2016年03月19日
Wz63用ピストンヘッド
ハンドルを作った旋盤を試しに使ってWz63用のピストンヘッドを製作しました。
元の緑色のピストンカップはドロドロに溶けていたので。
先の広がる測定器で内径を測って
旋盤で削り始めます。
綺麗な表面が削れているようで、何故か必ず縞模様が出来ます。
丁度1mm間隔で、偏芯している送りねじのリードと同じ。
偏芯で動きが固いとは思っていましたが、ここまで影響があるとは思いませんでした。
真ん中に雌ネジを切って、外形を段が出来るように削ります。
突っ切りで切断します。
長さが余っているのでもう一個。
撮り忘れましたが、切断した反対側の加工も行って完成です。
ベトベトのピストンカップを取り除いて、元の真鍮部品との間にOリングを挟んでピストンになります。
真円度が必要な部品なので旋盤があると役立ちますね。
真鍮ぐらいならサクサク削れて加工が簡単です。
これが鉄になると急に大変になるんですよね。