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2010年07月08日

弾ポロの原因

弾ポロの原因

WAM4といえば弾ポロが起きることが欠点の一つとされています。
前から気になってはいるのですがうちのは旧型チャンバーは全然大丈夫ですね。
構造的にはブルズアイバレルの方が弾ポロしやすいのではないかと思っていましたが、実際は旧型の方がしやすいみたいです。
そのうちマルイ式にしたいのでその時は起こらないかはわかりませんね。

弾ポロというのは弾の保持位置が前過ぎて弾がフローティングバルブを押せないため発射側にガスがあまり出ないことで起こります。
弾ポロ対策としてはマルイの電動用パッキンを使う社外製チャンバーに硬めのカスタムパッキンを使うとか、
ノズル内のパーツを組み替えてマグナでなく負圧式にするとかしているみたいですね。
特に負圧化は弾の位置に関係なくガスがバレル側に回るので有効ですがリコイルが弱くなるとかならないとか。

弾の保持位置が前過ぎてしまうのは単に弾の前進速度が速すぎるということではなく、ノズルがシリンダー(ボルトキャリアー)に完全に戻っていないとピストンによる圧縮で空気が弾を押し出してしまうという説があります。
または空気圧でフローティングバルブが前に固定されてしまっているためというのは考えられるかもしれません。
どちらもノズルがスムーズにシリンダー内に戻るようになっていれば起こらないはずです。

もしくは、チャンバー内にノズルが入っていくとノズルの体積分だけ空気が圧縮されるので、という可能性わずかに考えられますがあまりないでしょうね。
マガジンのパッキンが傾斜していて完全に閉鎖した時のみ気密が保たれる機種だと起こりにくそうですがそういう改良は難しいですね。

閉鎖不良でノズルが前進しきっていないためにフローティングバルブが弾に当たらないこともあるかもしれません。
もしくはボルトキャリアーは前進しきっていてもノズルが前進しきらないという可能性もあります。
普段は勢いでノズルも前進しきるのがたまにそうならないと。

実験としてうちの個体で弾ポロが起こせないか確かめてみました。
ホップは最小にしてノズルは前進してる状態でマガジンからガスが入るルートを塞いでボルトキャリアーを前進させ空気を送ってみたり、ノズルもちょっと下がっている状態からガスルートを塞いで勢いよくボルトキャリアーを前進させてみたり。
結果として弾ポロは起こせませんでした。
起こらない個体は起こりにくいのか。単にうちの個体はピストンの気密が悪すぎる(ボルトキャリアーが安物社外品)のか。
これからマルイ式パッキンのチャンバーを使ってみてどうなるかです。




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Posted by ラスティネイル at 00:34│Comments(0)理論・実験
 
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