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2023年08月19日

KTW製タネガシマ 火縄銃





KTW製のタネガシマを購入しました。
火縄銃のエアガンとして唯一のモデルアップですね。
命中率が高いといつ点でも高い評価を得ているエアガンです。
もっとも、火縄銃を見慣れてると見た目がパッと見でおかしいので買う気はなかったのですが、
真剣な射撃練習を始めたもののでドライファイアばかりだと寂しいと思っていたところに中古で売りに出ていたので買ってみました。
まず、銃身が目釘(筌)タイプでバンドを使わないような銃なのにバンドがついています。
その代わり、目釘穴はないので整合性は取れていると言えばそうですが。
実物でも1/100とかもっと低い割合でバンドタイプがあるかもしれません。
ここだけで見た目としての再現度が低く感じる部分です。
これが映画の小道具や資料に使われると一般的な火縄銃に対する認識が狂うわけですし。



カラクリ周りは割とそれっぽく出来ています。
全体的に丸みが少なくて、角形状に面取りみたいな形なのは機械加工がメインだと仕方がないのでしょうね。
新しいロットは亜鉛の鋳造みたいなので丸くして良かったのではないかと思いますが、そのままの形状のようです。


銃口付近も銃床との隙間は気になりますが、まあまあな形。
八角部分と丸い部分の繋がり方はおかしいですけどね。
しかし、この柑子(マズル部)がカタカタという程ガタがあります。
フロントサイトも乗っているのに。



分解してみるとイモネジが緩んでいたのですが、締めてもガタが無くなりませんでした。
これはイモネジ先端で押し付けるようになっていないので、構造的に締めてもガタが無くなりません。
外観として丸いテーパー部と八角の部分に段があるのはおかしいですし、
そのままテーパーを八角部まで伸ばしてしまった方が作りやすいはずなのですが。
そして、フロントサイトもはみ出る接着剤・・・


カルカは給弾機構になっています。
昔からエアガンであるタイプのチューブ式マガジンですね。
しかし、鉄のピンが入り込む溝が木部ってのはいただけないです。
せめて、ピンをもう少し大きくしても良いような。




コッキングは下面のレバーを起こしてから後ろに引きます。
レバーアクションというよりは、起倒式ハンドルのストレートプルです。


問題はレバーが後ろにある状態で前に押すと倒れてしまうこと。
二本の指で摘まむようにするか、起こす方向に力を掛けながら前に戻さなければなりません。
レバーのロック機構とか、スプリングでレバーが前に戻るようにだとか欲しいところ。
ちょっと要求がうるさいでしょうか。
コッキングの重さは軽くて良いです。


リアサイトは接着剤が派手にはみ出ていて、取れちゃったから前のユーザーが接着して直したのかと思いました。


しかしながら、雨覆の横も接着剤が光っているのでそういことなのかと、
ネットで他の個体の画像を探すと、やっぱり接着剤が・・・


雨覆を固定する楔が銃身と一体で黒くなっているので、塗り分けに失敗したような見た目です。
銃身後部と銃床に隙間があります。


バネとバンドの間が隙間がやたらありますね。
バネについてる疣隠しが外側に少し出っ張っているのも不思議なところ。
特に工作の都合で出っ張ってしまうとも思えないのですが。


リアサイト内には弾が給弾ルートからシリンダー側に行かないようにするプランジャーのネジが、
その前にホップ調整用のイモネジが。
プランジャーのネジが外に見えてる必要あります?


ちなみに、リアサイトの溝は幅が広く、深いので見やすいです。
画像の比較用の火縄銃はこれでも溝が大きい方です。
火縄銃の射撃練習に使うなら、溝を小さくして見にくいのに慣れるようにしないとなりませんね。
本物の方の溝を広げるのはダメです。


火挟の後ろの方の上面に蛭咥やカニ目(シア)がかかる溝が再現されいます。
しかし、もうちょっと前の疣隠しで隠れる部分にあるはずのものを、
無くてもいいのに何でわざわざ別の場所に入れてしまうのか。
この溝が見えると、溝に蛭咥やカニ目がかかっていない(存在しない)のも見えてしまいますしね。




流派が近い銃と一緒に。
横から見ると良く出来て見えますね。
吊り輪を付ける金具が用心金固定の部品を合わさっているのは不思議な感じ。


引き金の上の穴が一個足りませんね。
鋲が入るのではなく、カラクリの地板を押してカラクリを外すための穴。
機能上必要なないので省略でしょうか。
後ろの方の火消し穴はあっても無くてもおかしくないです。



上から見ると火挟の軸を固定する矢倉鋲がありませんね。
これも非常に稀に無いものがありますけどね。
銃床の三次元的な加工が難しいからか、面の数が少なくて、角だけ丸めてあるような感じですね。


銃尻の形状がどうのは置いておくとして、芝引きの金具は木が掘り込まれておらず出っ張っていますね。
さらに鋲も出っ張ているので、下手なところに置く床も傷付きそう。
金具が無いタイプもあるので、無理に付けない方が良かったのでは。


影になってしまって見にくいですが、火鋏と雨覆の間に謎の隙間が。
本来は雨覆に一部が入り込んでいくぐらいなのですけどね。
比較用のは火蓋を止める鋲が無い状態ですが位置関係は合っています。


数発撃ったら、火挟がロックされなくなりました。、中古だから総発射数はわかりませんが。
分解してみると火挟用のシアを止めるネジが外れていました。
ネジ部が短いネジ(全ネジでない)でしたので、メネジに入らなくなるまで締めてもシアの動きに影響が無かったので、
きつめに締めておきました。



このキックバネは無くても良いようなバネですが、
軸方向の動きの制限がないのでいつ抜けてもおかしくないような。
シアに差し込まれている部分を長めにしておいて折り曲げてでもあればいいのですけどね。



メカの動き。
引き金で板を引くのではなく押すようになっていて実銃の逆ですね。
それ自体は良いのですが、引き金の軸がカラクリの上から下になったので、
引き金がやけに大きな角度で回転します。
そして、キレが恐ろしく悪いです。
6mmぐらい引かないとシアが落ちないです、遊びは含めずに。
引っ掛かりはなく、ぬるっとした感じでむしろ引いていくと軽くなっていくような。
今までに経験のない新感覚トリガーです。


実際のシアを押す部分まで遠いというのもあるのでしょうけど、それにしても・・・


銃身を外すとバンド部で分かれていて3分割だとわかります。
それで繋ぎ目を隠すのにバンドが必要だったのでしょうか。
銃床が一体なのは個人的に非常にポイントが高いです。
ブナ材オイル仕上げを高級品のように主張していますが、火縄銃は基本的に樫で透き漆です。
それ自体に特にこだわる気はないのですが、良いぞって言われると、リアルウッドだねってぐらいの気持ちです。
しかし、前の繋ぎ目で銃身の剛性が低くてグニャグニャ(カタカタ?)です。
それで当たるのだからすごいですね。
ちなみに、後ろ2ピースはテーパーが付いていて、前の1ピースはテーパーなしです。
本物だと一度細くなってからまた広がっていく形状なので、
テーパーの割合が変わると割とそのように見えますし、コスト的にも安く済むので良い判断だと思います。


銃身の接合部はこんな感じです。
ネジの順序は間違えました。
これでは剛性は期待できないですね。



銃身下はアルミのアングル材がトリガーメカ用のフレーム代わりです。
これはコストダウンのための結構な英断ではないでしょうか。
どうせなら先端まで伸ばしてバレルを支えるブリッジにしてもらえれば尚よかったのですが。
シア軸の通る穴の耐久性は若干心配。
あと、バリがそのまま。


コッキング用のレバーはシリンダーの直接ついていましたか。
シリンダーのパイプに板が付いているのはKTWでは初期イサカもそうだったような。
チャンバーも単純な感じですが、命中率は高いので凄いですね。


レバーが倒れた状態で固定されるのは磁力によりですね。

KTWでは実物のモデルがあって製作したという話だっと思います。
コストや製作上の都合で外観がリアルでなくなるのは仕方がないですが、
単純に寸法関係がおかしいみたいなのは拘りが足りずに残念ですね。
非常に趣味性の高い商品だけに。
バレル周りを見ると30年前のエアガンなのだろうかみたいな感じですし、
機能的作り込みが甘いのはエアガンとして残念。
定価が税別で118000円で税込み13万円近い品です。
ガレージキットみたいな作りやコストパフォーマンスに感じる部分さえあります。
これがメーカー製の高級品だと思うと、良しとして売っているのが信じられないところが箇所がありますね。
むしろ、この値段ならコストのためと言っているところも解決してても良いぐらいです、
KTWのメーカー規模って微妙なところなんですよね。
しかしながら、何と言おうと火縄銃のエアガンが欲しければこれしかないです。

KTWはM70のスーパーグレードを気に入っていて、これがあれば他の現代ボルトアクションは要らないとさえ思っています。
銃床のチェッカーリングの工作だけは駄目ですが、他は本当に仕上げりが良い。
タネガシマ見てるとそれが韓国ドンサン社のおかげではないかって思えてくるのが少し寂しいですね。
室内用にスプリングを弱くして練習に使うつもりですが、愛着が出てくるかどうか。  

Posted by ラスティネイル at 02:08Comments(0)エアコッキング

2022年05月03日

SS9000


今更ながら手に入れてしまいました。まあ、付属品の方が豪華だったのです。
7mm鼓弾で完全にノーマルです。
実家にもう一丁ありますが、リアサイトが壊れていたので久々のアイアンサイト。


スーパー9と違ってスプリングも軽いのでコッキングが楽でカートもよく飛んでいきます。
やっぱり、カート式は楽しいですね。


大きなシリンダーがこの銃の特長ですね。

世代と違う(平成初期生まれ)のですが中学生のときはこれで遊んでいたので懐かしいです。
むしろ、自分より若い世代の方がクラウンのスーパー9の10歳以上用で遊んでいて馴染みがあるかもしれませんね。
詳しいインプレは・・・この個体の状態も良くないのでやめておきます。  

Posted by ラスティネイル at 02:32Comments(0)エアコッキング

2021年03月13日

南部十四年式



傷だらけの中古ですがマルイの南部十四年式を入手しました。
ちゃんと手に取るのは初めてかもしれません。
古いながら十四年式の特徴を良く捉えていますね。


特徴的な使いにくい安全装置もちゃんとライブです。




三角形同士のリアサイトとフロントサイトの組合せもちゃんと再現されています。
この個体はちょっと潰れていますが。


マズル部は8.8mm口径ぐらいあるのでちょっと肉が薄く見えますね。



エジェクションポートを再現した窪みはかなり大きめに見えますが、
ポンプを収めるために太くなったレシーバーに合わせて同じような比率で大きくなったのか。


ランヤードリングも再現されています。
特徴的なコッキングピースや後部の出っ張った部品も再現されています。


JASGの刻印は凸刻印で削れば消せるようになっています。

古い製品なので出来はそれなりですが、
十四年式の握りやすいグリップ、特徴的なサイト、使いにくい安全装置などがしっかりわかり、
十四年式がどんな銃だかしっかり体験できます。
元々、安全装置とマガジンキャッチしか操作するところが無く、
安全装置は動くのでそれなりに操作できる感じがします。
まあ、今ならプレミア価格でこれを買うよりは、マルシンのガスブロを買った方が良いかもしれませんが。
この銃の場合は出来が悪くて生産数が少ないからプレミア価格なんてわけではないのが救いでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 02:40Comments(2)エアコッキング

2021年03月01日

M92 コンパクト


ベレッタM92SBコンパクトです。
前からベレッタM92のコンパクトモデルが欲しいと思っていたのですが、
作るにも短くするだけでも案外手間なので思うだけだったものの、
不意に完成品を手に入れました。


短い。


低い。


スライドを引くと何かがおかしい。


KHC製のエアコキなのでした。
スライドのカットから見えているバレルはスライドと一体で一緒に後退しますし、
トリガー上の右側に変なセイフティが。
まあ、低価格帯の商品では仕方がないでしょうか。


プッシュコッキングでプラのハンマーはコックされますが、
トリガーの位置はそのまま。



マガジンキャッチはライブです。
左利き仕様の左側はボタンになっていない見た目なのですが、
そちら側を押してマガジンを抜く操作は右利き仕様。
これは値段がとかじゃなくおかしいですよね。


マガジンはこんなサイズ。

結構レアな商品ですし、他にないコンパクトモデルですが、
これで満足できるかと問われれば、残念ながら無理ですね。  

Posted by ラスティネイル at 02:08Comments(2)エアコッキング

2021年02月08日

SSオートマグ入手


ジャンク扱いのSSオートマグを入手。
長物と合わせて4丁で20円で落札・・・長物は要らなかったので、
出品者さんに引き取ってまた売ってもらって、送料は元のサイズのままで良いとしたので、
送料の差額分ぐらいは利益になっているといいのですが。


SSオートマグのシルバーの小さな部品に致命的ではない破損があり、
そのままでも撃てるも気分として直しておきたく、直すのが困難な部分だったので部品取りに入手。
何故だかSSオートマグは数も出回っているのに結構高値で安定してるんですよね。
状態の良いシルバーなんて私には絶対買えません。

届いてみると普通に撃てました。
何だかコッキングが軽く、気分良く撃てます。
シルバーはケースレスマガジンも付いたタイプなのですが、
バネが強すぎてシリンダーを押し込むと銃がお辞儀してしまって、手首で支えるのが苦痛です。
バレルの先をちょっとどこかに当てれば問題ないのですが。
このまま遊んでいて楽しいですね。
エアコキハンドガンはAPSを除けばマルイのガバだけで十分なのですが、
のんびり撃ちたいときにシルバー版で遊んでいました。
人生で二番目に多く撃っているエアコキハンドガンかもしれません。  

Posted by ラスティネイル at 01:35Comments(2)エアコッキング

2019年11月09日

初期型スコーピオン


マルイの初期型スコーピオンを入手してみました。
セレクターを20の位置にすると赤いLEDが点灯します。
もちろん、LEDが点灯するだけではなく、トレーサー内蔵で蛍光BB弾が使えるようになっています。
夜間に撃つことなどない自分には全く不要な装備ですが・・・


電池はグリップの中に入れます。
ここは現行機でも名残がありますね。
いえ、生産中止になっているみたいなので現行機はありませんが・・・
スコーピオンは安くてコンパクトながら、ちゃんと長物の性能があるのでお勧めの機種だったのですけどね。
ラピットファイヤー機構が壊れやすいのは難点かもしれません。


古いので左側のマガジンのように弾がこぼれないようにする保持機構が無いです。


新しい保持機構ありのマガジンは斜めの板が補強に入っているのでそのままではささりません。

ところで、次のビクトリーショーは1/12(日)、1/13(月)の二日間開催なので、両方参加するかが悩みどころですね。
そもそも、13日は休みだったかな・・・今まで土日の二日間だと思っていました。  

Posted by ラスティネイル at 22:54Comments(2)エアコッキング

2019年11月04日

クラウンM19の組み立て

最近は更新もしていなかったのでご要望にお応えして。


まずはトリガーの前の部分にシリンダーストップを取り付けます。
シリンダーストップの前部の棒状になっているところにスプリングを入れておきます。


トリガーを先端のツノがシリンダーストップの溝に入るように組み込みます。
次にハンマー軸の後方下側に画像のようにキックバネをセットします。



ハンドの側面に出ている二つの棒の上がトリガーの穴に差し込まれるように、
下の棒がバネに引っかかるように組み立てます。


ハンマーおよびシリンダーとの連結ロッドを組み込み、サイドプレートを上側から差し込むようにフタをすれば完了です。  

Posted by ラスティネイル at 01:11Comments(2)エアコッキング

2019年03月23日

作りはいいけど



KHCのエアコッキングのデザートイーグルを入手しました。
マガジンなしで撃てませんが・・・思いの外、出来がいいので画像ぐらい載せておこうかなと。


弾がなくなるとホールドオープンします。
ハンマーもコックできます。
操作用の部品は全部動きます。


セイフティも両側動きますが、左は金属製で右は樹脂製という変な感じです。
右利きなら左をメインで使うでしょうけど。
操作する小物パーツはほぼ金属製です。
バレル、スライド、フレームは一体成形です。


インナーフレームも金属製です。

全体的に作りが良く、高級感もありますが、
あまり売れなかったのかほとんど見かけない機種です。  

Posted by ラスティネイル at 00:22Comments(2)エアコッキング

2019年03月05日

拘りどころ



イマイの44トートマグのクリアーバージョンです。
クリアーバージョンという言葉より、スケルトンという言葉が先に思い浮かびますが、
もしかして死語なのではないかという気もします。


サイズが小さく、割り箸マガジンでセイフティもなく、動くのはボルトと引き金のみです。


そのボルトもリコイルスプリングがなく、自分で押して戻さなければいけません。


なので注意書きのシールも貼ってあります。


刻印もここだけ。


グリップ部(フレームと一体)の内側にイマイの刻印があり、鏡文字になっています。
クリアーバージョンだから見えていますが、そうでなければ完全に隠し文字ですね。


いわゆるモナカ構造ですが、右側だけ上下に分れている面白い構成です。


内部構造です。まあ、分解しなくても見えているのですが。
本当に部品点数が少なくてシンプルな構造です。


シアが見えるようにトリガーバーをずらした画像です。
イマイの刻印がちゃんと見えます。
白く光っているのがシアで、後ろ側にピストンを引っかける出っ張りがあります。
そして、シアは前方にも出っ張りがあり、引き金を引くと上に上がります。
ボルトを完全に戻してないとシリンダーがこの部分に当たり、引き金が引けないようになっています。
不完全閉鎖時の撃発防止機能ですね。
そりゃあ、リコイルスプリングがないのであればあった方がいいのはわかりますが、
安価な製品でリコイルスプリングも省いているのにどうしてそこに拘るのかと。
構成やスペース的に難しいのはわかるけれど、
そこはどうにかリコイルスプリングを設けて欲しかったです。
どうしても無理だったからこそ、代わりに対策を立てた苦肉の策だったのでしょうか。
設計者の拘りは個性が出るので面白いものです。  

Posted by ラスティネイル at 01:26Comments(5)エアコッキング

2018年10月28日

UX スーパーオートマグ



久々にスーパーオートマグを出してみました。
メッキが傷んでないかの心配もあるので定期的に出さないとというのもあります。
たまにはこういうのでのんびりとプリンキングもいいですよね。
これはカートを使ってアクションを楽しむことも、ケースレスで純粋に射撃を楽しむこともできます。


実物より迫力のあるスケールアップモデル?です。


こういうバレルが伸びているモデルは後ろから見た姿が好きです。  

Posted by ラスティネイル at 00:51Comments(0)エアコッキング

2018年06月07日

スタームルガーKP85

P

マルイのエアコッキングのスタームルガーKP85です。

ハイグレードモデルですので、リアルサイズのマガジンです。
装弾数も26発と多め。



昔はP85という刻印でした。
P85は黒く、KP85がステンレススライドモデルなのでKP85が正解です。
フレームはどちらもアルミで色違いなだけです。
スライドとフレームの質感の違いも再現されています。




P85のときはRUGERと入っていますが、KP85ではなくなり、マルイのマークが入っていたりします。


ハンマーはコックできます。
根元が細いからか折れてしまった個体を見ることがあります。
シングルアクションのみでSAにしてもトリガーは下がりませんが、
元々が本来の位置より後ろなので多少引きやすいです。


ハンマーがコックされると構えたときに大きな差がありますね。



セイフティは大き目のスライドストップで操作はしやすい反面、引っかかって誤操作も多い。
ここも折ってしまう人がいるようです。


マズルは浅いけどライフリングの再現もあって良いのではないでしょうか。




チャンバーはバネで上下してスライドと噛み合い、ショートリコイルを再現しています。

本当にチャンバーの見えるところだけでバレルは動きませんけどね。
スライドを引いたときにチャンバーが開き、閉鎖時に違和感が無いようにするには可動させるしかありませんね。


グリップパネルを外すとハンマー軸の部品だけ別パーツで再現と言う拘りが見えます。
もしかすると、一手間かけた遊び心なのかもしれません。

実銃は安価で、丈夫な分だけ野暮ったい外観の銃ですが、
マルイのエアコキの場合は派手で存在感もあって割りと人気に思えます。
これらの製品のメインターゲットは知識とかではなく見た目で選びそうですしね。
他でモデルアップされていない機種なので、コレクションにと言う人もいるでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 01:53Comments(0)エアコッキング

2018年04月06日

G17



マルイのエアコッキングのグロック17です。
それなりに古いハイグレードモデルですが、割りとお勧めです。
実銃が単純なので再現性で気になるところが少なく、余分なものが無く扱いやすいです。
元々の操作部品がトリガー、マガジンキャッチ、スライドストップ、テイクダウンラッチぐらいですね。

トリガーセイフティはしっかりライブです。
テイクダウンラッチがセイフティになっていて、この画像の下がった状態がロックです。
ただ、とても使いにくいので、使うものではないですね。


ハイグレードモデルの中でも大き目のマガジンです。
ダブルカラアムなのもそうですが、何だかkなり小さくなってしまっている機種が多いですよね。


刻印は細かいところにも入っています。

チャンバーはスライドと一体で開きませんが、分割は避けてあります。


スライド後部のカバーは別パーツです。
グリップの滑り止めがグロックらしいです。

スライドのストロークは短いですが、使いやすいとも言えます。

マズルはちょっと寂しいですが、実銃が9mmですからこんなんでも許せるでしょうか。

手放しに出来が良いというには元が単純なだけですが、
シンプルで使いやすいのは実銃譲りでしょうか。
サイズも標準的で無駄に大きかったり、小さくて使いにくかったりもしない。
エアコキとしては優秀な一丁です。  

Posted by ラスティネイル at 01:25Comments(0)エアコッキング

2018年03月25日

ブローニングHPコンペティション



マルイのブローニングハイパワーコンペティションです。
非常に出来は良いのですが、何故ノーマルモデルにしなかったのか。
コストもかなりかかっていそうですが、きっと作った人はこれが大好きだったのでしょうね。
非常に拘りを感じます。


マガジンはマガジンリップ付きに進化したのが特徴です。
マルイのエアコキは少しずつ進化していってるので。
これで、途中でマガジンを抜くことが出来ます。




特徴的なマズルウエイト。
単なるウエイトでコンペンセイターなどにはなっていません。
前のリングは別パーツです。
ノーマルも出るよりサイトレディウスも長くなっています。


刻印はこのように入っています。
チャンバーは金属板でリアルな質感です。



グリップをぐるっと一周のパックマイヤー風グリップも特徴的。
グリップが太くなってしまってますけどね。


なんと四分割で再現。前後は両面テープです。


リアサイトは別パーツですが残念ながら調整できません。
むしろ、プラの弱い弾力で固定されているので簡単に上がってしまって邪魔。
引っ掛けて壊してしまう場合も多そうです。


セイフティは実物通りサムセイフティでアンビです。
ハンマーは固定。
トリガーはトリガーシュー付き。

スライドストップも別パーツです。

分解してみるとマズルウエイトには実際にちゃんとウエイトが入っています。
マズルウエイトはバレルにしっかりと固定されていて・・・と言うよりフレームからここまで一体です。
そのせいで分解組み立てがしにくい・・・


コネクションパイプは弾に押されて可動して、マガジンを抜いた時に弾がこぼれないようになっています。

あんまり数を見ない機種です。
人気が無かったのか、コストがかかりすぎたのか。
とにかく、部品形状が複雑で、部品点数が多いです。
ハンマーは一体ですが、小物パーツが別パーツになっていて雰囲気も良いですが。
このコンペティションモデルが好きならば、なかなか面白いモデルだと思います。  

Posted by ラスティネイル at 01:38Comments(4)エアコッキング

2018年03月17日

ダブルイーグル




マルイのコルト ダブルイーグルです。
割り箸マガジンを抜け出してボックスタイプのマガジンになり、装弾数とリアルさが向上しました。
でも、出っ張っているリップを押すと弾が全部出てしまうのではご愛嬌でしょうか。
マガジン単体で持ち歩くときも気をつけないといけない過渡期モデル。
コネクティングパイプも健全。

マガジンには残弾確認用の窓があります。
黄色い弾が見えているのがわかりますでしょうか。
最近まで20年近く気付いていなかったのは秘密です。

エジェクションポートは金属シールで質感を高めてあります。

ハンマーはフレームと一体で可動しません。
グリップ背面も黒い樹脂が埋め込まれています。

マズル部は45口径らしき窪みと、別パーツのバレルブッシングがあります。

スライドのストロークもまあまああります。
コッキングのしやすさは標準的ですね。
コッキングしてもトリガーはやはりDAの位置なので遠いです。


デコッキングレバーがセイフティになっています。
マガジンキャッチもライブです。これはボックスマガジンになったと共に大きな進歩ですね。

フロントが軽くならないようにか、リコイルプラグ部分にオモリが入っています。
エジェクションポート部はスライドの片側に寄っているのも大事なところですね。

グリップを外すといかにもガバを改造しましたと言うようなトリガーバーが。
組み立てのため「うえ」と入っている親切仕様です。

トリガーバーから四番目の部品がやっとシアという遠回りな構成です。
どうにかならなかったものでしょうか。
トリガーを引いた感触では、そこまでしても良いものにはなっていないようです。

コネクションパイプは可動式になっています。
確実で良いのではないかと思います。

これも過渡期のモデルです。
マガジンリップに気を付けねばならない以外は欠点も無いです。
結局はデザインが好きならばどうぞという話ですね。  

Posted by ラスティネイル at 02:07Comments(0)エアコッキング

2018年03月16日

44オートマグ



マルイの44オートマグです。
設計は古いですが、安価で手に入る44オートマグですね。


最近の製品の中で大きなソーコムと比べても長く、箱にもギリギリで入っています
シリーズ最長です。


直線的なフォルムです
固定の長いバレルが突き出していて、前後のサイトも動かない部分に載っているのでいかにも当たりそうです。

マズルは浅いですが大口径らしい穴が窪んでいていいです。
こういう窪み部分が無くて、すぐに6mmのマグナムは非常に残念な気分になりますからね。

刻印は内容はとにかく堂々とオートマグらしさがあります。

オートマグでもマガジンは割り箸マガジンで細くて頼りないです。
ただ、銃が大型なためマガジンも長く、15発入るので割り箸マガジンとしては多目です。

セイフティは実銃通りセイフティが使えます。
レバーでちょっと剛性が無く頼りないのと、使いにくい感じはしますけどね。

ボルトのストロークは銃の大きさに比べて非常に短く感じます。
コッキング非常にやりにくいです。
小さなコッキングピースで行うしかないですからね。
慣れれば大して気になりませんが、慣れる前に嫌になる人もいるのでは。
ちなみに、あんまり気合を入れてコッキングすると、スプリング受けのパーツが壊れます。
フレーム後部の側面にある小さな四角い部分がそのパーツの一部で、そこが折れます。

一番の欠点はこの前に出たトリガーです。
ただでさえグリップが大きいのに、余計に多くなっていますし、何よりフレームとの隙間がカッコ悪い。
この銃を買う人はデザインで買うのでしょうから、致命的に思えますね。
必要な隙間にも見えませんし。

あんまり良いところが無いですが、それでも許せる心の広いオートマグファンは手にしてみても良いのではないでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 00:44Comments(0)エアコッキング

2017年12月17日

マルイのP38




マルイのワルサーP38のエアコッキングガンです。
古い機種ですが、ワルサーは一般的にも人気があるからか、今でも売られていますね。
デザイン的にはスライド後部がシリンダーのため後ろに長いのが欠点です。


スライドは結構ストロークがあります。
P08と同様にピストンのコッキング分+給弾分ですね。
ハンマーはスライドと一体で一緒に下がります。
エジェクションポートは開きますが、ほとんどシリンダーが見えるだけです。

後ろから見てもワルサーらしさがあります。



マズル部はP08と同様に別パーツになっていてライフリングも再現されています。
銃口は銃の顔ですから、前から見てモナカじゃないのはいいですね。
でも。この個体は右に傾いて着くせいで左に着弾します。

マガジンは割り箸式の15連発。
上から流し込めるのは楽ですが、やはり途中でマガジンを抜くことはできません。


使われているネジはマイナスが多いです。

グリップを外して後部のネジ2本を外すとスライドが後ろに抜けます。

スライドは一体成型ではありませんが、接着されています。

シリンダーユニットはこの部分だけでシアもあってコッキングできますし、給弾のためのレールもあり、バネの力も受けます。
この部分だけパッケージに入って売られていたりもしました。

内部構造はP08からあまり変わっていないです。

スライドストップを上げるとセイフティになるようになっていて、
さらにスライドの溝に入り込んでスライドをロックします。
多少手を加えればスライド後退状態で保持させることも出来そうです。
メリットはなく、飾りですけどね。

撃ってみるとDA用のトリガーがたわむ感じがします。
また、コッキングしてもトリガーはDAの位置なので距離があります。
P08のようにSAのみの機種なら問題なかったのでしょうけど。
サイトはUノッチのはずのリアサイトが、半円みたいな形状でちょっと狙いにくいのと、
前述の理由で左に着弾しますが、集弾性能はこのシリーズとしては普通です。  

Posted by ラスティネイル at 18:33Comments(0)エアコッキング

2017年11月11日

マルイのP08



マルイのエアコッキングハンドガンの第一作のルガーP08です。
生産終了しており、ルガーが好きな人か懐かしくて欲しい人がいるのか中古でも結構します。
命中率はこの頃から良かったといいますか、当時としては驚異的な命中率だったようです。

マガジンは割り箸マガジンで15発装填可能。
マガジンリップはなく、フロアーを下げてロックし、弾を上から流し込みます。
本体に装填するとロックが解除されて給弾される。
弾が残っているときにマガジンを抜くと残りの弾は全部出てしまいますし、
マガジン単体ではフロアーをロックしていても下に向ければ弾がこぼれてしまいます。
別売りマガジンにはゴムのキャップが付いていたりしました。


トグルアクションもしっかりと再現しています。
そんなに簡単に壊れるわけではありませんが、剛性が高いわけでもないのでちょっと不安になります。
コッキングしやすいとは言えませんが、慣れれば許せる範囲でしょうか。
エジェクションポートも開きますが、すぐ下がチャンバーとシリンダーで塞がっています。


マズル部は別パーツでモナカを避けていますし、ネジも無くて済んでいます。
ライフリングも再現されています。
フロントサイトは樹脂製のためか厚めです。


リアサイトのノッチは狭いです。
実際には画像よりもノッチがフロントサイトで塞がれて狙いにくいです。

セイフティは実物通りのレバー式です。
ランヤードリングは穴の無い出っ張りに省略されていますが、
再現された機種での破損率を見ると正解に思えます。
モナカで分断されてしまうので、多機種より難しいでしょうし。


分解すると部品点数はそんなに多くありません。
金属部品はアルミ製のインナーバレルとオモリだけですね。


シアはシリンダーについています。
ピストン上部にある出っ張りがボルトに引かれてシアにかかり、
更にボルトを引くとその出っ張りシリンダーを後退させて給弾されます。
シリンダーを前に戻すのはメインスプリングです。
ボルトはピストンのコッキング分と給弾分を合わせて結構引けます。


高い命中率を得るための要のチャンバーです。
単なる円筒状のゴムの摩擦やOリングで弾を保持する構造が多かった中で、
薄いヒダで保持するようになっています。
摩擦で弾に不規則な回転がかかることが少なくなっています。
もしかすると、発射時にエアーで開ような力も得られているかもしれません。

性能は現行機種と大きな差はありませんが、ホップアップタイプは無いですね。
命中率で劣るとしたらトリガーを引いたときに軋みが大きいぐらいでしょうか。
現行機種ほど作り込まれてはいませんが、命中率は高くて、問題点も無くて、
この時点でマルイのエアコッキングハンドガンは完成してたのではないでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 19:40Comments(0)エアコッキング

2017年06月17日

P7M13



ソーコム、USPと続けば、次は当然?P7M13です。
実銃の操作部品がスクイズコッカー、マガジンキャッチだけと、分解用にリテーニングキャッチがあるだけなので、
操作用の全部が別パーツです。他にはUSPだけではないでしょうか。
スクイズコッカーはただのグリップセフティ、リテーニングキャッチがセフティになってはいますけど。
マガジンキャッチはアンビのレバー式です。
装弾数はマガジンが短いのでハイグレードタイプとしてはと少なめの22発です。



マルイのエアコキのシリーズの中でも一番コンパクトです。
しかし、バレル長ではP7M13がクーガーより長いです。
実物もショートリコイルしないのもあり、チャンバーの位置が後ろでバレルが長いです。


チャンバーの位置が後ろなので、エジェクションポートはシリンダーと被るからか開きません。
モールドも彫が浅いです。


スライドのストロークは短いです。
バレルは実銃も固定なので、動かなくてもリアルさは損なわれません。


ファイヤーリングピンがコッキングインジケーターになっています。
ハンマーがコックできるようなものですね。
リテーニングキャッチは前後にスライドさせてセフティになりますが、
あまりに操作がしにくいので、使う気になりませんね。



左側のMGC製は実銃よりグリップが大きく、バランスを取るためか全長も長いです。
マルイ製は本物より若干小さいものの、MGC製よりは実銃に近いと思います。
スクイズコッカーの幅もマルイは実物通りでMGCは厚いです。
また、MGC製はブローバックメカのためにチャンバーも前の方に移動しています。
細かな作りではMGC製のは到底敵いませんが、サイズやバランスではMGCよりリアルなようです。



ステンレス版はやはりサイトも銀色で狙いにくい。
トリガー上部の樹脂カバーまで銀色になっていると思ったら、
ここに貼る黒いシールが付属していたようです。
シールで誤魔化すのも凄い考え方ですが、マルイさんはたまによくわからない拘りを見せます。
この個体は中古で入手したときになくなっていました、残念。

外観の仕上がりは古さを感じますが、操作面ではコッキングストロークが短い以外は最新機種に劣りません。
元々の可動部が少ないので凄くエアコキ化に向いている銃だったのではないでしょうか。
通常分解だって火薬を使わないエアコキでは必要ないですしね。
P7が好きな人、コンパクトな銃が欲しい人にはお勧めです。  

Posted by ラスティネイル at 20:13Comments(0)エアコッキング

2017年06月14日

USP



マルイのエアコキUSPです。
進化し続けていたマルコキがUSPから大きく進化しました。
Cz75で一体成形になったスライドをUSPでも一体成形にしつつ、
フィールドストリップが可能となりました。

コッキング時はハンマーがコックされるとトリガーもSAの位置となり、しっかりとグリップに近づきます。
DAのトリガー位置で撃たなきゃならないのと比べるとずっと使いやすいです。
更にDAでハンマーを動かして空撃ちが可能で、サムセイフティもライブでコックアンドロックが可能です。
マガジンキャッチはアンビタイプのレバー式。
ハイグリップで手の皮を挟まないように注意が要ります。



バレルもショートリコイルします。フレームと別パーツになったおかげですね。
スライドもリアルなストロークです。

マズルはちゃんと40口径らしいサイズでライフリングも再現しています。
でも、ポリゴナルライフリングではありませんね。
この点はソーコムの方がちゃんと再現していると言えます。

実銃のポリマーのマガジンを梨地で再現したマガジン。
これが実はお気に入りで、他の機種にはないリアルさを出しています。
全体も樹脂製のフレームとスライドで仕上げを変えて雰囲気を出していますね。
全金属製の銃を樹脂で金属感を出して再現するのは難しいですが、
ポリマーの部品と対比させると金属っぽく見えやすく思います。


スライドストップを持ち上げて抜くとフィールドストリップできます。
ついつい、スライドを切り欠きに合わせるため引いてしまいますが、関係ありませんね。
USPはレバー類が全部別パーツで動くので大変リアルな感じです。
操作用の部品が全部動く機種はマルコキでは少なく、基本的に操作部品が少ない機種でないと厳しいですね。
分解して部品構成を見ると、固定スライドのガスガンなんかよりはずっとリアルで、モデルガン的です。
リコイルスプリングガイドの形状なんかも頑張って再現していますね。
チャンバー部は残念ながらアウターバレルとは別パーツで、バネで上下します。
チャンバーがアウターバレルと一体なのは、インナーバレルは固定でアウターバレルのみショートリコイルする機種に限られるようです。

デザインは個性的で好みが分かれるところですが、リアルさはシリーズ最高ではないかと思います。
USPより後の機種ももちろん出来は良いのですが、動かないレバーがある、ショートリコイルしない、スライドのストロークが短いなどあり、
USPはそういう欠点がありません。
そして、質感の再現も上手くいっています。
デザインが嫌いでなければ、手にとってみてはいかがでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 23:23Comments(0)エアコッキング

2017年06月07日

ソーコム Mk23

マルイのエアコッキング式ソーコムです。
たまにこういうもののレビューでもしてみようかと。



まず、全長で244mmと大きいですね。
マルイのエアコッキングを買う場合は見た目で機種を選ぶ場合が多いでしょうから、
インパクトは大事ですよね。
外観も非常に良くできています。

サムセイフティとデコッキングレバーはフレームと一体で動きません。
スライドストップがセイフティの役目をしています。
USPではちゃんとサムセイフティが使えたので残念なところですが、
部品の配置で仕方がなかったのでしょうか。
グリップが大きいせいで軋みやすい気もしますが、普段気になるほどではありません。

マガジンはこれまた大きく、装弾数は26発。
多機種よりわずかに多い程度。マガジンの厚みは関係ないですしね。
USPではポリマーの感じを上手く再現していましたが、こちらは実銃がスチール製なのでツルツルです。
マガジンキャッチはレバー式でアンビなので利き手に関係なく使用できます。
ただし、ハイグリップだったり持ち方が悪いと、レバーを操作したときに皮を挟みます。
マガジンを叩き込んだ時だと痛いことになるかもしれません。

ショートリコイルもしっかり再現されています。

チャンバー部はバレルとは一体ではなく、独立して上下に動きます。

スライドストップを抜けば通常分解が可能です。

スライド内に余裕がありそうな感じです。


スライドのストロークがリアルでとにかく長いです。
コックされる直前に引きが重くなるので、慣れないとコッキングし損ねます。
いつでも思いっきりスライドを引く人には関係ないかもしれませんが、
マルコキでフレーム後部のスプリング受けが破損している個体も見ますから程ほどが良いです。
スライドのストロークはリアルさからしたら大変魅力となりますが、コッキングがしやすいとはお世辞にも言えないです。

大きくて扱いにくいと実用的とは言えませんが、実銃をリアルに再現した結果であり、出来は良いです。
一部の人たちによると命中率は良いらしいです。
サイトレディウスが長いので、正確に狙いをつけやすいというのもあるかもしれません。  

Posted by ラスティネイル at 00:43Comments(0)エアコッキング