2019年04月04日
研究用に銃身を購入
火縄銃の研究用に銃身単体を購入しました。
火縄銃の銃身は単体で持っていても全くの合法なものです。
ただ、銃身とその他を一丁分持っていてバラして売るような人には注意が必要ですけど。
銃身の形状や口径から阿波筒のものだと思います。
そんなには使われていなかったけれども、錆でかなり状態が悪くなったような感じです。
火蓋などの部品もついていません。
銘はあっても読めない状態です。
錆を落として読めるといいのですが。
実は諸々の判断基準から、画像で銃身の鉄が巻いてあるのが非常にわかりやすい銃身で、
銃身単体だから切断しての観察などもできるのではないかと購入したのですが、
実物が届いたのを見ると期待していたほど巻いてある模様が出ていません。
左巻きのような感じは薄っすら見えるでしょうか。
錆を軽く落としてみて期待できる感じでなかったら、売ってしまうかもしれません。
こんなんでも一万円ぐらいするので、研究に使えないなら売ってしまいます。
さて、この前の週末は時間がなくてさて、錆び落としできませんでしたが、どうなることやら。
話は変わりますが、最近は結構火縄銃を買っています。
洋式銃なら状態が良いものを持っていれば、同じ機種の状態の悪いのはもう買わなくて済むのですが、
火縄銃で独特な形状や機構で他にあまりなさそうなを見つけると、研究用と言い訳をして買ってしまいます。(笑)
で、お金が無くなると独自性の薄い一般的なものを売ってしまっています。
下手をすると、状態の良い立派なものを売り、珍しいけどガラクタのようなものばかり残るという・・・
ガラクタみたいなのは元々安いので売ってもあまりお金になりませんしね。
もちろん、愛着あるちゃんとしたものや、珍しいし立派なもの残していますが、
今現在も次は何を売ろうと悩みながら生活しています。
画像だけはしっかり撮っておかないと。
トイガン関係もどんどん火縄銃になっていってます。
なお、珍しとか立派というのは世間の火縄銃コレクターのレベルから見てそうかは保証できません。
そもそも珍しいの見ている部分が細かいですからね。
Posted by ラスティネイル at 01:41│Comments(3)
│古式銃
この記事へのコメント
初めまして。
銃身の銘やその他特徴について、ご存じかもしれませんが、あるいは赤外線写真だと見えたりする可能性はありませんでしょうか。
絵画や、出土品の刀剣類で赤外で透けて見える例がいくつかあったと記憶してます。
愚考ながら、ご参考になれば幸いです。
銃身の銘やその他特徴について、ご存じかもしれませんが、あるいは赤外線写真だと見えたりする可能性はありませんでしょうか。
絵画や、出土品の刀剣類で赤外で透けて見える例がいくつかあったと記憶してます。
愚考ながら、ご参考になれば幸いです。
Posted by 二式大型七面鳥 at 2019年04月04日 08:14
以前、たしか佐倉の国立歴史民俗博物館で日本の銃の企画展があり、鉄を巻いて作った銃身のレントゲン写真が展示されてました。
話には聞いてましたが、画で見てようやく納得できました。
この銃身も八角で銃口もふくらむなど、手はかかってますね。
歴史民俗博物館はミリタリー系に強い研究者がいるのか、先述の銃(火縄銃~幕末)や佐倉の陸軍57連隊の企画展がありました。
話には聞いてましたが、画で見てようやく納得できました。
この銃身も八角で銃口もふくらむなど、手はかかってますね。
歴史民俗博物館はミリタリー系に強い研究者がいるのか、先述の銃(火縄銃~幕末)や佐倉の陸軍57連隊の企画展がありました。
Posted by 都内在住 at 2019年04月04日 09:55
二式大型七面鳥さん
初めまして。
確かに赤外線なら見やすくなる可能性がありますね。
カメラのレンズの前に赤外線フィルムを通すだけでも、透けて見えるまではいかなくても、
通常とは違った見え方がするかもしれません。
都内在住さん
レントゲン写真でも出てくるんですね。
一度見てみたいところ。
国立歴史民俗博物館は行ったことがありませんが、名誉教授に銃砲史に詳しい方がいらっしゃいます。
また、有名な学者さんのかつてのコレクションも展示されているので古式銃の展示品も多いはずです。
初めまして。
確かに赤外線なら見やすくなる可能性がありますね。
カメラのレンズの前に赤外線フィルムを通すだけでも、透けて見えるまではいかなくても、
通常とは違った見え方がするかもしれません。
都内在住さん
レントゲン写真でも出てくるんですね。
一度見てみたいところ。
国立歴史民俗博物館は行ったことがありませんが、名誉教授に銃砲史に詳しい方がいらっしゃいます。
また、有名な学者さんのかつてのコレクションも展示されているので古式銃の展示品も多いはずです。
Posted by ラスティネイル
at 2019年04月04日 23:08
