2016年04月08日
Wz63の分解と整備
Wz63を分解していきます。
まずはスライド後部の板バネを外します。
そうすると後部の部品も外せます。
小さなネジ4本を外すとピストンが取り出せます。
これぐらいなら動きますが、コバカップは傷んでいます。
スライドを後退させた状態で専用工具でバレルを正面から見て時計方向に回します。
この専用工具も持ち手が木でタナカの意気込みが感じられます。
シアを解放すればスライドが前方に抜けます。
フォアグリップやネジやピンをすべて外していけばトリガーメカは分解できます。
わかりにくいのが後部の方です。
ストック後端のネジを外します。
ストックが片側抜けるので根元の丸い部品を回します。
回しにくいですけどネジになっています。
そのネジになっている部品を外せばストックを両側外せます。
下側のネジ2本を外せばブローバックユニットが取り外せます。
バルブが上下に2つ並んでいて、下側がトリガーを引くと開放され、
上側はスライドの前進で開放されます。
上だけでも作動すると思いますが、
シアが折れてスライドがコックできなくなっても引き金を離せば止まるので、
シアが折れるこの銃には案外大事かもしれません。
この上のバルブが動かなくなると作動が上手くいかなくなります。
錆、固まったオイル、バリなどです。
オイルが固まっているだけなら一度拭き取って塗りなおすだけで済みますね。
粘度の低いオイルで洗い流してしまいましょう。
前進したピストンがユニット内のバルブを発射側からブローバックに切り替えます。
これがバルブにピストンが当たる個体とピストンを突き抜けたシャフトが当たる個体があるようです。
この記事へのコメント
ありがとうございます!大変参考になりました!次はリキッドチャージに、挑戦、しようかな…(笑)厳しいですね!
Posted by WZ63 at 2016年04月08日 18:21
リキッドチャージでも結構動きますよ。
スライドは重くてバネも強いですが、アフターシュートなので動きが良いのかもしれません。
バルブを取り付けるネジが今はあまり使われていないやつですけど。
スライドは重くてバネも強いですが、アフターシュートなので動きが良いのかもしれません。
バルブを取り付けるネジが今はあまり使われていないやつですけど。
Posted by ラスティネイル at 2016年04月10日 18:58