2019年08月12日
釣り人の象嵌の堺筒
ずっと放置していましたが、夏季休暇で時間も心も余裕ができたので、
規則正しくない生活をしながら更新です。






もう手放してしまっていますが釣り人と魚の象嵌が入っている堺筒です。
崖や波なんかも描かれています。
堺筒は装飾が派手ですが、釣り人はちょっと粋な感じですね。



金具は派手ですね。
火縄の火を消すところは真鍮と銅の二色になっています。
正直、金具が出っ張っている部分があったりして、
痛かったり怪我しそうだったり、実用性ではマイナスです。

銃床後部は贅沢にも全面が金具で保護されています。
これは良いかもしれませんね。


銃床下部も大きな金具があります。
雲と龍というのも定番の内容ですね。

元目当は富士形。




柑子はらっきょう形で、先目当は真鍮になっています。
カルカの先端は胴で補強されていますが、
パイプ状のを木に被せてあって、真ん中は木のままです。
大して問題ないのでしょうか。


胴金は銃床の面より出っ張っていて、銃身は後部がそこに入る分が合わせて削られています。
しっかりと胴金で保持できれば銃床が割れにくくていいでしょうね。



半巻張 摂州住 鶯蔦谷喜八郎 □□作となっています。



尾栓は特別な感じはないですね。
ネジのかかりはちょっと浅かったです。











標準的な外記カラクリです。
順を追って分解手順です。

刃物先は鉄が埋め込まれています。

相手の蛭クワエには鉄が埋め込まれていないので、
こちらばかり減ってしまいますね。
機能は問題ありませんでしたが、製作者はちょっと理解が浅かったのでは。



外記カラクリは作動が確実でいいですね。
堺筒は機構的には特別な特徴はありませんが、金具が大きくて装飾が派手なのと、
その金具が補強になっていたり、邪魔だったりするようです。
規則正しくない生活をしながら更新です。
もう手放してしまっていますが釣り人と魚の象嵌が入っている堺筒です。
崖や波なんかも描かれています。
堺筒は装飾が派手ですが、釣り人はちょっと粋な感じですね。
金具は派手ですね。
火縄の火を消すところは真鍮と銅の二色になっています。
正直、金具が出っ張っている部分があったりして、
痛かったり怪我しそうだったり、実用性ではマイナスです。
銃床後部は贅沢にも全面が金具で保護されています。
これは良いかもしれませんね。
銃床下部も大きな金具があります。
雲と龍というのも定番の内容ですね。
元目当は富士形。
柑子はらっきょう形で、先目当は真鍮になっています。
カルカの先端は胴で補強されていますが、
パイプ状のを木に被せてあって、真ん中は木のままです。
大して問題ないのでしょうか。
胴金は銃床の面より出っ張っていて、銃身は後部がそこに入る分が合わせて削られています。
しっかりと胴金で保持できれば銃床が割れにくくていいでしょうね。
半巻張 摂州住 鶯蔦谷喜八郎 □□作となっています。
尾栓は特別な感じはないですね。
ネジのかかりはちょっと浅かったです。
標準的な外記カラクリです。
順を追って分解手順です。
刃物先は鉄が埋め込まれています。
相手の蛭クワエには鉄が埋め込まれていないので、
こちらばかり減ってしまいますね。
機能は問題ありませんでしたが、製作者はちょっと理解が浅かったのでは。
外記カラクリは作動が確実でいいですね。
堺筒は機構的には特別な特徴はありませんが、金具が大きくて装飾が派手なのと、
その金具が補強になっていたり、邪魔だったりするようです。
Posted by ラスティネイル at 04:08│Comments(0)
│古式銃