2022年01月23日
伝説の残骸
更新のネタとして2年以上前に入手した残骸を載せることにしました。
ずっと更新してなかったのに、二日連続で更新してみるわけです。
これはヤフオクの鉄の置物カテゴリーで普通のリサイクルショップがUSA銃と言って無可動銃の部品として売っていました。
画像でも錆びてるから鉄には違いないけど、実銃の部品には見えないなと。
それで画像をよく見るとMFG ROCKENと刻印があったので、六研製と。
模擬銃器として販売目的の所持が禁止で、所持は合法なモデルガンですが、銃床どころか銃身が無いので単なる部品ですね。
実銃の部品だって長物なら銃身が無ければ法に触れないですから。
まあ、部品での販売でも、販売前に銃の形になっていると模擬銃器を販売目的の所持したことになるだとか、
そもそも持っている時点で他に非合法なものを持っていそうとか判断されてしまったりするわけですが、
今回の場合は何も知らないリサイクルショップが昔に誰かに解体された部品を手に入れたのでしょうね。
何かわからないまま鉄の置物とされるのも勿体ないので、何かわかって置物にできる人間として確保しました。
9200円ほどだったので、本当に誰も何なのかわかっていなかったのではないかと。
そして、手にした瞬間に思ったのは『なんだ、鋳物じゃないか。』ということですね、
鉄には違いませんが、実銃のような鋼ではなく鋳鉄ですね。
後から調べるとM1A1は20丁が可鍛鋳鉄の黒染、180丁がデンスバーのパーカライジングとのことです。
この個体はNo.41で全体が錆びててパーカーには見えませんが・・・
反対側の刻印です。
リアサイト前のマークは現状だとよく見えないです。
セイフティはボルトが引いてあれば動きますがセレクターは単なる飾りです。
セレクターは裏のバネのところのネジで固定されているので、
回すとネジが緩んでしまいます。
ネジ止めのリアサイト。
ガードの左側は曲がってしまっていますけど。
薄いですしね。
ロアレシーバーにもナンバーが打たれています。
中身はシンプル。
フルオートのみなのでトリガーがシアを動かすだけ。
ボルトも大きくて迫力がありますね。
ボルトフェイスはファイアーリングピンはありませんが窪みがあります。
下側の顎は別部品です。
レシーバーの底はボルトが当たる部分だけ出っ張っていて、スムーズに動くように滑らかに加工してあります。
鋳物のとしての精度が高そうですね。
上下のレシーバーをロックしているピンは横に穴が開いていて、バネの先端が入って飛ばないようになっています。
鉄で出来ていて、丈夫そうなのでオモチャっぽさはないですが、リアルかと言われると模型のような正確さもなく。
実銃の銃床でも取り付けて、銃身も作って銃の形にしても販売しない限りは合法なのでしょうけど、
そこまでする気になるかというと・・・WEのガスブロを買った方が幸せかもしれないですね。
いや、別物なのはわかっているのですけど。
ちなみに、WE用のスチールキットというのが出ていて値段も凄いですが、
それを組めばきっと現在のトンプソンのトイガンの中では一番出来が良いでしょうね。
いつも画像の幅は600ピクセルか、大きなもので800ピクセルにしていたのを今回は刻印が見にくいの1200ピクセルのも入れてみました。
普段の画像も現在なら1200ピクセルでも重くないのかもしれませんが、見やすさも含めて今後も大きな画像を載せるかは考え中です。