2025年04月22日
軍用銃はフルストック
古い銃だとフルストック(銃身先端付近まで延びたストック)だと軍用銃らしさを感じますよね。
日本の火縄銃も基本的にフルストック、
逆に散弾銃だとフルストックは見かけず、軍用銃を猟銃化したときもストックを短くして軽量化されたいたりします。
では、重いし作るのも大変なフルストックがなぜ要るのか。
火縄銃とか前装銃だと装填するときに立てた上の方、つまり銃身の先の方を持つのが自然です。
当然、持ち手として木部で太くしてあった方が掴みやすいです。
そして、戦闘で使うときは連続で撃つことになるので、前装銃の装填速度でも銃身が熱くなっていきます。
そうすると鉄部が熱くて触れなくなるので、熱が伝わりにくい木部が必要になってきます。
その点、猟銃の場合は外せば獲物が逃げてしまうので、当てた獲物が生きている場合の止め刺しぐらいしかすぐにまた射撃することは無いでしょう。
そうすると散弾銃なんかはスイングさせる分だけ余分な重さは無くしたいでしょうし、散弾銃は銃身が長い場合が多いので、余計に重かったり作るのが大変になるのでしょう。
後装銃になるとフルストックが要らなくなるのかというと、装填には要りませんが銃剣を使うときの持ち手として木部が必要だったりします。
軍用銃は着剣ラグと構えるための持ち手が必要になるわけです。
現代銃だと着剣はできるけど、ものすごく使いづらそうに見える銃もありますよね。
2025年04月19日
記憶よりも美しい
大概の場合、記憶は美しいもので、過去に好きだったものを改めて見るとイマイチだったりするわけですが、
古いので出来が悪くてオモチャっぽくて安っぽいと思っていたマルシンのガスリボルバーのM29を久々に出してみたら案外悪くないなと。
手前がマルシンで、奥はコクサイです。
コクサイは現行品に劣らないレベルの見た目をしています。
しかしながら、レトロな雰囲気すらし始めているマルシン製はやはり古い製品のM29と雰囲気が馴染んでいる気すらしてきました。
現行のマルシンM29もかなり良くなっていそうで欲しいところではあります。
アンダーラグの無い8と3/8インチモデルがバリエーションになかったので買っていませんけど。
2025年04月15日
真鍮のリボン
アマゾンで真鍮のリボンを購入。
割と何でも手に入りますよね。
古式銃にレンチを使う際に真鍮板を挟むことがあるのですが、
変形して平らでなくなるので、一度使った部分は使えなくなります。
最初からリボン状だと切ってすぐ使えて、余分な部分が少なくて済むので良いですね。
0.3mm厚と0.5mm厚を購入。
2025年04月13日
和銃、鳥銃、火縄銃
火縄銃みたいにバットストックがない形状の長物を火縄銃型という人は多いです。
古式銃に関わってくると、和銃と言ったり、鳥銃と言う人が出てきます。
それも微妙に示すものが違うので、言葉を使用する人や、使い分けによって違います。
火縄銃型と言う人は日本の火縄銃型という意味を略しているのがほとんどでしょう。
火縄銃だと火縄銃型ではなくて火縄銃そのものなので、管打ち、気砲、カートリッジ式で、
日本の火縄銃のような形をしている場合に使われます。
場合によっては火縄銃を改造していて、元火縄銃の管打ちとかだったりするわけです。
ある意味、和銃と言うのと近い感じです。
ただ、海外にはバットストックのある火縄銃もありますし、
火縄銃に近いという表現は物を表すには少し間接的です。
和銃は短い言葉で、示す銃の範囲も十分に小さい。
鳥銃という表現も日本の火縄銃に使われることがあります。
日本に銃が伝わったときにはバットストック付きの銃の方が世界でも一般的でしたが、
鳥の狩猟をするときに上へ向けたりスイングさせやすいようにバットストックのない銃がありました。
鳥の狩猟用の銃、すなわち鳥銃です。
日本の火縄銃は鳥銃ですが、諸外国の鳥銃もあるわけで、鳥銃と言うだけで日本製とはなりません。
また、日本の火縄銃は伝来からかなり独自改良でデザインが変わっているので、
その点を強調するのも考えると、やはり和銃という言葉がしっくりくると私は思っています。
日本では大口径でもバットストックを着けなかったので、
明らかに取り回しが悪くて鳥銃とは呼べないだろうと言いたいものも。
鳥銃ではなく、鳥銃型?
まあ、鳥銃と呼んでしまうのでしょうね。
もちろん、日本製であっても洋式銃は和銃とは呼びません。
和銃と洋式銃は対になるような言葉ですね。
表現が違うのはちょっと気になりますが、和式銃とか洋銃とかは単語としてしっくりこないです。
2025年03月22日
セットトリガー付きを入手
引き金が二つある変な構成の管打式の和銃です。
まあ、セットトリガーなんですけどね。
管打式の和銃は火縄銃と違って人気が無く、価値も付きづらいですが、
射的用っぽい(狩猟用の可能性も)鉄砲でセットトリガー付きのものがあったので購入。
勿論、トリガーは大変軽くてキレが良い。
海外製かのような出来の良い部品と、当時の日本レベルの部品と、後で補修をした部品で構成され、
出来の良さやオリジナル度が何とも言いがたい。
正直、所持してそんなに幸せな気分になれる好みの銃でもないのですが、
射的用とか構造とか収集品や研究の対象として一致しているので、
状態の良い管打式和銃の相場の3倍近く払って意地でも購入した感じです。
現存数は少ないですが、火縄ではなく管打ちで精密射撃したかった人がいたのでしょうね。
大きな八重梅の飾りがついていて、後から付けたのかなとも思いましたが、他の目釘穴の飾りも梅なので、最初からでしょうか。
桜の銃が多いのですけどね。
昭和26年の文化財保護委員会登録で、まだ教育委員会ではありません。
刀と違って大名登録とか呼ばないですけど、初期の頃に登録されたものです。
なので、登録対象になっているのも銃身だけ。
刀の刀身と同じ扱いですね。
2025年02月20日
唯一沢山あるマガジン
家の整理で要らない物、空箱やらダンボールを処分して体積で300リットルぐらい減らしたら少し広くなった気がします。
そして整理で出てくる沢山のガスオペのガバメント用マガジン。
サバゲーなどもしないので、これほどマガジンを沢山持っているのはこれだけですね。
スピードシューティングをしていた方から引き継いだマガジンが多いのもあります。
そして、実家を探すともう少しあるかも。
表面が艶消しのとピカピカのがありますね。
当時でもこれで2000円と結構いいお値段です。
2025年02月16日
時代遅れな電動ガン
我が家の電動ガンを並べてみました。
電動ブローバックを除けば4丁のみで全部マルイ製です。
みな時代遅れなものたちですね。
サバゲーに行こうとか思ったら使えるのはM653ぐらいでしょうか。
G3は木ストだから被弾が怖い。
2025年02月14日
同じ銃?
部屋の掃除をしていたらKSCのCz75が出てきて、
ふと洗練された感じと野暮ったさが共存している独特な銃だなと思う。
スマートなところと太いところでもいいでしょうか。
マルシンのガスオペCz75も考えてみれば同じ銃なのですが、
スマートさの部分が足りないかなとも。
ファーストとセカンドの違いだけというわけでもなく。
トイガンとして目指したところ、特性、使い勝手なんかも全然違うので、
モデルが同じでもトイガンとしてはやっぱり全く違う銃でしょうね。
スライド後部の印象も全然違います。
2025年02月09日
銃のために
先日、肌の乾燥を治すためドラッグストアにクリームを買いに。
成分を見比べて尿素の入っていないのを買うべく選んでいました。
20年ほど前に尿素入りクリームを塗った後でマルシンのモデルガンのガバ(HW)を触ったら、
次の日に金属部品と本体の一部が白くなっていました。
それ以降、尿素は鉄砲の敵と見なしております。
ついでにゴム手袋も購入。
最近の肌荒れの原因に火縄銃の清掃にマジックリンを素手で触っていたり、
油を部品に塗るのにWD40とかを触っていたのもあると思うので、そういう時用に。
エアガン用のシリコンスプレーとかは害が少なくて良いのですけどね。
厚手で袖口まであるやつです。
2025年02月08日
M1851を連射してみる

東京マルイのM1851のスプリングの重さに私は軽くて驚いたのですが、
「エアコキだから重い」とか「連射できない」という意見も多く見かけます。
ガスガンの様に軽くはないですが、実銃も重いのを連射していますしね。
空撃ちだけど少し連射して撮りました。普段はSAAも触らないのでぎこちないですが。
多分、コッキングに慣れていない人が多いだけで、慣れると重く感じなくなりますよ。
簡単にコッキングする方法。
同時に撮っていたものの、ハンマー軽いから載せなくていいかと思っていたものです。
親指ではなく、親指と人差し指の間の肉でコッキングしています。
2025年02月05日
Colt M1851ネービー 東京マルイ
人気と評価が高いのが気になって買ってみました。
全体のサイズ感や雰囲気も良い感じですね。
撃ってみるととにかくよく当たります。
シリンダーからバレルに弾を送る機構のおかげですね。
リボルバーのエアガンの命中率でがっかりしている人はこの精度だけで一度は行ってみる価値があります。
でも、その代わりにデコックできません。
デコックすると弾の位置によっては次にコックするときに引っかかります。
ハンマーもスプリングのテンションはモデルガンとそんなに変わらない感じです。
ファニングも素手で出来ます。
ただ、ゆっくりハンマーを起こすと可動式フォーシングコーンの引っかかりが不快です。
ローディングレバーが金属製で銃身が前の方なので、慣性を利用したコッキングもしやすい。
ガンプレイもできるエアリボルバーなのでは。
全体的にガタも無く、剛性も高いです。
まあ、バレルは力を掛ければ向きは変わりますが、ミシミシするような不安感は今のところ無いです。
ハーフコックでシリンダーを回しながら装填し、途中で追加の装填もできます。
ただ、機構上のことでハンマーをちょっと起こしすぎるとシリンダーがフリーではなくなります。
そして、ハンマーをフルコックしないといけなくなりますが、デコックはできません。
ハーフコックにするときは起こしすぎないように。
ハンマーをコックした状態だと弾がチャンバー内で遊んでカラカラ音がするのはちょっと雰囲気を崩しますね。
シリンダーで弾を保持するパッキンはシステムに負担をかけないためかかなり弱く、抵抗を感じないものもあり不安です。
実は最初はエクセルBB弾で弾ポロするので、付属の弾を使ったら大丈夫だったという経緯もあり、
純正弾では大丈夫なのに不安が残っています。
あとは純粋に弾がスルッと入ると装填作業が面白く無いですが、部品への負担軽減の方が大事ですね。
凄い質感と言われる箱は文字が読みにくいですね。
デザインはウエスタン風と言いますか、ウエスタンブーム時のオモチャのパッケージってこんなデザインが多かった気がします。
光の当たり方によってはちゃんと見える。
箱に興味が薄い人間としては変な印刷にコストをかけるなら他に回してくれと思います。
側面はちゃんと文字が読みやすいです。
側面が読みにくいとか機種が書いていないと困りますからね。
ここはちゃんと読めるようにしてあって安心。
箱が開きにくいと思ったら裏にも発泡スチロールが。
マズル側は無いのは異なる銃身長に対応ということでしょうか。
下側を良い雰囲気で取出し安くと考えると蓋にも付くのはわかりますが、ここまで大きいのは初めてでしたね。
そして、布とか諸々で雰囲気を出すコストをかけるぐらいなら・・・まあ、些細な額なのでしょうか。
ちなみに、ハンマーコック状態でも大丈夫、偉い。
付属品。
キャップは予備も2個入っています。
ホップ調整器具は私は使うことないでしょうけど、指が届かない人には必需品ですね。
弾は鉛っぽいグレーと言いたいところですが、ちょっと安っぽい。
要らないという意見も多いシリンダーのスタンプですが、こういうエアガンにしては相当出来が良いと思います。
実物っぽいかと言うと・・・実物より良いのでは。
シリンダー前面はネジや分割で残念。
まあ、6mm穴ではどのみち雰囲気でないので諦めましょう。
キャップの箱はなぜ木目調?
何も考えずにキャップを装着すると、キャップに長さがあるし、ニップルがテーパーでないのでキャップの縁が突き当たるまで入ってしましますね。
それでもハンマーで叩けば発火するのかもしれませが。
ちょっと隙間がある方がそれっぽくないですか?
これは逆に多いかもしれませんね。
隙間はお好みで。
シリンダーはニップル周りもノッチ周りも良く出来ていますね。
分解した雰囲気も良いですね。
シリンダー毎交換でリロードなんて話も出ていますが、ウェッジの板バネが折れるなんていう報告もあるので要注意です。
シリンダー交換ならレミントンの方がやりやすいイメージですが、軸が動くようにはしにくい機構ですね。
バレルはフォーシングコーンの中に可動式のフォーシングコーンが。
下側は支えの金属が生えています。
金属製のシリンダー軸はかなりしっかりしています。
シリンダー内に回らない部品がある関係でラグがあったりするのですが、軸にネジ状の溝があるのを再現してあるのは、なぜそんなところに拘ったのか。
昔からマルイは変なところで拘りを発揮したりしますよね。
軸の上部にあるエアの通り穴は斜め前を向いていて、ちゃんと効率を考えている感じがします。
ボルト(シリンダーストップ)もライブです。
あれだけフォーシングコーンが固ければ要らない気もしますが、
下側はペーティングラインとかゲート跡とかそのままで投げやりです。
金属製のローディングレバーは重量がとても良い仕事をしています。
ここも仕上げは適当。
ホップのダイヤルは奥まっていますね。
ローディングレバーは根元とのガタも少ないですが、先端のストッパーも左右方向に固定されるのでさらに良い感じです。
銃口のライフリングの雰囲気は本当に良いですね。
ここだけで価値を感じます。
フロントサイトは最初の頃に写真で見たよりずっと良い感じです。
若干の違和感は覚えますが許容範囲。
ダミーネジは残念ながらノッペリした感じです、
質感もフレームと同じですしね。
グリップは色が白っぽい部分があり、一見すると安い白い木をニスで着色した感じ。
よく見ると樹脂の光り方や、成形時の流れが見えますね。
全体的に光りすぎ、表面性状は悪くないのに。
できるだけ細くしようと工夫したのでしょう、ポンプが浮き出ているような複雑な形状になっています。
苦労を感じさせる3次元形状です。
そのおかげか握りやすさなどに問題は無いです。
樹脂に流れが当たるところでわずかな溝ができています。
割れてきたりしないといいのですが。
ハンマーはキャップを叩かない形状になっています。
全体をそれに合わせてあるのでコックしたときは気にならないのですが、ダウン時はセーフティコックかのように浮いた状態に見えます。
滑り止めはエッジが効いてないですが、ファニングもするならその方が良いですね。
艶消しグレーが合わないという方もいるようですが、私はツヤツヤに光るよりはいいかなと。
ハンマーのVノッチのリアサイトはこの手のサイトにしては狙いやすく感じますが、一般的にはどうでしょうね。
フォーシングコーン(可動しない部分の方)がシリンダーとこんなに隙間が無いのは凄いですね。
実銃の方が大きいのでは。
とりあえず、思いついたことを書いてみました。
エアリボルバーながら新ジャンルと言える力作ですね。
機種を増やしていく展開も難しそうなのに、よく作ったものです。
高額で出来も良いですが、高級品ではないです。
観賞用の模型でもコレクターズアイテムでもない。
買う価値があるかは値段分だけ遊ぶかどうかですね。
2025年02月01日
どんどん崩壊
久々に元折れ式の鉄砲?のHK69A1を出してみました。
ラッチが固い・・・
トリガーも崩壊寸前。
撃って遊びはしませんが、見た目ぐらいは維持して欲しいです。
金属で作り直す気にはなれないので、いざとなれば3Dプリンターですね。
2025年01月26日
久々にビクトリーショー
コロナ前までは出店していたビクトリーショーですが、また出店するきっかけもないまま今年になり、
とりあえず様子を見に行ってきました。
新しい浜松町館にも初めて行きましたが、こんな綺麗なところでミリタリーイベントやっていいのって思いました。
素直に差別的な考えですが、軍服などのまま会場外を歩き回る軍規の守れなさそうな人もいるし。
厳しい指導をしてくれる上官役でもいないのでしょうか。
最近の無気力さで朝から並ぶ気にもなれなかったので、12時半からのんびり回りました。
買い物は結局6.3万円と私としては結構使った感じですね。
なお、そのうち5万円はミニチュア散弾銃なので・・・それを買わなければお買い得な買い物で済んでいましたね。
前からシカゴさんのブログのイベントの様子などに載っていた長物の古式銃を確認。
登録証無しの無可動で安いけど状態も悪く購入対象外。
前から気になっていたので、これで落ち着きました。
なお、1Fの古式銃のフロアはまだ片付かず、入れる状態ではないとのことです。
スコープは実物で高品質が安くって売っていますが、ハッコー時代のは流石に古いんですよね。
新しいのはもう品質どうのではなく、機能が違いますから。
その他、個人規模で出している部品で気になっていたものも見ましたが、
樹脂キャストやPLAで買う気になれず。
個人製作が増えてきているのは面白いのですけどね。
古いマガジンって見ているだけで良いですよね。
鉄板だけど人が作った感じが漂っています。
温かみを感じる手作り感。
2本はお互い何だかわからないまま売買しています。
でも、とても幸せです。
この角のアールとかいいですよね。
リムドカートリッジ用のマガジンリップっていつ見ても凄い形です。
45ACPは弾丸が入り込んでいるのもあるので、ブレットプーラーで引き抜かないと。
380オートに9mmK刻印があるという理由で買ってみました。
9M34も口径?
こういう収納の仕方がありましたか。
樹脂の後ろに薄いカップをつけた訓練弾?
ライフルマークもしっかりついていますね。
カート類は一つのブースで買いましたが、今日は結構売れたと仰っていて、
早くくれば良かったかなと少しだけ思いました。
GBBのM4用アッパーはそのままではWAM4に乗らず。
削ってみるかどうか。
G&Pもダメでした。
アウターバレルの無い状態で入手したコマンダーが300円の純正メタルアウターで復活。
5万円で買ったミニチュア散弾銃で、前から持っていたのと合わせて2丁に。
何だかケースでも欲しいですね。
値札はなく、売っている人も何だかも値段もわからないというものでした。
輸入品じゃなく日本製じゃないかという話をしつつ、何十万円とかのじゃないよねとか言われたり。
そんなに見かけないし、非売品で元々価格というものは無いのではないかと。
まあ、何十万とかで買う人は流石にいないと思いますが。
前にヤフオクで3万円で買ったと言うとちょっと額が低くいしなぁと思っていると、
前々回に5万円で欲しいと言っていた方がいたのにという話だったので、5万円で購入させていただきました。
これもお互い何だか正体を知らぬまま売買したわけですが、イベントではよくあること。
値段交渉可能とか、若いから安くみたいな感じもありましたが、需要や相場は置いておいて、
その値段で満足できる出来の良さで不満はないので値切らず。
それに最近、若い(趣味歴が短い)からという理由で安くしてもらうのは色々な意味で申し訳なくなってきました。
ハンマーは落ちないと言いますか、バレルを折ってもバネのテンションが無かったので分解。
おそらく、トイガン関係だけの人だと上手く分解できる人の割合は高くないのではないかと。
そういう意味は自分の元に来てくれて良かったなと思っています。
なお、私もあまり分解したくない・・・
松葉バネが両方とも折れていました。
上の画像では繋がっているように並べましたが。
他の部品類と比べると作りが粗いですね。
厚みも一定で形状も単純。
これぐらいは作り直すことにします。
やたらバネが強いから、少し弱くしておいても良いかもしれません。
銃身は鉄の棒の。先端を窪ませているだけで貫通しておりません。
フレームは撃針の穴は開いておらず、少し窪ませて穴っぽく見せているだけです。
合法なミニチュアです。
近々、出店もしたいなと思っています。
2025年01月19日
兵器考 有坂鉊蔵著
兵器考なる本を買ってみました。
著者は有坂鉊蔵氏で考古学者で工学博士。
海軍造兵中将、海軍造兵廠長、東京帝国大学教授とやたら凄い人。
弥生式土器の分類ができるきっかけの壺を発見したとか・・・
古代篇
砲熕篇 一般部
砲熕篇 小銃部、海軍部
近代篇
の4冊セット。
砲熕は大砲のことです。
著作権が切れているのでページを写して紹介しても大丈夫と。
古代編は弓、弩石弓、刀剣、長柄諸兵器、戦機、雑兵器、軍用動物、甲冑軍装、盾となっています。
更に細かい目次もあり。
本当に古代から始まります。
軍装・・・
盾に小銃用も含まれていますね。
砲熕篇 一般部も大砲についてかなり載っていますが、個人的には興味がほとんどない。
でも、どうせならとセットで買ってしまったわけです。
砲熕篇 小銃部、海軍部が個人的に一番のメインですね。
鐵砲師國友覺治郎氏宅小銃工場の写真を見ると銃身が本当に柱に固定されていますね。
水戸烈公発明脇差鉄砲って・・・ゲテモノなのに由緒正しい感じがしますね。
マルチニー銃は弾薬保持器まで載っていて扱いが良い。
江戸初期の船の装備品。
大砲や鉄砲と一緒に弓も一緒なのが面白いですね。
太鼓や螺貝、水桶(ダメコン用?)なども載っています。
もちろん、文章もあって、銃で一発当てるのに用いる弾数はボヘミア戦役で33発、
普仏戦争350発、日露戦役のロシア1000発、南阿戦争のイギリス側5000発の奇現象が起きてるなんて書いてあります。
奇現象と表現するのは日本人らしいですが、最近の米軍はやたら数を撃つなんて言われたりしますが、
ずっと前からそういう戦争なのでしょう。
近代篇は航空機、水雷・地雷、機関銃砲、現代の防護兵器及び偽装法、化学兵器、戦車、軍用動物と。
偽装法や軍用動物まで含めますか。
鉄砲は機関銃だけ近代扱い?
馬とか犬だけでなく、鳥までいますよ。
内容は究極的に広く浅くなのですが、あまりの広さに兵器考としては深みが出ているのではと感じるところ。
まあ、浅くと言いつつ説明が細かいところもありますけどね。
鉄砲関係は少ないです。
ミリオタではないので驚異の幅が狭くてほとんど読みたいところが無いです。
いえ、ミリオタなら全部に興味がありそうと思えもしませんが。
普通なら一人で書くのではなく、分野ごとに書き手が分れそうなほどの内容です。
Posted by ラスティネイル at
00:10
│Comments(2)
2025年01月16日
本体は大体できてきた
ウェルロッドの本体部品が大体できてきました。
バネもピンも無いので、見繕ったり作ったりしないとですが。
グリップを兼ねたマガジンはまずは3Dプリンターで作ってみますが、
モデルガンの32オートあたりから持ってきた方が安心な感じはしますね。
トリガーも金属パイプを曲げてトリガーバーに接着した方が良いのですが、
まずはフル3Dプリンターかなと。
水道管と言われるウェルロッドですが、グリップが無いと本当にただの棒かなにかのようです。
もちろん、写真などでわかってはいたのですが、6~7割は棒だなと思っていたのが、
立体物を見ると9割方は棒だなと認識を改める感じです。
2025年01月14日
若干形に
ウェルロッドが若干形になってきました。
まだ4点の部品ですけどね。
マズル部とハンドルという先端と後端から作製。
ここはローレットがあるので、0.2mmノズルが付いている現在に刷りました。
どこかのタイミングで印刷の速い0.4mmノズルに戻そうかなと。
ローレットもこれだけ形になるといいですよね。
2025年01月12日
データ作成
3Dプリンターを動かさないととデータ作成。
本末転倒ですが、ウェルロッドは前から欲しかったですしね。
フレームだけ作ってあって、他の単純な部品は面白味が無いから放置していました。
今日は17時ぐらいからデータを作り始めて、7割ぐらい終わった感じです。
ピンやバネは現物合わせなのでデータを作らず。
データが重くなるだけですしね。
CADの組図は寸法確認用で、寸法を拾うのにも使えて便利です。
2025年01月10日
2025年01月07日
0.2mmノズル その2
P1Sと0.2mmノズルの組合せで拾ってきた小さなピストルのフレームを刷ってみました。
ピストルの形状に見えないかもしれませんが。
薄い壁もちゃんとできていますね。
上手くいっていない部分もありますが、全体的には綺麗にできています。
ビルドプレートが表面がデコボコなやつなので底面がデコボコに。
このおかげでビルドプレートと樹脂の食い付きは凄くいいんですけどね、冷えると剥がれますし。
こういうフレームをやるなら平滑なのも用意しないとですね。
問題は長方形の窪みの中の平らな部分が上手くできていないです。
サポートの格子の密度が低すぎるとか、Z方向の隙間が大きすぎたのか。
そもそも、0.06mmスライスでこういう形状はどうにも向いていないでしょうね。
アリ溝もそれなり。
面倒で消さずに刷ったバレル用のネジ山も側面はわりと綺麗に。
上側のネジ山は当然上手くいかず。
下側のネジ山は丁寧にやればサポートを剥がせるのかどうか。
ネジみたいな形状だとちょっと厳しそうな感じも。
P1Sを買ったときにフィラメントの自動切り替え装置は要らなかと思ったのですが、
この感じだとサポート材を使うとぐっと品質が良くなりそうですね。
デュアルヘッドと違ってフィラメントの切り替えに時間がかかったり、ノズル内のフィラメントを捨てる無駄はありますが、
今はサポート自体は部品と同じ樹脂で、サポートと部品間の層だけサポート材にして切り替えを極力減らしてロスも減らしているようです。
サポート材自体も柔らかいとか水に溶けるとかではなく、本体樹脂とくっつかずに剥がれやすい特性の樹脂でいいようです。
手間いらずで品質が上がるなら用意すべきかもしれませんね。
いかに楽をして不具合のない部品を作るかがFDM方式3Dプリンターの勝負でしょう。
妙に手間をかけると、最初から削った方が良くないかという話になるので。
印刷時に立っていた壁にやはり面倒でデータから消さなかった刻印が一応形になっているのですが・・・文字も多少読めるし。
前回、XY方向でセレーションの角すらイマイチだったのに。
印刷のしやすさを除けば解像度はもちろんこちら方向の方が高いのですが、それでも驚きです。
セレーションの時はノズル径ではなく動きが悪い感じでしたしね。
こちらも円形の外のぼやけた感じはちょっと動きが怪しいですけど。
こっちは自分で作ったデータで、大きなオーバーハングありと。
それなりに形になりました。
セレーションも形はできていますが、なんだか変な模様ができています。

スライサーを確認すると、トップ面の塗り潰しが斜めに塗りつぶすようになっていたので、
セレーションの角以外が変な模様になっていたのですね。

同心状に変更。
綺麗なセレーションになりました。
もうちょっとできることとできないことを把握して、上手くする方法がわかっていけばかなり良い部品ができそうです。
特にサポート材を使えば割と簡単に。
2025年01月03日
巳年
新年おめでとうございます。
巳年だからイングラムの画像を載せる人は多いだろなと思いつつ、
M11ファンとしては面白味とかではなく義務として画像を載せておこうかなと。
メーカーによってマークは結構違いますね。
手持ちを本気で撮影?
奥にしまってあるのは出すのが大変でした。
部品取りの予備(生きてる)まで出してきましたから。
昨年は週一の頻度の更新(毎週という意味ではない)を目標にしていましたが、
仕事が忙しかった期間に更新の習慣が無くなってしまいました。
しばらくは意味のないような更新もしつつ、更新の習慣を取り戻すことにします。
本年もよろしくお願いいたします。