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ラスティネイル
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2014年07月17日

オイル仕上げ


前回の古式銃で一番気に入らなかったのが黒く塗られたグリップです。
大きな傷もしっかり黒いことから近年塗られたものだとわかります。




というわけで、まずは塗装を剥がしてみました。
溝は削ると大きくなるのでそのままです。
また、角や溝の周りは塗料が染み込みやすいらしく、
色がついてる部分をすべて落とすと形が変わってしまうので諦めました。
地は結構白っぽく見えますね。黒く残ってるところもあるのはやはり残念な感じです。





亜麻仁油を塗ってみました。
これは塗ってからすぐに乾拭きをしたところです。
一気に色が濃くなったところを見ると、ちゃんとした木だったんだなぁと思います。
黒い部分もあまり目立たなくなりましたが、色が不均一で木目があると何故だか一気に古臭くなった気がしますね。
新しく地を出したはずなのに。
よく、オイル仕上げはいつまでも乾かずべた付くと言われる拭くのが足りてないのではと思いますね。
しっかり拭き取らないと表面で油が固まって最悪ニス仕上げみたいになってしまいます。
しばらくすると表面が乾いてくるのでまた油を塗らないといけませんが、
すぐに乾くということもないですね。
最初の何回かはどんどん染み込んでいくので頻度は高いでしょうけれど。
硬化剤を使うという手もあるようです。
仕上げ直したのはいいのですが、黒いグリップで一ヶ月ぐらい持っていたので、
好みに近づいたはずなのに違和感があります。
オイルでこれ以上黒くなっていくことはないでしょうけれど、
部屋においておけば日に焼けて黒っぽくはなってはいくでしょうね。
自分がこの色に慣れる方が早いでしょうか。


このナイフも赤くて綺麗だったローズウッドが黒くなってしまいました。  

Posted by ラスティネイル at 01:05Comments(0)古式銃