2014年07月04日
塑性関節
テレー銃は未だにボルトが動かず。
少しずつ手入れはしています。
ロックも外したいのですが外せず。
一部の表面だけ油をつけて磨いてみたら刻印が出てきました。
錆で凸凹だったので残っていない思ったのですが、嬉しいことです。
凸凹でも窪んでるんではなく錆で膨張しているだけの時は案外元の表面が残ってるんですよね。
表面が荒れてたり巣のようになっていたりはしますが。
ボルトも酸にでも漬ければ簡単に動くようになるのでしょうが、表面の色とかも全部落ちてしまうので勿体無いんですよね。
どちらにしろ、撃てるような状態とは程遠いですが。
ちなみに、ネジの周りはずっと油をつけておいています。
ロックを外そうとしてもネジが回らなかったのですが、油を差しておいたら片方のは回るようになりました。
頭だけ10度ぐらい簡単に。
裏から見るとネジ部分は回らず、完全に塑性関節になってるな思いつつもう少しまわしてみたらポロっていきました。
やっぱりダメですね。
破断部の一部に錆があるのでかなりギリギリだったようです。
頭にペンチの跡もあるので、いい加減に扱われていたとは思いますが、それでよく折れずにいたなと思いますね。
折れた部分の径を測ると5.5mmだったのでインチのNo.12ですね。
エンフィールド用を持っているのでそれがつくかどうか。
まずはロックを外さないとどうにもなりませんが。
今までの経験上、エンフィールドではトリガーガードなどが真鍮だとインチネジで、このテレー銃も真鍮なのでインチではないかとは思っていました。
ただ、アクションとストック固定するネジは直径8.4mmと何だかわからない規格です。
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