2016年12月04日
失敗しました
尾栓外しを二回連続で成功させたので、調子に乗っていたら失敗しました。
錆び付いてる尾栓を外すため、一ヶ月以上油につけたり叩いたりしていた尾栓をレンチで強く回したらねじり切れました。
口径11mmと細めの火縄銃です。
ねじり切れた部分の断面を見ると、半分以上が黒いです。
これは元々ヒビがあって内部が錆びていたのでしょう。
鍛造時に温度が低かったり、圧力が足りなかったのでしょうか。
鉄の質自体は脆いわけではなく、ねじれる時も塑性変形してるのが分かりました。
有効な断面積が半分以下だと、錆びてるネジを外すの難しいですよね。
ネジの頭がなくなって軸力も働かなくなったので、両側から叩いて錆を崩していけば、
残ったネジ部は外せそうです。
尾栓は頭を溶接するか作り直しですね。
Posted by ラスティネイル at 01:25│Comments(2)
│古式銃
この記事へのコメント
こんばんわ
難しそうなアプリケーションですね。
ネジの真ん中にボール盤で穴をあけ、逆ネジタップで螺子山を作り、ボルトをつけ、回してみるとか・・・・ 面倒か・・・
難しそうなアプリケーションですね。
ネジの真ん中にボール盤で穴をあけ、逆ネジタップで螺子山を作り、ボルトをつけ、回してみるとか・・・・ 面倒か・・・
Posted by Edwalker at 2016年12月08日 19:28
こんばんは。
銃身の長さを取り付けられるボール盤はなかなかないですし、旋盤でやるしろ銃身が貫通できる主軸が必要になってくるので、手でやるか電動ドリルですね。
上手く中心でやるのは厳しそうです。
最近はネジ抜き用のエキストラクターも色々売ってますが、まずは固着をどうにかしないとどうにもならないでしょうね。
銃身の長さを取り付けられるボール盤はなかなかないですし、旋盤でやるしろ銃身が貫通できる主軸が必要になってくるので、手でやるか電動ドリルですね。
上手く中心でやるのは厳しそうです。
最近はネジ抜き用のエキストラクターも色々売ってますが、まずは固着をどうにかしないとどうにもならないでしょうね。
Posted by ラスティネイル at 2016年12月08日 22:39