2017年11月04日
LCT G3A3
LCTのG3A3を購入してみました。
マルイ製にメタルパーツを組み込んだものは持っていますが、
基本設計が古いですし、プレス製の方がリアルなはずと購入しました。
一見してプレス製だとはっきりわかりますね。
エッジが甘い部分が多いのもそれらしさでしょうか。
マガジンはアルミ製版の形状なのにスチール製です。
セレクター軸の後ろとSの字の後ろにピンがあります。
何てことをって気分です。
グリップが取り付くところに曲げやすいように切込みが二箇所入っているのもマイナスポイントです。
エジェクションポートはマルイより開きますが、ボルトキャリアーが薄い鉄板で安っぽいのが難点ですね。
スコープを取り付けるためのツメです。
左側は問題ないのですが、左側は丸まっていて平らな部分がありません。
ツメ自体は大きいのですが、ちゃんと固定できるか不安です。
実物のスコープマウントが付きません・・・フレームが太いのです。
強度を得るために太くしているわけではないと思うのですが。
マルイのプラ製でも着くのにと。
リアサイトがこれまた良くない。
形も良くないですし、数字も省略されています。
ドラムを回すとそのままネジで抜けていきます。
どうしてこうなってしまったのか。
フラッシュハイダーはねじ込んでいくと実物通りスプリングがセレーションに入って緩み防止になります。
ここを再現しているのは嬉しいですね。
グレネードランチャー用のスプリングは溝はあるものの省略されています。
バレル周りは上のKM企画のスチール削り出しの方が見た目はずっといいですね。
もっとも、実物はこんなに綺麗じゃないですし、フラッシュハイダーのスプリングは省略されてしまっていますが。
フロントサイトは板状の別パーツロールピンで固定されていて、これもまた良いですね。
キャップもしっかり別パーツ、着剣機能は無いタイプです。
ハンドガードを固定するピンの穴の部品もリアルな感じです。
フリーフローティングバレルは再現されていません。
G3のフリーフローティングバレルはボルトアクションのとは違い、振動よりも熱を考慮しています。
そうしないとバレルが熱で伸びて、コッキングチューブが伸びないのでバレルが上を向いてしまうのです。
ハンドガードは肉厚の樹脂でいい感じです。
マルイのは薄くて軋みますし、ツメが折れやすいですからね。
アウターバレルの上面は改造防止なのかカットされています。
下がLCTですが、コッキングチューブにリブが無くて寂しいです。
フレーム後部にコブがあるのも気になるところ。
セレクターの軸の右側は連動していません。
ピンのところの軟らかい樹脂が割れていっています。
バットプレートもリアルな固定法になっています。
撃ってみてはいません。
プレス製で剛性やリアルさは高いですし、マルイより機構をしっかり再現してあるところもありますが、
機構でマルイ以下の部分もありますし、模型として形状や雰囲気を見ると・・・マルイはよく出来ていますね。
好みかなという部分もあります。
マルイにメタルパーツを組み込んでる人や、CA製を持っている人からしたら、必ずしも優れた製品ではないかもしれません。
でも、G3の新製品が出るのは嬉しいですね。しかも、単なるマルイのコピーではなくて。
Posted by ラスティネイル at 02:22│Comments(0)
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