2021年03月14日
分解手順
火縄銃の銃床を見ているとカラクリが収まる部分の掘り込みが、
一番前の部分で傾斜していて深くなっているものがあります。
カラクリを合わせるとこれくらいの角度です。
これがあると銃身を外さなくてもカラクリを外すことができます。
後端を持ち上げて後ろに引き抜く感じですね。
カラクリを外すときは銃身を外し、カラクリ前端を固定している胴金を外してからと言われることが多いですが、
そんな不便なことをしなくても、このようにカラクリだけ外せる銃もあると。
この銃は二重ゼンマイカラクリですが、他のカラクリでも見かけます。
傾斜になっていなくても緩い銃は外れたりしますが、当初からなのかはわかりません。
火縄銃って結構細かなところまで考えられています。
Posted by ラスティネイル at 01:36│Comments(0)
│古式銃