2013年02月11日
山形の火縄銃2
今回はカラクリ部です。
このカラクリは蟹ノ目のない外記カラクリです。
最初はこのような状態で、地板から出てる部分があります。
その部分が火鋏を起こすと火鋏後方で押し下げられて回転して、火鋏を固定する部分が出てきます。
シアみたいなものですね。
バネや火鋏を取ると良く見えます。
カラクリを外して裏から見た状態です。
カラクリを外すときは目釘(鋲?)を裏から押して外します。地板を無理やり引き抜かないようにしなくてはいけません。
このタイプでは火鋏の軸を止めている目釘が縦に入っているので、それを外す必要もあります。
シアを開放する方向に働く板バネがあります。
シアの動きを押さえるかんぬき(盗人金?)があります。
セカンドシアみたいなものですが、一度ここがかかると火鋏をコックできないので、
勝手に動かないようにシアにはバネがあるのでしょう。
盗人金にはゼンマイがついていて、トリガースプリングの役目をしています。
どの穴にかけるかでテンションを調整できます。
また、盗人金の表についている板はあまり意味がなさそうなのですが、
裏を見るとストローク調整でしょうか。
銃床のカラクリ部の加工は悪くなさそうです。
良くわからない銃床です。
火蓋がないので真鍮板を曲げて作ろうと思います。
手軽の出来るのは1.5mmまでですが、それではちょっと薄いですよね。
2013年02月11日
山形の火縄銃
結構前の話ですが火縄銃を買いました。
山形県の教育委員会登録でやたら安く買えました。
もちろん、登録されているので合法品です。
銃床にも山形縣とありますね。
火鋏の軸を止める目釘が木になっています。
寸法も合っていなくてガタガタなので真鍮で作り直さねば。
穴の周りの補強は装飾的なものだと作るのが大変ですね。
他の場所も丸いだけなのでそれど通りならそんなに難しくないかもしれません。
銃身は錆だらけです。フロントサイトは真鍮や銀が埋め込んであったのが外れたのでしょうか。
元々こういう仕様のものでしょうか。
安かった理由は尾栓が抜けてしまうこと。それこそ銃身を傾けただけで。
尾栓も銃身もそんなにネジが減っているようには見えないのですけどね。
銃としてはまったく使えないでしょう。
見にくいですが、火皿はあり溝で差し込まれているのがわかります。
カルカを収めるところが入り口から数センチで銃身側と繋がっています。
細く長い穴を空けるのは現代でも難しいですから、技術や道具がないとできません。
作り直したときに仕方がなくこうなったのでしょう。
実は銃身と銃床をとめる目釘の穴も銃床にはなかったり。
木の弾力で銃身を固定しています。
いい加減な作りですが、それなりに古そうな感じなんですよね。
136センチと小さくはありませんが、銃身が細いので軽いです。
カラクリは問題ありませんが、銃身も作りはイマイチですね。