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2020年10月22日

息を吹くのは

息を吹くのは
銃身に息を吹くというと西部劇なんかで撃ち終わった後に銃口に息を吹いて煙を出すのをイメージする人が多いのではないかと思います。
それは効果があるのか疑問ですが、古式銃では銃身に息を吹き込むのは重要だったりします、カッコ良い感じはしませんけどね。
まず、装填前に銃口から息を吹き込んで火口から空気が抜けて、火道がしっかり通っているか確認します。
そして撃った後は銃口から息を吹き込んで残火を出します。
火薬や不純物の燃え残りが燻っていると、火薬を装填したときに火がついてしまう可能性があるのです。
装填した火薬に火が付けば火傷などしますし、弾を入れて突き固めている間に火が付いたら弾で怪我をする可能性があります。
発射後にすぐに装填して撃つときなどは重要になりますね。
現代銃だと銃口を覗き込むのは厳禁ですが、前装銃では安全を確保するためにそのような動作が必要というわけです。
もちろん、装填してある状態で覗く気は全くしませんが・・・
今の基準では射撃場ではL形に曲がった器具でもつけて息を吹き込むと安全なのかもしれませんね。

息を吹くのは
後装銃になってからも息を吹き込むことをしている銃もありました。
銃口ではなく機関部から吹き込めばいいのですけどね。
火薬は紙や薬莢に包まれているので火が付く可能性はほぼありませんが、
銃身に紙の破片が残っていると命中率に影響が出るので吹いて出すと。
ただ、当時の後装銃の紙薬莢の使用方法はかなり差がありました。
薬室に残るのが前提で次の弾で押し出されるもの、燃えてなくなる(燃え残りが発生する可能性ありの)もの、
弾と一緒に飛んでいくもののなど。
息を吹くのが全ての銃に有効というわけではありません。



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この記事へのコメント
いろいろと火縄銃の射撃を見ておりましたが、銃身に息を吹き込んで滓などを出すのは確認しておりませんでした。
私の注意が足りなかったのかも知れませんが。
非常に参考になりました。
なお、ウェスタンものでマズルを吹くのは、ポーズを別にすると火薬の臭いを払うため?
そこまで煙いとも思えませんが…
Posted by 都内在住 at 2020年10月22日 12:07
テレ―銃を持っておられるのですね。操作したことがありますがとても使いずらい銃だと感じました。
Posted by 鉄吉 at 2020年10月22日 20:56
>都内在住さん
必ずしもやっているわけではありません。
現代の火薬は不純物も少なく性能が良いので燃え残りも少ないでしょうし、
滅多に次に装填した火薬に火が付くこともないでしょう。
演武だとあまりカッコ良い感じでもないですしね。
とはいえ、近年でも演武で顔を火傷したベテランがいるようです。

>鉄吉さん
ソードオフされていてストックが無く、凄く短いので機関部を見るだけのようなものです。
登録証はちゃんとついていますが。
操作は現在銃より余分な部分がありますね。
Posted by ラスティネイルラスティネイル at 2020年10月23日 19:46
 
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