2009年04月03日
マルシン製オートマグのメカ
マルシンの44AMPを分解してみました。
ボルトを外すにはインナーフレームを取り出さなければならない面倒な構造です。
ボルトがインナーフレームと大きな面で接しているのでかなり抵抗がありますね。
ここを粘土の低いオイル、もしくはオイル無しにしてしまった方が抵抗が減って良いように思えます。
この銃はリコイルスプリングが強いですが、おそらくそうでないとボルトが戻らないのでしょう。
摩擦以外の抵抗もかなりある感じですから。
ピストンとシリンダーも抵抗が大きいですが軽減するのは難しそうですね。
面白いのがインナーピストン(フローティングバルブ)を前に押すバネがノズルではなく、
ボルト側のピストン内にあることです。
ブローバックが始まるとこのバネの力はインナーピストンに働かなくなるものの、
一度閉じれば問題ないですよね。
マルシンは独特のメカ(その一機種で終わることが多い)メーカーで面白いです。
気密以外の点ではデメリットが無いように思えます。
メリットもあまり感じませんがノズル内のルートが狭くならないのと、
ノズル部が小さく出来るので小型機種には向いていそうです。
Posted by ラスティネイル at 21:18│Comments(0)
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