2009年02月16日
LS製エアリボルバー
次はLSです。
M586とM19がありますが形状の違いはバレルだけですね。
グリップや金属パーツは色違いです。
カートも茶色いM586に対しM19はグレーですが茶色い方が絶対に良いですよね。
フレームは一体成型でサイドプレートも見えるネジはマイナスネジ。
ただ、モナカのバレルをとめる二本のネジはプラスで目立っています。
レッドインサートはなくリアサイトは完全に固定。
ただし、リアサイトベースは別パーツがプラスネジで留まっていてサイドプレートの固定を兼ねています。
バレルとフレームはバレルピンによる固定で強度は心配なさそうです。
シリンダーはやはり筒抜けですが後ろに窪みがあるのであまり格好よくは無いかもしれません。
エジェクターロッドはプラで先端の固定はなし。
その代わりにヨークが弾力で固定されます。
ハンドが金属なのでシリンダー側がどんどん変形していき耐久性はないです。
プラ同士なら問題なかったものを。
メカを見るとハンマー、トリガー、シア、ハンドが亜鉛製だとわかります。
これのおかげでコッキングでしなった感じなどはしませんね。
また、ピストンは近くのシアで保持されるのでハンマー付近の負担は減ります。
もっと強いスプリングでも平気そうですがプラのフレームがもたないかもしれません。
また、ハンマーと連動してピストンをコッキングさせるロッドがシリンダーの横を通っているのは珍しいですね。
シリンダーストップはなく、シリンダーの固定はフォーシングコーンのみ。
それで問題ないはずですけれどね。ガスリボルバーならばオーバーランもありますがエアコキでそんなに早くコッキングするのは難しいです。
バレルはプラのモナカです。
フォーシングコーンは動くのにバレルは固定でその間は1cm程度あると言う滅茶苦茶な設計。
実射性能は全然ダメ。
M19はカートのパッキンが硬すぎで六発中一発しか撃てません。
M586のカートなら一応撃てますが初速のばらつきが多く、3mで50㎝ぐらい縦に散ります。
横は10㎝ぐらいにまとまりますが3mですからね。
銀玉鉄砲以下ですから性能で言えば評価のかなり悪い旧クラウンが立派に思えてくるぐらい。
M586のカートをM19に入れたら初速は少し安定しました横には20㎝ぐらい散るよううになってしまいました。
結論としては旧クラウンよりはリアルな外観もコストダウンで平均値よりは低いですし、
性能以前に撃てるかどうか。
金属製のハンマーやトリガーのみが魅力ですがハンドが金属なのは逆効果。
コストをかける配分を間違えているように思えます。
値段が安いのはいいですが今から買うには全然ダメですね。
歴史を感じるコレクション用として以外は価値が無いです。
Posted by ラスティネイル at 21:30│Comments(0)
│エアコッキング