね。




惣巻張となっています。肉厚の一番薄いところは3mmぐらいですが、全て本当に巻いてでしょうか。
銘は江州国友彦右衛門 知忠となっています。実際に彫られている字は古いものもありますが。
この銘は所氏のものと同じですね。
ちなみに、登録証は江州国友彦右衛門 花押となっています。
花押というのは当時のサインのことなわけですが、登録書は花押となっていて、ただの文字のことも多いです。
そういうものなのか、読めないと花押としてしまっているのか、勉強不足でわかりません。


尾栓の後部にも力なのか廿(二十)なのかあります。
頭に全く傷がない綺麗な状態なので、尾栓を外さすときはどうやってやろうかと考えています。


銃床には墨書きで赤浦与三郎 清忠作 花押 とあります。
これは本当に花押でしょう、読めません。


銃床の尾栓が入る穴と尾栓の形状もピッタリなので、銃身を入れるときに先が上を向いてると奥まで入りません。
尾栓がテーパーになっているにも関わらず。
まあ、しっかりとした作りの火縄銃では結構多いことです。
奥まで銃身が差し込まれていないと、雨覆と銃床が干渉して銃身と銃床を合わせていけません。
銃身後部を銃床に差し込んだ後は、銃身を後ろに押しつつ合わせていかなければならないわけです。。

火挟の件は少なくとも実際に撃ってみないとわからないかもしれませんね。
勿体なくて撃つ気になりませんが。
デザインも機構も独特で楽しませてくれる一丁です。  

Posted by ラスティネイル at 03:40Comments(0)古式銃

2019年05月02日

旋盤加工


シリンダーが回らないジャンクのルフォーショー用のピンを製作。


ハンドに圧入しました。
これでシリンダーが回るようになりましたが、
シリンダーストップも破損しているので、直すか作るかです。


別件で頭がテーパーの部品も製作。
スライドテーブルは役に立ってます。
最初は取付が上手くいかないと思ったら、旋盤側のバリがバリに見えないぐらい立派なせいでした。
ただ、剛性の低下やガタの要因になる感じが若干するので、普段は一体の刃物台を使っています。  

Posted by ラスティネイル at 02:12Comments(2)カスタム・製作古式銃