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2017年12月31日

ノンフロンガンパワー



ノンフロンガンパワーを買ってみました。
東京マルイの発売した環境影響度1のガスガン用ガスです。
HFO1234zeとLPGが混ぜてあります。
250gで税別1980円と高いですが環境のためを考えればと。
そもそも今までのガスが使えなくなるかもしれませんし。
134aも未だに売っていますけどね。
環境影響度1って凄いですよね。134aの温暖化係数1430と比べれば・・・何だか単位が違いますね。
環境影響度という言葉を調べてみましたが、わかりませんでした。
マルイのホームページには温暖化係数1未満とも書いてあるので、温暖化係数も低いのでしょう。
メインのガスであるHFO1234zeについて調べてみても、温暖化係数4と書いてあるところもあれば、
温暖化係数1未満のを製造と書いている会社もあります。
LPGはプロパンやブタンなどからなっていて、これは温暖化係数が種類にもよりますが500~数千あるみたいです。
質量で千分の一でも混ぜると合わせた温暖化係数が1を超えてしまいそうなので、ほとんど混ざっていないのかもしれません。
専門家ではないのでよくわかりませんね。

実際に使ってみると、134aとあまり違いを感じませんね
冷えに弱い感じはありますが、それ以外は今までとあまり変わらず使える感じです。
冷えに弱いのは134aの沸点-26度からHFO1234zeの沸点-19度になった影響でしょうか。
撃った感じの違いは他の方々が詳しく書いてくれているのでそちらを見ていただいた方がいいかもしれません。

さて、理系らしく?もう少しネチネチと行こうと思います。
ガスは重さで売っていますが、実際にガスガンで使用する際はガスの体積の方が大事ではないかと思います。
細かいことを省略して、1molで22.4lの時の重さを考えます。
フロン134aは分子量102で102gで、HFO1234zeは114gです。
HFO1234zeだけだとフロン134aより重いので、同じ重さでも気化したガスの体積が少ないことになります。
1割ちょいの話ですね。
ノンフロンガンパワーにはLPGも混ぜてあるLPGはプロパンの44gやブタンの58gから出来ていて、だいぶ軽いです。
どれぐらいの割合で混ぜているかはわかりませんが、混ぜるだけ134aに近い体積のガスが発生するようになって行くのでしょう。
ちなみに二酸化炭素は44gです。
また、温暖化係数というのは質量換算です。
ガスガンを動かすガスの量を体積で考えると、ガスガン用のガス類は炭酸ガスの2.5倍ぐらいの質量が必要なので、
温暖化係数が同じでも、一発撃つごとに2.5倍ぐらい悪さをすることになります。
それでも134aの温暖化係数1430とか152aの124とかより2~3桁少なくなっているので、小さな話ですね。

パワーソースを温暖化係数の低いものに切り替えていくというのは良いことでしょう。
本当に温暖化が問題なのかという話もありますが、
温暖化係数の高いものを出すのをやめることが悪いことということもないでしょう。
特許申請中と書かれていると、もっと広める方向で頑張って欲しいとも思いますけどね。
そもそも、どんな風な特許なのかも知りませんけが。  

Posted by ラスティネイル at 17:38Comments(0)ガスガン