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2018年07月20日

ペッパーボックス



7mmピンファイヤーで6連発のペッパーボックスです。
ペッパーボックスと聞いて、このデザインを思い浮かべる人も、ピンファイヤーだと考える人もあまりいなさそうですが、
ピンファイヤーだけにペッパーボックスの中でも最後の方の機種なのか洗練されています。
相変わらずサイトは無くて狙う気はありませんが。


サイズは非常に小さいです。
口径小さいのもありますが。


同じ弾のルフォーショーリボルバーと比べても小さいです。
ルフォーショーが大きく見えますね。


上から見るとペッパーボックスのバレルが嵩張る感じがしますね。


ハンマーが無い上面はのっぺりとしています。
ポケットの中からでも問題なく撃てるでしょうね。
これほど引っかかりのない銃は珍しいのでは。



リングトリガーの前にあるのがハンマーです。
ハンマーレスおか、アンダーハンマーと呼ばれる方式です。


ある程度トリガーを引けばハンマーが落ち(上がり?)ます。



トリガーの前側にハンマーのかかる部品があり、トリガーを引くとその部品の耳がフレームの穴の縁に引っかかり、
回転してハンマーを解放します。


バレルにリェージュのマークがあるのでベルギー製ですね。


装填はバレルの前にあるナットを回します。



バレルが抜けます。軸は空薬莢を抜くのにも使えます。
ライフリングはありません。弾は丸くないはずなのですが。


ハンドとハンマーが見えます。


軸にはバレルが回らないように抑えるバネがあります。




バレルにはナットを固定するネジがあります。
しかし、バレルの薄い壁の中にネジの先の軸を通すなんて凄い技術です。


まあ、片側は壁に穴が開いてしまってるんですけどね。
出っ張っていなければ問題無しなのでしょうか。


サイドプレートを開けてみました。
ネジがフレームを貫通していて、ネジの頭の反対側にサイドプレートがあります。
表面はいかにも鋳物といった感じです。



バネが強いのでこれ以上の分解はしませんでしたが、
ハンマーとトリガーが同軸についていることがわかります。
奥にあるプレートがハンドですね。
上にある板がメインスプリングです。
下にある板がトリガースプリング・・・らしきものです。
リングトリガーなので指で前に戻しますし、このバネはトリガーをかなり引くまでは浮いていてテンションがかかりません。
不審に思ってパテント図を見てみましたが、やっぱり浮いているんですよね。
メインスプリングは実物もパテント図も最初からしっかり当たっていますが。

ペッパーボックスなのに洗練されたデザインと言うのも不思議なもので、
用途からして求められるデザインも独特なものでしょうか。
近未来的にさえ見える丸っこいデザインで、テカテカにメッキをしたら光線が出そうな雰囲気になりそうだと勝手に思っています。
あと、結構手に馴染む形状です。  

Posted by ラスティネイル at 01:33Comments(2)古式銃

2018年07月16日

Vショー出店準備

今日は来週の日曜日(22日)のビクトリーショーの出店準備をしていました。
ブースは7FのA22モノマニアです・
販売品の一部を紹介です。
単品のものは紹介しても仕方が無いので複数あるものを紹介しますが、
前回も持っていているものになるので売れ残り感が・・・


銃身内を見るためのライト(と言われて買った)もの。
自分も便利に使っていますが、買ったときはセット販売だったのです。



差し込めればオートでもリボルバーでもボルトアクションでも、エアガンでもモデルガンでも実銃でも使えます。
確か、前回は500円で売っていたと思うので今回も500円で販売します。



実物のG36用スコープ。G36は現用だから人気があると思えば案外売れないスコープです。
B級品だからでしょうか。
状態により3000~5000円にしています。


30-06のダミーカート。これも一つ500円。
珍しいけど需要も無く、最初に物好きの人が買ってくれただけでした。
その後はほとんど売れず・・・これも買ったときは沢山でセット販売だったのです。



安定して売れる散弾銃の真鍮薬莢。
一部の人に村田銃の薬莢の人と認識されているらしく、持って行かないのと無いのか聞かれます。
普段はどのゲージもそれなりに売れるのですが、前回は12ゲージばかり売れました、
状態の良いもので500円、かなり悪いと200円の範囲です。
画像は黄銅薬莢の12ゲージとウインチェスター製の真鍮でできた紙薬莢の12ゲージ。
前回に沢山買ってくださった方はトリガーガードに通して銃を立てるのに使うとのことでした。
プラスチックの薬莢と比べるとリッチな感じですね。


一部の人に喜ばれるG3やMP5用の実物ピン。
G36も同じサイズな気もしますが未確認。
一本1000円で安くはないですし、一本では済まない商品です。
自分も電動ガンに喜んで付けている一人ですね・・・実物でなくてもいいのですが、
マルイ純正はネジにされてしまっていますから。
なのでハンドーガード以外は加工しないと付かないです。
海外製は無加工で付く物がありますが、それだと方式が同じなので見た目は変わらなかったり。


スコープ類。買った銃に乗っかっていたとか、何かに混ざっていたものたち。
限られた銃でしかスコープを使わないので、自分から買うことはほとんど無いのですけどね。

銃本体は持っていくかわからないです。
最近は売れないんですよね。
売れなかったも銃を持ち帰ってヤフオクに出すと、
売れなかった値段の1.5~2倍で売れたりするので何をやっているのかわからなくなります。
いつも低額スタートですがイベントで出していた値段を下回ることは無いですね。
特別レアだったりしないと中古の本体はVショーに向いていないようです。  

Posted by ラスティネイル at 01:48Comments(0)トイガン総合

2018年07月15日

管打ち式の和銃



管打ち式の和銃です。
火縄銃の形をした管打ち式の銃は人気がなく、割りと安く買えるので古式銃を初めて買うにはお手軽でお勧めです。
状態が良くてもそんなに高い値にはなりません。
まあ、この銃は状態も悪く、確か5万円程度で買ったものですけどね、安かったからつい・・・
錆の塊みたいなものになると3万円台で買えますね。
しかしながら、人気が無いとか、安いからといって侮ってはいけません。
完璧とはいかなくとも、見所のある銃も多々混ざっているのですから。


この銃の特徴は小口径で肉厚の銃身です。その分思いですけどね。
右側がこの銃で口径11mmです。左は口径の近い比較用の一般的な火縄銃で口径10mmです。



銃身の外側の一番細いところは火縄銃の方は16mmなのに対して20.5mmでかなり太く感じます。
肉厚で3mmと4.75mmでそんなにわけではないのですが。
薬室周りは火縄銃が27.5mmに対して25.5mmとむしろ細いです。
太さの変化が無いのでずんぐりした印象です。


銃身以上に銃床は太さの変化が少ないです。



カラクリは火縄銃と違った軸が地金にささっているのがわかります。
カラクリを固定するためのネジはかなり小さいです。



用心金が無くなって(切断)されています。
用心金の土台部分があるのは和銃では珍しいですね。


ニップルは割れていました。
ニップルの取り付け部は最初から管打ち式で作られた形状ですね。
それに対してハンマーは取って付けたような安直な形状です。


銃床の薬室下部分にはこのように木に花が咲いた飾りが埋め込まれています。


元目当てです。
銃身は丸の上面に一段高く平面があります。

先目当てです。
らっきょう形の柑子が何だか汚い感じがしますね。

パーツクリーナーで拭いたら綺麗な銀色が出てきました。
黒々とした銃身に見えますが、錆びているのを骨董商が状態を良く見せるために塗っていて、
一緒に銀部分も塗られてしまったのでしょう。
木部がラッカー塗装されている銃も多いですしね。

柑子はあまり膨らんでいません。そもそも銃身が細くなっていないので、
柑子をそれより太くする必要性があまり無いのでしょう。



真鍮?部品も黄色く塗られていました。あまり見ない色の材質の金具ですね。
絵も変わっていて、丘の上に神社と御神木があって、奥の方が山ですね。



下側の飾りも色が変わるとイメージが違いますね。金具自体も違う場所のですが。


地金は塗装を剥がしてもあまり変わらず、飾りより材質の色が濃いようです。


銃身根元近くの飾りは山の中の矢倉の上に建物があり、胴金の方に丸い月があります。


銃身を外すと銃床に入ってる部分はかなり錆びていました。
出てる部分との境目がはっきりわかります、塗られているのもありますが。


銘も読めず、登録証では不明となっていました。
裏側は八角形の形状です。


尾栓は丸に溝が入っています。
錆びているのでまだ外していません。



銃身裏側の錆を見ていると、ザラザラした錆と黒く艶のある部分が交互になっていて、
良く見ると左捩れの螺旋になっています。
錆を落として色が変わるか確かめてみることにしました。錆が落ちてわからなくならないことを願いながら。



見事に模様が出てきました。
銃身というのは鉄の板(瓦金)を丸めて筒にしていて、そのまま仕上げるとうどん張りと呼ばれる銃身になります。
上等なものはリボン状の鉄(葛)を巻いて繋ぎ目が開くようなことを防ぎ、巻張りと呼ばれています。
銘の近くに巻張、総巻張、二重巻張なんて入ってるのはそういう工程を得た上等な筒だと表しているわけです。
それで、そのリボンを巻くときに違う材質のリボンを並べて一緒に巻くと、交互に並ぶのでこのような模様になります。
銃に限らず、色が交互に巻かれているのは蛭巻といいます。


錆を落とした部分と、落としていない部分と一緒に見ると全くの別物ですね。


錆を取るときに、色が残る筈の部分に傷が入ると一緒の銀色になってしまいました。
完全に磨いても境目がわかるのか、その後に黒染めして色の差が出るのかも興味がありますが、
自然な色を無くすのも勿体無いのでやめておきます。
製作時の仕上げはどのようなものだったのでしょうね。
表側も錆を落とせば同じ模様が当然出てきますが、
丸は錆が落としにくく、さらに上面が一段出てるので大変そうです。塗装もされていますしね。
ちなみに、銀色になったのは錆びていた方で、色が残っているのは艶のあった方です。
艶のある方は錆ではないので錆を落としても変化が少なく、錆びていた方は錆ごとサラサラと色が落ちました。
今まで錆を落としていてこんな簡単に色が落ちることは無かったので、この材質は初めてですね。
二つの材質を合わせて長所を合わせ持たせたかったのか、単に外観のためなのか。
銃床が虎目の銃の中には明らかに銃床と銃身の縞を合わせた感じのもありますけどね。


銘は丸山義房作で巻張とかは書いてないですね。
こっちも錆を軽く落としたので模様が少し見えています。


カラクリを外しました。

カラクリを止めているネジは小さく頼りにならない感じです。

トリガーは金属製の土台についていました。
これは管打ち式なので洋式銃の構成を意識して一緒にしたのですね。

シアがかからないと思ったらシアスプリングがありませんでした。
バネが松葉バネではなく一枚の板なのは珍しいですね。

シアスプリングが入っていたであろう溝です。


ハンマー軸は四角いナットで止められています。
洋式銃ではナットはあまり見ませんが、和製の管打ちではままあるようです。
バネの先端が滑りながらハンマーを回転させる力を伝えるのではなく、
小さな部品を介して引っ張るようにしています。
これもエンフィールド銃などからでしょうね。

バネを回らなくしてテンションをかけるためだけのネジがあります。


地金は火縄銃と同様に厚さが変わっていています。
カラクリの分解もしてもいいのですが、真鍮製のネジ山が心配なのでやめておきました。

管打ち式の和銃ですが、火縄銃を改造したものと違い、管打ち式にするためにと考えて作られたのがわかる一丁です。
蛭巻の模様も銃身の製法が目で見てわかる興味深いものでした。  

Posted by ラスティネイル at 02:12Comments(0)古式銃

2018年07月14日

イギリス軍人向けの時計


19世紀末のイギリス軍人向け(軍用?)の時計を入手しました。
文字盤には7497というモデル名しか書いてありません。
軍人向けで蓋がないのは珍しいですね。


時刻合わせは横のボタンを押しながらリューズを巻きます。


裏側は何も無くツルツル。


裏蓋を開けてみました。
真鍮にニッケルメッキがしてあることがわかります。
金無垢や銀無垢と比べると贅沢さは無いですが、肉厚で丈夫に出来ています。
ムーブメントもほとんど覆われていて見えません。
強度のためか、上品さなのか。
ムーブメントの作りはイギリスが一番とも言われていますが、分解しないと見れないのではね。


外周に沿って丸くarmy & navy cooperative society ltdと入っています。
これは軍人向けの商品を扱っていた商会の名前で、メーカー名はありません。
商会がメーカーに自分のところの名前を入れて作らせる、いわゆる商館時計です。
軍に直接採用されたわけでもないので、軍用時計と言って良いのかはイマイチわかりませんね。
真ん中にはロンドンの南西のビクトリア通り105と住所が立派に入っていますが、
今はそこにってもメンテナンスの依頼は出来ませんね。
他のところと統合して名前はもう残っていませんし。
左上はN7479とモデル名です。
しかし、飾り文字で全然読めません。
実は筆記体すら習わなかったゆとり世代でして・・・




テンプだけは良く見えるようになっています。
1秒より短い周期で往復回転運動をして一定の速度で時計を動かす心臓部です。
回転モーメントや重心を調整するためのオモリが何個も取り付けられています。
進む速度を調整するレバーも付いています。
小さな青焼きのネジで赤いルビー軸受が二つ取り付けられていて良いアクセントになっています。
でも、テンプの軸受は透明でルビーではありません。
小さくて見にくいですが、良く見ると丸いルビーと違って平面を組み合わせた飾りのカットがしてあります。
なんと、ダイヤモンドの軸受(伏石)なのです。
時計の中で一番速く動き、心臓部であるテンプの軸受に世の中で一番硬い材料を使ったわけです。
小さな時計だからできる贅沢ですね。
ダイヤモンドの軸受は珍しく、今では高級機ぐらいしか使っていないようです。
この時計は出来の良し悪しは置いといて、そんなの高価な時計ではないと思います。
一点豪華主義だったのか、実用性重視の結果なのか。

時計の知識が無いので適当に安い時計を買ったら立派な軸受の時計でした。
ダイヤモンド軸受なんて今後は入手することが無さそうです。
まあ、古い物ばかり集めてみれば全く無いとも言えませんが。
そもそも、時計を本当に買い続けることもなさそうですが。  
タグ :懐中時計

Posted by ラスティネイル at 01:46Comments(0)日用品?

2018年07月12日

ミニエー弾の鋳型



58口径のミニエー弾の鋳型を手に入れました。
エンフィールド銃やそれらを後装式にしたもの、スプリングフィールド銃など用です。
銃があるなら弾も用意できないと?



錆びていてちゃんと閉じません。


中子を兼ねた蓋を外して錆を軽く落としていきます。
小さなネジはテーパーがかかっていて、山が浅い出来の悪いもの。
この造りは日本製の鋳型ですね。


こちらも錆を多少落としました。
弾に横方向の溝が入らない形状です。
あの溝は油や蝋を充填して、銃身に鉛が付着しないようにするためのものですが、
日本製の弾は無いものが多いようです。


穴が傾いていて、端面で真ん中に開いていない・・・これで弾が抜けるということはあまり丸くも無さそうです。
まあ、端面付近は蓋があるので直接弾がある場所ではないのですが。


組み立てたら大体閉まりました。
ちなみに、四角い鋳型部と持ち手は別部品です。
取り替えて違う弾も作ったのでしょうか。


上から湯(溶けた鉛)を入れて、

開きます。
しかし、弾のスカート部を作るための中子で弾が抜けないので、

中子がスライドして弾が取り出せるようになります。
熱いと触れないので、やりにくい気もしますが、慣れなのでしょうか。

近いうち実際に弾を作ってみたいですね。  

Posted by ラスティネイル at 00:33Comments(2)古式銃

2018年07月08日

メッソグラフ


ノギスの付いたボールペンであるメッソグラフを買ってみました。
まあ、精度的に本格的なノギスの代わりにはなりませんが。


ミリ表示は副尺も付いているので、0.1mmまで測れます。
この画像では11.4mmですね。
少なくともこの個体では誤差0.1mm以内には測れる感じです。
インチ側は副尺はありませんが、最小目盛りは1/16インチです。
鉄砲関係で役に立つ時もあるかもしれませんね。
換算しなくてもインチとミリが同時に出ますし。
穴径など内側の寸法を測る時は4mm以上のものならば可能で、
読み値に4を足します。



深さも1mm単位の目盛で10mmまで測れます。
もともとがタイヤの溝深さをいつでも測れるようにという道具らしいので。


ミリネジと下穴径の対応表も。


ドイツ製です。道具としての本気度はイマイチ計りかねます。
測れてはいますが、ノギスとしては信頼性が足らないですし、おもちゃにしてはしっかりしている。
少なくとも定規よりはずっと立体物を測りやすいので、ちょっとした用途では悪くないのですが。


もちろん、字も書けます。(笑)
リフィルはパーカータイプで入手しやすいです。
軸が持ちやすいとは言い難い形状ですから、ペンとしてよりはノギスとして役に立つかも。
ペンサイズで、鋭い角が無いので安全に携帯できます。  

Posted by ラスティネイル at 20:34Comments(0)日用品?

2018年07月07日

立体的な



和銃のカラクリに立体的な彫り物がしてあるのを見かけたので買ってみました。
切断された銃床の一部ですが。
銃としてこういうカラクリが付いているのも見かけますが、値が5倍以上になりますしね。

地金には龍が彫られています。牙、爪、髭などは色のある金属が象嵌されていますね。



撃鉄も龍の頭になっています。

管打ち式やスナイドル式、アルビニー式と実用性を求めて火縄銃から移っていった時期のものだと思うのですが、
それにこんなに凝った彫り物をしているのも不思議なものですね。
  
タグ :古式銃

Posted by ラスティネイル at 16:58Comments(0)古式銃

2018年07月04日

エンフィールド騎兵銃


以前に唯一見たことのあるエンフィールド騎兵銃は状態が悪いのに高くて買えなかったと書いたことがありましたが、
今回は同個体を半額で入手できました。
それでも高かったですけどね。
昔の日本人は体格が小さく、ストックを短くするのが好きだったようですが、これは10センチも短いです。
子供が使っていたのか、鎧を着ながら使ったのかと言う程度ですね。


エンフィールド銃は2バンドで全長125センチ、砲兵銃で102センチ、騎兵銃で94センチです。
これは銃身長さの差で、騎兵銃(画像下)は砲兵銃(画像上)よりも8センチ短いわけです。




起伏式の3段階のリアサイトです。
100、200、300ヤードとなります。
長距離には対応していませんが、操作は簡単ですね。


騎兵銃にはラムロッドのガイドという便利装備があります。
ガイドを回すだけでラムロッドが銃身の位置に自然と行くわけで、
馬上での装填を補助するための贅沢な機構です。
これは長物では装備されている種類の銃が少なく、ちょっとした憧れの装備です。


まずはラムロッドを抜いて

一旦押し込んで

ガイドごとラムロッドを回して

ラムロッドを押して弾を詰めて

ラムロッドを抜いて

ラムロッドを回して

ラムロッドを引いて

最後にストックに納めて終了。
なんというか、思っていたのと違うと言いますか、率直に言って嫌になるぐらい面倒。
三回も往復させなきゃいけないのもそうですが、操作性も良くない。
なるほど、道理で他の長物には装備されていないわけですね!
もはや最初にラムロッドを引き抜いたら、そのまま刺さってた側で弾を押し込んでしまいたい。
でも、そっち側は径が細いから上手くはいかないかもしれないですね。
とはいえ、イギリスは弾がボールの時代から数十年は騎兵銃でこの機構を使い続けていたので、
当時としては、もしくは実際に馬上で使うにはメリットがあるのでしょうか。
また、銃身の短い拳銃ではわりと見かけますが、往復させるにも距離が短ければ手間にならないからでしょうね。
欲を言えばラムロッドがストックに収納されず、外に出てれば、最初に引く動作を必要とせずに回して、
弾を押し込んで、抜いてから回して固定するだけでとても便利です。
見た目はかなり悪いですけどね。
日本のドンドル銃の場合はそんな感じで実用的に使えるからか、非常に多く装備されている機構ですね。
ラムロッドは銃身の下でむき出しで、トリガーガードに後端が固定されているだけ。
そもそも銃身がむき出しなので見た目も気になりませんし。

ところで、この銃もエンフィールド銃ですがライフリングは3条です。
一般にエンフィールドは5条と言われていますが、それは後の方のモデルが多いのではないでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 01:35Comments(2)古式銃

2018年07月02日

時計を買おうと思ったら・・・


仕事でスーツを着るときに使う時計を買おうとしていたら、何故かゼンマイ式の懐中時計を買ってしまいました。
もちろん、仕事には使えません。
しかし、懐中時計を欲しいと思っても、基本的に興味が無かったので選ぶ基準が無かったです。
機能か、メーカーか、骨董品らしく古さで選んでみるか。
どうせ古いのを買うのなら古式銃に合わせて1860年付近にするとかも。

結局、Flag Watchと入っているのを買いました。


蓋の裏に国旗とライフル銃と剣の合わさったマークがあったので。
ボルトアクションライフル(シュミット・ルビン?)なのでそんなには古くないですね。
0.800とあるので8割が銀の合金の無垢のケースです。
228878とあるので結構作られていたようです。
モデルだけでなくメーカーで通しての番号かもしれませんが。
右には何か鳥のマークがあります。

時刻合わせはリューズを引っ張るのではなく、画像真ん中の金具を引っ張ってかリューズを回します。
リューズは赤っぽいので銅が入っていますね。ニッケルと銅でしょうか。流石に金は入っていないでしょうね。


裏蓋を開けてムーブメントが見れます。
仕組みとしては結構単純なのですが、この大きさで作るのは大変ですよね。
軸受のルビーは色がかなり薄く見えます。
色なんて無くてもアルミナなら強度があるわけですけどね。


裏蓋の内側の方が鳥のマークが見やすいですね。
どこかの地方のマークだと思うのですが、鳥に猫のような均一に太くて長い(画像ではわかりにくいですが)シマシマの尻尾がクネクネとあります。
そんな尻尾の鳥は見たことがないので、架空のものでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 01:36Comments(0)日用品?

2018年06月25日

火縄銃の研究を


古式銃は洋式銃中心で後装銃の各方式を手にしてみるというのが個人的な目標でしたが、
後装銃はそんなに出回っていないですよね、私の買えるような値段では・・・
そんなわけで火縄銃も個人的な研究テーマに加えることにしました。
火縄銃は好みで買っていましたが、手にしたことのない産地や流派のものは買っていってみようかと。
火縄銃も高い銃は洋式銃に劣らない額となりますが、各流派でも安いものは安い。
手にしてみて調べたら、気に入らなかったものは売ってしまういます。
若干の損失は出ても実物を手にした知識が得られればいいかなと。
古式銃自体が買った中で手元に残っているのが4割ぐらいですね。
所持している数を増やさないと段々と割合は下がっていくわけですが。


そんなことを言いつつ、洋式銃の前装銃も手に入れています。
今週末はプラグ(尾栓)を外したり、銃身内を磨いたりしていました。
プラグが取れると外せると嬉ですね。  

Posted by ラスティネイル at 01:15Comments(0)古式銃

2018年06月15日

P1839 エンフィールド小銃


エンフィールドのP1839小銃です、多分。
パーカッションロックですがフリントロック時代の名残が見える形状です。



王冠マークもTOWERの文字もあります。


しかしながら、17ゲージの滑空銃です。
ミニエーじゃないエンフィールド銃もあるのです。
フリントロックのもありますしね。
17ゲージなので.65口径の16.5mmですね。
577口径の14.66mmのミニエー銃と比べて大口径ながら、射程は短いと。
プルーフマークは一つだけですね。
照準はフロントサイトしかありません。
リアサイトの跡はないので、無くなったのか、元から無いのか。
P1839はリアサイトがあったりなかったりするみたいですね。
射程が短く、サイト自体がない銃も多い時代です。



銃床には武具方と削ってあるのと、壬申三千六百四十三 香川縣とあります。
古式銃としての登録も香川県です。
日本に入ってきたのはいつだかわかりませんが、
ミニエーのエンフィールドが欲しくて、入手できたのがこれだったらなどと考えてしまうとやるせない気持ちになりますね。




ロックはミニエー式より大きいです。
ハーフコック、フルコックとあります。
トリガーは補修されているのか、幅を広げたかったのか変な形にされてしまっています。


ロックの反対側にはネジ受けがありますが、これはゲベール銃のように繋がったタイプです。
それ自体も真ん中で木ネジによる固定がされえいるのと、真ん中が膨れたデザインで手間がかかっています。
見にくいですが裏側は逆に真ん中が凹んでいるので、叩いて立体的にしたようです。
また、四本の溝があります。




ロックはメインスプリングがネジ止めされているのと、バネが直接ハンマーを押しているのが特徴でしょうか。
ミニエー式だとバネはハンマーを引くようなリンク部品がありますね。



ハンマー、プレート、ネジにも四本の溝があります。

トリガーガードは比較的小さなネジで固定されています。


手間のかかったラムロッド収納部。
これらの金具はピンで止まっています。
銃身もバンドではなくピン固定なのがフリントロック時代に近い感じですね。
P1839の銃身はピンでなくウェッジで固定されていることが多いようですが。



銃身のピン穴の土台はスイベルのすぐ後ろに使われていない(銃床に穴が無い)のも一箇所。
場所間違えたのを誤魔化してあるように見えるのは気のせいでしょうか。

形状的な埋め込みではなく、銅合金によるロウ付けのようです。

銃身後部はのっぺりとした感じです。


銃身にもやはり四本の溝があるので、ちゃんと元からの組み合わせのようです。
ピン穴一箇所は最初からおかしいのでしょうね。
プラグ(尾栓)は別に作ったタング部をくっつけてあるのがわかります。

ミニエー式と比べると大口径ですが、むしろ華奢で軽い感じです。
ライフリングが無くて圧力が上がらないから十分なのでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 01:32Comments(0)古式銃

2018年06月08日

土佐筒


今回は土佐筒です。
五日前に投稿した日野筒は非常に手間をかけましたが、現在までのアクセス数60と類を見ない不人気記事でした。
なかなか残念な気分になりましたが、火縄銃関連を続けていきます。
話を戻して土佐筒です。土佐筒はわりと人気がありますね。





特徴の一つは縦の鋲で止まったカラクリ。
なので、側面はすっきりしていて、上下には金具類があります。
まあ、普通の火縄銃でも上下は派手な飾りのものが多々ありますが。
外にバネはありませんが、火挟はカニの目でロックされるのがわかります。

目釘穴などの穴を補強する金具は花びら一枚一枚分かれていて手間がかかっています。
ただ、補強としての機能は少し疑問が残りますね。



表一角(丸くて上だけ平ら)の銃身です。
マズルの外側の角が大きく丸められている銃も土佐筒にはあります。


雨覆いは楔の代わりに縦のピンで固定されています。

尾栓の頭にある穴も縦です。
縦が余程好きなのでしょうか。
銘は土州住柳本喜平重義作です。

先キ六寸鋼入となっています。
銃口部は装填時に磨耗しやすいからか鋼になっているようです。
ただ、少し引っかいてみた感じでは硬さの違いはわかりませんでした。
切断して組織を確認するわけにもいかないですしね。


尾栓は山が大きめでテーパーです。
山が大きいと安心感がありますね。


上から刺さっている鋲を2本外せばカラクリが外せます。
カラクリだけで機能が完結しているので、木の収縮などの影響が少ないですね。
引き金の軸がカラクリの入るスペースにあると言うのも他に見ない特徴です。


鋲はテーパーにはなっておらず、抜け止めの出っ張りが付いています。
溝ではなく、実際に出っ張っています。
全周ではないのもまた不思議な感じ。



カラクリの作りは平カラクリのバネが内側のゼンマイになったようなものですが、
盗人金を動かすバネの押金が火挟の軸を固定する役割を持っています。
一つの部品で二役ですね。




押金は盗人金側を持ち上げて回して、スライドさせると外せます。



これで部品が全部外せます。
火挟の軸は固いので外しませんでしたが。


火挟の軸には上と書いてあって、抜いても向きを間違える心配が無さそうです。
火挟の本体は鉄製で、軸と貝口は真鍮です。盗人金も鉄なので磨耗には強そうですね。
貝口に開けた穴に本体の鉄部を通して固定しているらしく、貝口の内側に錆びている鉄が見えます。

地金はやはり後ろほど厚く、表側が広がったテーパーが付いています。

ゼンマイは一枚の板で出来ています。
一周目は火挟の軸に合わせた四角に巻き、一周目の外側の角を削って丸くしてから、
二周目以降を丸く巻いていっています。

以上、個性的な土佐筒でした。  

Posted by ラスティネイル at 23:30Comments(2)古式銃

2018年06月07日

スタームルガーKP85

P

マルイのエアコッキングのスタームルガーKP85です。

ハイグレードモデルですので、リアルサイズのマガジンです。
装弾数も26発と多め。



昔はP85という刻印でした。
P85は黒く、KP85がステンレススライドモデルなのでKP85が正解です。
フレームはどちらもアルミで色違いなだけです。
スライドとフレームの質感の違いも再現されています。




P85のときはRUGERと入っていますが、KP85ではなくなり、マルイのマークが入っていたりします。


ハンマーはコックできます。
根元が細いからか折れてしまった個体を見ることがあります。
シングルアクションのみでSAにしてもトリガーは下がりませんが、
元々が本来の位置より後ろなので多少引きやすいです。


ハンマーがコックされると構えたときに大きな差がありますね。



セイフティは大き目のスライドストップで操作はしやすい反面、引っかかって誤操作も多い。
ここも折ってしまう人がいるようです。


マズルは浅いけどライフリングの再現もあって良いのではないでしょうか。




チャンバーはバネで上下してスライドと噛み合い、ショートリコイルを再現しています。

本当にチャンバーの見えるところだけでバレルは動きませんけどね。
スライドを引いたときにチャンバーが開き、閉鎖時に違和感が無いようにするには可動させるしかありませんね。


グリップパネルを外すとハンマー軸の部品だけ別パーツで再現と言う拘りが見えます。
もしかすると、一手間かけた遊び心なのかもしれません。

実銃は安価で、丈夫な分だけ野暮ったい外観の銃ですが、
マルイのエアコキの場合は派手で存在感もあって割りと人気に思えます。
これらの製品のメインターゲットは知識とかではなく見た目で選びそうですしね。
他でモデルアップされていない機種なので、コレクションにと言う人もいるでしょうか。  

Posted by ラスティネイル at 01:53Comments(0)エアコッキング

2018年06月03日

日野筒



所持する火縄銃の中では一番一般的な形状だと思われる日野筒で火縄銃について構成の詳細を書いてみようと思います。
八角の銃身で平カラクリのものです。
各部の名称などは流派によって違いますが、出来る限り一般的な名称を狙います。

まず、火縄銃の構成部品を大きく分けると、筒(銃身、バレル)、台(銃床、木部、ストック)、カラクリ(メカ部、ロック)となります。
筒は鉄砲鍛冶が作り、銃の良し悪しはほとんどこれで決まります。
台は台師が作ります。今の技術で作るには筒より難しいのではないかと思います。
カラクリは金具師が作り、真鍮製が多いですが、鉄製の地域や流派もあります。



火縄銃の火縄から火薬に点火していく部分が火皿、安全装置である火蓋、火蓋を止めているピンが篭棒です。
火皿は大きな丸い部分を大山、篭棒がある小山、点火薬を載せる池、銃身内に火が入っていく火道があります。
火皿の横に立っている金具は雨覆いです。
銃身の方から雨水が火皿に流れないようになっています。
火道から噴出すガスで銃身を傷めないようにという話もあります。
火皿の後ろに煙返しという板がある場合があり、ガスが射手の方に行かないようになっています。





雨覆いは銃身に差し込まれた後に楔で固定されています。
この二つの部品は紛失されていることが多いです。



銃口(マズル)は巣口と言い、照星(フリントサイト)は先目当です。
照星はこの銃のように銀が埋め込まれていることもあり、
先端だけ小さく光っているのを見ると照星と呼ぶのも頷けます。
この銃身は八角で上三面が凹面になっています。
弾を込めるための棒はカルカと呼ばれることが多く、他に搾杖、込め矢、ラムロッドなど。
木製のものが多く、折れることもあり、残っていないものも多いです。
鉄で作られることもありますが、火花が散って点火する可能性も考えると木製が安全です。




この銃身は八角で上三面が凹面になっていますが、
先端付近は八面とも凹面になっています。
銃身は先に向かって細くなっていくのですが。巣口付近でまた太くなっていきます。
その太くなっていく過程で凹面になっていきます。
銃身先端を膨らませている部分を柑子といいますが、
この銃の場合は柑子無しです


銃身下部には銃床に取り付けるための目釘穴が取り付けられています。
これは銃身に入る部分が太くなっていく別部品を入れてから銃身を叩いて密着させて固定しています。
照準も同様ですけどね。


銘は江州日野和田治太夫造之となっています。
どこで、何系の鉄砲鍛冶の誰が作ったかとういないようです。
他に材質や製法、火薬量、シリアルナンバーが入っている場合もあります。
日野筒は特徴があまり無いのでどんなのが日野筒なのか説明できないですが、
少なくともこの銃は日野と銘があるので日野筒なのでしょう。





尾栓は頭が四角くテーパーで、横に穴が開いています。
尾栓は火道のすぐ横まで伸びていて、この銃はわずかで見にくいですが、
先端の火道側が削られて火が入っていくようになっています。
尾栓は固定される向きが決まっているわけです。
また、銃床には尾栓の入る四角い穴があって、しっかり嵌ります。
これは緩み止めを兼ねていて、やはり尾栓の位置が正しくないと入りません。
頭がテーパーなのは組み立て時に銃床に入りやすいようになのでしょうけど、
錆び付いて尾栓を外すときはレンチがそのままでは使えず苦労します。
ネジ部もテーパーになっていて、山の角度が前側と後ろ側で違います。
今でも鋸刃形としてありますが、それとは逆で締結側の方が角度が緩くて力がかかりにくい変な形状です。
でも、火縄銃で山の角度が違う場合はみんなこうですね。


台の筒を固定するための穴は目釘穴、シノギ目などと呼ばれ、金具で補強されていることも多いです。


照門(リアサイト)は元目当です。
溝は非常に小さく見にくいです。



カルカを入れる穴を矢袋と言います。
直径1センチ以下で深さ1メートルぐらいの穴が開いていることもあり、
真っ直ぐ開けるのが非常に難しいものです。
台の下部に背割りという溝が入っていてるので、そこにガイドを入れながら錐で穴を開けたと言われています。
穴あけ後に台を変形させれ溝は隙間が無い状態にしてあるものが多いです。
また、背割りは先端から入っているものと、この銃のように途中から入っているものがあります。
この銃の場合は途中から入った背割りの先端は象牙か何かの骨かで矢形の部品が入っています。
背割り終端には花形の金具が入っています。
その前に矢の形をした金具も入っていますが。


台の後端には芝引金という金具が付いています。
装填は銃を立てて行うので、地面に当たる部分が傷つかないように補強が必要なのです。




銃床には火縄通しという穴が開いていて、真鍮の筒が貫通しています。
木だと燃えてしまう可能性もありますしね。
実際に使う火縄は先端がこんなに広がっていては駄目です。
ちなみに、火挟の火縄が付く部分を貝口、穴を猪目と言います。



火縄消しというのもあります。
窪みに火縄を入れて空気を遮断して消そうと言うわけですね。


カラクリは一番数が多いであろう平カラクリです。
部品点数が少なくて製作しやすく、引き金も軽い一方で信頼性は劣ります。


火挟は蟹の目という出っ張りでロックされます。
この銃の場合は花形のカニ目を隠している部分を疣隠し、蟹ノ目隠し、関金、火挟押しなどと言います。
関金と言うのはこのカニ目のある部品の名称が盗人金なので、関所から来ているようです。
火挟押しと言うのは、火挟がグラついているとカニ目から逃げて上手くかからない時がありますが、
逃げないように押さえることが出来るからでしょう。



上から差してある天井鋲(矢倉鋲)を抜くと火鋏と横鋲が外せます。



矢筈鋲を抜いて後ろにずらすと弾金(毛抜き金、松葉ばね、メインスプリング)が外れます。
弾金を外すことで胴金(バンド)を前に動かせます。
地金の前側は胴金で押さえられているので、
胴金を動かさないとカラクリは外れません。




次に地金鋲を二本抜いた後に、穴はあっても鋲のない穴に棒を差し込みカラクリを押し出します。
この銃は用心金も地金鋲で固定されていたので、この段階で外すことができます。


この状態で地金に残っているのは盗人金(シア)と押金(シアスプリング)だけです。




押金を持ち上げてずらすと盗人金が外せます。
盗人金の溝が台に乗っているだけなのです。


引き金は木の軸で固定されています。
ここだけ何故か木なので、これが折れて引き金がなくなっていることも。
金属で軸が出来ていたり穴の周りに金属の補強のある銃もあります。


これでカラクリの分解は終了です。
押し金を止めている鋲は変形させないと外せませんしね。
カラクリの可動部品は非常に少ないことがわかります。




地金は後ろに行くほど厚くなっています。
また、断面も台形で表ほど厚く、後端も表側が出ています。
こういうテーパーなので鋲で打ち込めば密着するわけです。
ただ、カラクリの入り具合で引き金と盗人金の当たり具合がかわり、
火鋏がかかりにくくなったり、解放されなくなったりします。
この銃もテープを盗人金を巻いて誤魔化しています。
盗人金を曲げて調整してもいいのですけどね。






カラクリだけで組み立てて構成をみるとこんな感じです。

久々にかなり時間をかけた長いき記事になりました。
画像も多分必要以上に多め。
ここまでやれば火縄銃の構成が順番はとにかく大体書けたと思います。
間違いがないといいのですが。
部品の部位ごとの名称なども載せるともっと長くなりますね。  

Posted by ラスティネイル at 03:04Comments(0)古式銃

2018年05月19日

ガンマニアにはなれなかったかな


部屋の整理のため持っている月刊Gunの2/3ぐらいは手放すことにしました。
左から、70年代、80年代、90年代、2000年以降です。
これだけで結構なスペースを確保することが出来そうです。
積んだGun詩を見てふと、ガンマニアにはなれなかったかなと思いました。
まだ、自分のものに出来ていない知識が含まれた大事な資料をこれだけ手放そうというのですから。
個人的なイメージかもしれませんが、マニアと言うとひたすら知識ですよね、物を持っているとかそうではなくて。
物を持っていても知識無しではマニアなんて恥ずかしくて言えないはず。
大学時代ぐらいまでは時間があればネットサーフィンでもして知識を得ていましたが、
結局、有名な銃やトイガン化された銃以外はあまり知りませんし、
有名な銃でも数値とかまで覚える気になりませんね。
ここ十年で出た実銃はほぼ興味すらない・・・
ちなみに、古くても知識は偏食的でAKなんかについての知識も非常に低く、
AKだろうとAKMだろうとみんなAKです。
PSPとP7は別物ですけどね。

コレクターというにも数が段々減ってきました。
一時は300丁以上のトイガンを持っていましたが、ある程度どんなものか把握したら売ってしましました。
古式銃の購入資金になったものも多く、ブログに載せていてもすでに持っていないものが多いです。
それなりに珍しいものは売らずにおいてますが、やっぱりコレクターも数が勝負ですので。

撃たなくなったのでシューターでもない。
鉄砲が好きなのは変わらないですけどね。
ガンファンとして気楽にやっていこうと思います。
オタクでもいいですけどね。
今ではオタクって良く使われていて凄い軽い言葉に感じます。  

Posted by ラスティネイル at 13:02Comments(0)トイガン総合

2018年05月18日

HSc




ハートフォードのモーゼルHScです。
発売前から欲しいと思っていたもので、出来も良いです。
PPKと比べてシンプルなデザインで直線的な部分が多いのですが、
スライド後部やグリップ、スライド上部などの丸いところは凄く丸いです。


特徴的なハンマー。
スパーの出っ張りが小さいだけでなく、コックした後にものが挟まって激発できない可能性も低いです。



マガジンを入れ替えるとホールドオープンからリリースされるメカは凄くシンプルです。
マガジンを挿してないとホールドオープンするマガジンキャッチがあるだけ。
弾が無くなるとマガジンフロアーでスライドがストップし、
マガジンを抜いてる最中にマガジンキャッチが作動してから、フロアーからスライドが解放され、
少し前進してスライドストップにかかります。
その後では空のマガジンを挿しても、スライドストップは下がり、スライドもフロアー後端より前進しているので、
スライドは前進しきります。
特に部品点数は多くなっていません。
むしろ、スライドストップは作動するとトリガーバーと噛み合い、マガジンセフティーの役割もしています。


フロントサイトは溝の中にありますが、リアサイトはちゃんと上に載っています。
なんだか変な感じです。


フレーム下の後部は角が突き出ていて、ここも凄く特徴的。
マガジンキャッチも控えめなサイズと位置ですが、滑り止めはしっかりしています。

前から見たスライドとフレームの噛み合いもシンプル。
ここはPPKと変わりませんね。  

Posted by ラスティネイル at 00:02Comments(0)モデルガン

2018年05月04日

パソコン購入


五年ぐらい前のノートを使っていましたが、性能不足を感じて新しくゲームのできるノートを買ってみました。
グラボはGTX1070が入ってるのですが、前のGTX680Mと比べると驚くほど性能が良くて満足です。
今年からTPSを始めてみてPUBG(バトルロイヤルの撃ち合い)をたまにやっているのですが、気持ちよくプレイできます。
しかし、TPSとかFPSをやり始めるには慣れも反射神経も年齢的にきついですね。(笑)
WoT(戦車)やWoWs(戦艦)なんかはのんびりしていて良かったのですけど。
ちなみに、ノートで性能を求めるのは無知なだけと言うような人も多いですが、
わかった上で買っていますので。


とはいえ、買おうか二ヶ月ぐらい迷っていたのは秘密です。
額が大きくて、PUBG以外で不満が無かったので・・・同じぐらいの額の火縄銃は迷わず買ってしまうことも多いのにと。
火縄銃はパソコンと比べて役には立ちませんが、すでに現役じゃないので、古くなって性能不足になる心配もありませんね。  

Posted by ラスティネイル at 15:09Comments(4)日用品?

2018年05月02日

Vショー


29日のVショーの出店は無事に終わりました。
来ていただいた方々、ご購入いただいた方々、ありがとうございます。


弾丸の付いたダミーカートも売っていましたが、それより高い値の真鍮製の散弾銃用薬莢の方が断然人気がありました。
普通の拳銃弾は持っている方が多いのでしょうか。
12番は古い日本製の散弾銃用の12番黄銅薬莢と海外用(ウィンチェスター刻印)の12番紙薬莢(の真鍮製)を置いていましたが、
どちらも同じぐらいの人気でした。
サイズの規格が違うので共用できないものですが、みんながわかって選んでいるかはよくわかりません。

エアコキなどは持った瞬間に軽さに驚いて戻す方が多かったようで・・・半分も売れませんでしたね。
12番薬莢よりほんのり高いぐらいの値段でしたが。
イベントだとあまり持ち帰りたくないのかもしれません。
懐かしいと言っている方も多かったので、初心者の時の通過点でしかないと言う場合も多いようです。


キノハナさんにコリブリを売っていただきました。
モデリングのプロで、3Dプリンター出力品です。
ワンフェスでも販売なさるそうです。

Garland CG Works
ホームページと
Garland's Gunland
ブログにもコリブリを載せていらっしゃいます。


可動部分があると楽しいですね。  

Posted by ラスティネイル at 14:34Comments(0)トイガン総合

2018年04月27日

29日のVショー 2



Vショーには本体はあまり持って行きませんが、エアコキなどを持っていきます。
モデルガンやガスブロはあまり持っていく予定ありませんが・・・ブースが6FのB3で本部の真正面ですので、
いつもより真面目に物を並べないといけませんね。

旧日本軍の軍票も持っていきます。
残念ながら日本は敗北したので紙幣としては使えません。
同じ額面のペソよりは価値があるはずですが。  

Posted by ラスティネイル at 00:53Comments(0)トイガン総合

2018年04月24日

29日のVショー

次の29日のビクトリーショーに6FのB3モノマニアで出店します。
一年ぶりですね。
普段更新してないブログで宣伝しても仕方が無いですが。


溜まってきたダミーカートを放出します。
9X18mmマカロフ、22ホーネットが少し珍しいところでしょうか。
物によっては高価で横に並んでる安価なエアコキより高いなんてこともありますが、
一般的な弾は他より多少安くして売ってしまいたいところ。



38スペシャルはそれなりにあります。


販売目的ではありませんが古式銃も持っていきますので、
触ってみたい方は声をかけてください。
商品が多いうちは机には載せてません。
リボルバーなんかより火縄銃の方がずっと人気ありますけど、
長くて重くて傷付きやすいので持って行くかは考え中です。  
タグ :Vショー

Posted by ラスティネイル at 01:47Comments(0)トイガン総合