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2019年02月07日

ホップ付きのガスセンチメーターマスター

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
東京マルイの固定ガスのセンチメーターマスターのホップ付きの中古が購入品についてきていたのでレポートします。
まあ、手に入れてからずっと放っておいたのですが、手放す前にどんなものか見てみようかと思いまして。
昔の値段の話ですが、通常のエアコキが1980円、ホップが付いて2980円、固定ガスが3980円となっていて、
1000円アップずつでステップアップできるようになっていて、相当な数が売れたガスガンではないかと思います。
割り箸マガジンで全体的にもリアルでない同種の廉価なガスガンは他社でもほとんど作らなくなっている中で、
マルイ製であることの手軽さからか古臭さを感じさせながらもロングセラー商品だったと思います。
ホップが搭載されると来たときは、やっと一番の欠点が解決されるかと思ったものの、
6980円に値上げされると知ったときは、3000円も上がったら初心者が買いにくいし、
そもそもホップ付けただけで3000円は消費者を舐めているのかと。
今回、たまたま入手したところ、案外良くなっていたので紹介します。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
凄いボロボロですが旧バージョンと比較していきます。
画像は左もしくは下側がホップ付きのニューバージョンになるようにしています。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
外観上の一番の大きな違いが、コンペンセイターが金属製になりネジ止めになっています。
インナーバレルがアルミから真鍮になり、後退していたのが固定に。
トリガーの引き心地も別物の軽さとスムーズさです。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
グリップはラバーコーティングされるようになり割と良い感じですが、
同社のラバーコーティングされた他機種のグリップがベトベトになっているのを見ていると、
時間が経つとどうなるかは不安です。
単純に使っていると剥げてきたりもしますしね。
まあ、そんなに長く使い倒す人ばかりではありませんし、新品時の高級感も大事です。
文字も良くわからないものに変えられていますが、気にする人もいないでしょう。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
マガジンは同じく割り箸マガジンです。
ここを買えるのは無理でしょうけど、古さを感じさせますね。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ガス注入口はフレーム底面まで下がって注入しやすくなりました。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
中身はこのようになっています。
バレルが後退するのではなく、ノズルが前進するようになっています。
また、ハンマーの前に引き金を引いた時以外はハンマーの前進を阻むパーツができました。
不意にハンマーを押してガスが出てしまうことを防いでいます。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ハンマーをコックしてもノズルは前進しません。
なのでマガジンの抜き差しもできます。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
引き金を引くとノズルが前進します。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
このノズルは先端の下側が斜めにカットされています。
こういう命中率を高めるための工夫がこの銃にも盛り込まれています。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
チャンバーパッキンはお馴染みのですが、一応ホップの強さが調整できるようになっています。
これが初期状態。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
無理のない程度で出来るだけ強くした状態です。
ネジを緩めて、パッキンを押すように部品をズラしてネジを締めれば強くできます。
初期設定は最弱のようですし、ホップが弱いという話も聞かないのであまり要らなそうですが。
分解しないと調整ができないので、あまり役に立つように思えず、どのような意図か知りたいところです。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
右側が上下して、左側は固定でパッキンを押さえる部品はプラの弾性で下がっていくので、
強くすると右側の方が下がっていくようになります。
実用調整範囲ではあまり問題ないはずです。

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
ホップ付きのガスセンチメーターマスター
一応、ノンホップの旧型です。
チャンバーパッキン自体がバレルに覆いかぶさって取り付けられる、昔はよく見た形状です。
駄目とは言いませんが、ホップ無しとしても現在のものからは劣るのは確かです。
バレルが後退するようになっていて、バレルを戻すための強いスプリングがあります。
引き金の弾き味が悪いわけです。
なお、ゴミが多くて汚い画像で申し訳ないですが、これでも軽く掃除しました。
開けた時はそっと閉じたくなるような状態でしたから。
旧型のグルーピングテストはいいやって思いました。(笑)

ホップ付きのガスセンチメーターマスター
グルーピングテストをしようとして唖然としました。
久々にエアガンを撃とうとしたら、サイトピクチャーがまともに維持できないのです。
レストなので安定はしていたのですが、フロントとリアの隙間が一定にできないし、
上辺が揃っているかどうかも怪しい。
元々サイトや隙間が大きいタイプなのもありますが。
また、センター照準が全然できなかったので六時照準にしましたが、
的の黒円が大きいので、クリックはないものの上下調整できるサイトで助かりました。
腕が悪いのは仕方がないので諦めて、5mレストでマルイの0.25g弾で5発ずつ撃ってみました。
左上、右上、左下、右下の順で撃ちました。
それぞれ22mm、28mm、30mm、26mmで平均が26.5mmとなりました。
二回目の上の一発は撃った瞬間にミスで上にいったとわかり、
それを除けば18mmと残念な感じでした。
まあ、二回目をなかったことにして続けても、そんなに上手く撃てないだろうと諦めました。
引き金は非常に撃ちやすくて良かったのですけどね。
銃自体は5mで500円玉を外さない程度の精度がありそうです。
期待以上で非常に優秀。
ちなみに、的は本当は左にもう一つあり三つ繋がっていましたが、
左側は一回はガス切れでやたら下に着弾、もう一回は6発撃って無しになりました。
数ぐらいちゃんと数えたい・・・

値段が上がってはいますが、命中率は文句ないですし、
撃ち味も別物で初心者に勧めてもいいような気がしてきました。
命中率だけなら他の高級品と比べたって勝負ができそうです。
旧バージョンを知っているので、むしろ劇的な変化をしたように感じるのですが、
始めてガスガンを手にするような人はどう感じるのでしょうね。
やっぱり、コストパフォーマンスはマルイにしては悪いでしょうか。
まあ、旧型の全盛だった時代と違って今はどこも割り引いて売っているので、
実売価格ではそこまで上がっていないとも言えます。



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Posted by ラスティネイル at 01:41│Comments(2)ガスガン
この記事へのコメント
これの同系列の商品に.357マグナムのデザートイーグルがラインナップされてましたが、
同様のアップデートされてれば欲しくなりました。
ハンマーダウン時に押し込んでもガスが放出しないのは、一番嬉しい改善です。
この問題があるから、サバゲ用にムリしてMGCのを買ったんだよなあ…
レポートありがとうございました。
Posted by 都内在住 at 2019年02月07日 09:52
残念ながら、センチメーターマスターとウィルソンスーパーグレード以外はリニューアルされないどころか、生産をやめてしまいましたね。
レースガンしか機種がないのはいいのかなぁとも思いますが。
少なくとも、サバゲーには向かない外観。
Posted by ラスティネイルラスティネイル at 2019年02月08日 00:21
 
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