2014年05月22日
銃床入手
村田銃の銃床をもう1つ入手しました。
村田銃ではよく見る形状ですね。
機関部は軍用とは違う感じですが、トリガーの位置は今までのより軍用に近いですね。
何故か猟銃はトリガーが前方にあるものが多いです。
後ろは切り詰めてあるのか短いです。
体格に合わせたというにもかなり短いので、持ち運びを重視したのかもしれません。
これも機関部載せるなら結構な設計変更が必要そうです。
村田銃は軽いといいますが、アメリカのM70と比べるとかなり細いですね。
上から見ると場所によってはかなり薄いですし。
最近、事件のせいで3Dプリンタの印象が悪くなってしまっていますね。
正直、3Dプリンタは銃を作るにはまったく向いていないのですが、
何にも知識も技術もない人間でも作れるというのは確かに悪用しやすいかもしれませんね。
とはいえ、ちょっと旋盤などの加工機を使えれば3Dプリンタで作るよりずっと丈夫で小さい実用的なものが作れます。
日本には拳銃ぐらい作れる人が実はいくらでもいる訳です。
下手な国よりよほど拳銃を作れる設備も人もいるのに、密造をする人はまずいないのが日本という国です。
銃には向いてないとしても、強度の要らないモデルガンには3Dプリンタはいいですよね。
複雑な形状も簡単に作れますし、人力で削ったり接着も簡単。
個人用では高精度というのはちょっと厳しいですけれども。
モデルガンに限らず、3Dプリンタは他に有用な使い道がたくさんあります。
逆に言うと、合法的に拳銃を所持できて作れる地域であっても、圧力が高くて熱も発生する点でまったく向かないはずの銃を作るということで、
その他のことに関しても3Dプリンタが非常に有効に使えると示しているのかもしれません。
そんなイメージの悪くなりつつある3Dプリンタで村田銃を作っていますが、
安全対策はしっかりしてます。
銃身が塞がっていたり。
ボルトフェイスに何もなかったり。
大きな部品は中がスカスカです。(画像は村田のものではありませんが)
まあ、中がスカスカなのは印刷時間や材料の削減が大きいのですけどね。
そもそも、実銃を密造しなくても本物の古式銃は合法的に持っているので・・・カートも使えず実用性は密造銃以下かもしれませんね。
満足度は古式銃の方が高いように思えますが、自衛とか言い出す人の感覚はよくわからないところです。
Posted by ラスティネイル at 01:05│Comments(0)
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