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2019年02月09日

鉄をインサート

鉄をインサート
火縄銃の材質を気にするようになって、以前から持っていたものについても調べてみています。
以前に載せたこの火縄銃のカラクリを分解してみました。

鉄をインサート
鉄をインサート
見える部品は黒く変色していますが、銅の割合が大きな合金です。
カラクリに限らず、金具系はみんな同じ金属です。
基本真鍮が多い弾き金(火挟のバネ)もそうですね。

鉄をインサート
しかし、中の部品を見ると動く部品は真鍮製です。

鉄をインサート
鉄をインサート
そして、盗人金(シア)と蛭クワエ(セカンドシア)の引っかかる部分を見ると黒くなっている部分があり、
鉄がインサートされています。
ここは摩耗しやすいところですからね。
この銃でも、一番摩耗しやすいところには鉄という考えがあることがわかります。
現代銃でも、銃で一番硬いのはシアかボルトですからね。

鉄をインサート
当時の金具の名前を説明する絵でも、盗人金の先端と蛭クワエの一部だけ黒くなっています。
さらに、盗人金の先端の名称が刃物先か車留となっています。
ならば鋼(刃金、はがね)で作られているのも納得でしょうか。
本当に単なる鉄でなく鋼だと興味深いですね。
火縄銃は多くが銃身ですら鋼ではなく、炭素量の少ない鉄ですから。
ちなみに、同じ種類の外記カラクリでも鉄の入っていないもの、
盗人金にしか入っていないもなど多くあります。
片側だけはもう片方が余計に減るのでやめて欲しいですね。

鉄をインサート
余談ですが、押え金(蛭クワエのバネ)は薄板をクランク状に曲げれば済むのに、
この銃はしっかりした台座部分が付いています。
実用性に差があるかはとにかく、手間や技術のかかる加工がなされていると嬉しいです。




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Posted by ラスティネイル at 01:35│Comments(0)古式銃
 
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