2015年03月18日
銃砲刀剣類登録審査会
有給を取って銃砲刀剣類登録審査会に行ってきました。
受けてきたのは登録審査ではなく、現物確認審査ですけどね。
登録は大阪府ですが神奈川で審査を受けさせてもらいました。
午後の審査で、受付から審査までの待ち時間と審査時間合わせて3時間は座っていましたね。
初めてなので自分にはわかりませんが、骨董商の方が「今日は混んでますね。」と仰っていました。
順番が来て現物を渡し、離れたところにあるスペースで待ちながら眺めていると、
審査員の方が寸法を確認し、写真を何面か撮り、その後も10分以上は銃を見たり資料を見たりしていました。
種別確認だけなのにおかしいなぁと思っていたのですが、終了後の説明のときに書類を覗いてみると、
フランス又はベルギーとか、どんな刻印があるかなど書かれていました。
しっかりとやってるから時間がかかるんですね。
結局のところ、登録証と現物は一致で、本来ピン打ち式なのがヘリ打ち式になっているのをピン打ち式に訂正してもらえることに。
また、全長が銃身と平行な長さの測定ではなく、一番長い辺で斜めに測られているのも訂正してもらえるようです。
大阪の教育委員会が新しい登録証を発行するのは四月いっぱいかかるだろうとのことでした。
とにかく、堂々と持てる登録証にできるようで安心しました。
会場を見るとほとんどが刀で、火縄銃を持っている方を一人だけ見かけました。
やはり銃は少ないようです。
登録はいい加減なイメージがありましたが、今回は信用できる感じでしたね。
写真撮影も重要で、すり替えなどは出来なくなりますし、
審査員が種別を間違えたとか、長さを見間違えてとかあっても、登録時の現物と一致していることは確認できます。
ついでに、ヘリ打ち式の登録は問題ないのか聞いてみたところ、一部は登録できるとのことでした。
単にヘリ打ち式とだけ書いてあっては合法なものか判断できないので、
「ウインチェスター66型」みたいに機種が特定できるようにはする必用があるそうです。
法律上はしょうわ明治19年以降に実用されている弾が駄目で、中心打ち式やヘリ打式が駄目という記述は無いのですが、
中心打ち式とヘリ打ち式で登録できるものは少ないので、簡単に説明すると中心打ち式と縁打ち式は駄目となるようです。
Posted by ラスティネイル at 02:07│Comments(0)
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