2011年05月15日
幻のパイソン?
クラウン製のガスパイソンを入手しました。しかも新品で。
この銃はネットでも一箇所でしか画像を見たことがありませんでした。
外観としては若干小さいような感じで、モナカの具合が昔のエアコキのようです。
ただ、ハンマーやトリガーが金属製で目立っています。
カートは12個附属でガス注入のアダプターも付いています。
バレル長は実際に出していたのかわかりませんが2.5、3、4、6、8インチと種類が豊富です。
シリンダーも後ろから見ればエアコキリボルバーと変らず。
カートはシリンダーにインサートがあるため薬莢サイズ。シリンダーは前面がフタのような形で前後に分かれています。
と言うのはこのインサートは可動式。画像で一番上のが前進しているのはわかるでしょうか?カートが押されると前進してバレルに入り込みます。この複雑な仕組みのためにシリンダーが一体整形で作れなかったのでしょう。フレーム側はトリガーを引ききるとノズルが前進してカートに当たります。この時代はバレルがバネでシリンダーに押し付けられているものが多いですが、それと比べると動作がスムーズです。
ハンマーは幅が無く左に寄っています。
ガスの通るチューブがあるからですね。チューブはエアコキ用とは違いますね。
リアサイトは上下のみ調整可能。やけにネジの頭が出っ張っているのはリアサイト自体にネジが切られているため。リアサイトはバネで下に行くようになっていてネジを締めるとネジの先がリアサイトの下に出っ張るためフレームから離れサイトが上がっていきます。実銃とは逆ですね。サイトが一番上がった状態ではネジの頭は出っ張りません。
撃ってみると0.2g弾でDAが60m/s程度、SAが65m/s程度と予想以上の高初速。
命中率は測っていませんが何だか良さそうです。今度測ってみます。
何年に作られたかわかりませんが、古い安価なガスリボルバーにしては性能が良いです。
定価4500円(税別)にしては頑張っています。
Posted by ラスティネイル at 23:37│Comments(0)
│ガスガン