2020年02月13日
タナカのM1934
タナカのベレッタM1934を手に入れて、喜んで撃っていたのでブログにも載せます。
もちろん、購入を勧めはしません。
小さなガスブロなのに物凄いきびきびと動きます。
まあ、スライドのストロークもこれしかないんですけどね。
アフターシュートの効率の良さはプレシュートとは比較になりません。
命中率はどうにもならないですが、ブローバックを楽しむだけなら悪くないシステムです。
さらに小さな皮だけのようなスライドだと、寒かろうと問題なく動きます。
ハンマーはコックされて実銃通り動きますが、
バルブは指の力で開くので飾りです。
ゆっくりとトリガーを絞れば、ハンマーが落ちてしばらくしてからブローバックします。
そしてスライドがさがってから弾が出ます。
グリップ内にタンクがあるのでマガジンは割り箸マガジンです。
マガジンリップはありませんが、ストッパーが弾を上げるバネに打ち勝てくれるのでありがたいです。
当時は、フロアーをロックした状態で、弾が零れるのだけ防いでいるマガジンも結構ありますからね。
マガジンキャッチに開いた穴を通してガスを注入します。
グリップパネルが角ばっていて、グリップが四角い感じです。
全体の形状はそんなに悪くないのですけどね。
リコイルスプリングガイドはネジになっていて、スライドと一緒に後退します。
分解してみました。ネジ一本とセイフティを抜くことでバレルとスライドが外せます。
リコイルスプリングはアウターバレルとインナーバレルの間にあります。
ブローバックに使ったガスを発射の方に排出するためルートを切り替えるのにロータリーバルブを使っているのも特徴ですね。
ブローバックエンジンを後ろから見るとWz63と似ている感じがしますね。
良く動いて面白いという以前に、古いのにちゃんと動いたという点で喜んでいるのは内緒です。